極東不動産の日記

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武士道

2008-12-31 23:14:43 | アート・文化

早いもので、とうとう大晦日になった。今年は、あらゆる点で、まさに激動の一年でもあった。秋葉原事件に見るような社会不安や、リーマンブラザースの倒産、派遣切りなど、百年に一度といわれる大不況と言われる年で、終わろうとしている。今年のニュースを振り返って見ると、日本人の資質が問われる感がある。田母神前空幕長が指摘された自虐史観が、戦後余りにも、長く続いたため、日本人の自信を、しっかり失わせたようである。しかし、今年は2っも明るい話があった。その一つは、以前にも、このブログで書いたが、旧帝国海軍の駆逐「雷・いかずち」艦長・工藤俊作中佐の物語である。彼のことが、今日、配達された20年間愛読している「致知」という購読誌に掲載されていた。作者はジャーナリストの恵隆之介氏である。恵氏の書いた文を、そのまま転載する。標題は、「旧敵に「師」と仰がれる日本人の生き方」というもので、太平洋戦争時、昭和17年・スラバヤ沖海戦で、撃沈されたイギリス艦船の漂流者・422名を救助した帝国海軍の中佐の物語である。小さな駆逐艦に、乗員220人の2倍近い将兵を、乗艦させた上に、敵兵である彼らを、ゲストとして厚くもてなしたという話である。この事実は、最近まで誰も知らなかったという。恵氏が必死に調べて、報道したものである。それによると、救助した英兵(英国海軍士官)の中に、フォール卿がいた。仔細は、致知誌に譲るが、フォール卿が、工藤艦長の顕彰会に参列した時、述べた言葉「武士道とは、日本人の道徳の規範だった。そして戦いにおいては、勝者は敗者の健闘を讃え労わることが、武士道の基本である」と。恵氏は、述べている。工藤中佐の生涯は、今の日本人が失った武士道精神、誇りそのものと。さらに、これを今回、旧敵英国海軍士官によって、逆に日本人が教示されたと書いている。現在、大不況だ、どうしよう、困ったなどと、大騒ぎしているのは、情けない気がする。320万人といわれる、あの大戦の犠牲者の上に、われわれ国民の幸せが成り立っていることを、思わずにはいられない。その二は、1230日の産経新聞3面に載った記事だが、「日本軍医の美談」削除という題で、NPO法人(日本語教材)編集教材から、中国側によって、削除されたこと。(あの長崎で原<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock></shapetype><shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 133.5pt; HEIGHT: 48pt"><imagedata src="file:///C:Users岩瀬AppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.emz"></imagedata></shape>爆に被爆しながら、多くの怪我人を治療した永井隆氏の話である)1929年に、軍医として、中国に渡り、一年間で4000人の中国の人々を助けたそうである。この話を中国側が削除したことである。この教材は、来春、韓国・台湾では、削除されずにそのまま、出版されるとのことである。この二つの報道を見て、勇気を貰ったのは、私ばかりでないと思うが? 大晦日によせて~

恵隆之介著「敵兵を救助せよ!」(草思社)「海の武士道」産経新聞出版の購読をお勧めしたい。


年の瀬と表彰

2008-12-26 23:09:10 | 業務日誌

温暖化のせいで、今年の冬は暖かい日が続き、仕事がし易い等と、勝手な事を言っていたところ、今日、今年はじめての大雪が、どっさりと降った。全国各地では、大混乱したようだ。我々田舎(農業者にとって)に住む者には、寒い時に寒くないと、地中(畑・田圃)の虫が死なず、農作物に大きく影響がある。また、スキー場も、スキーが出来ずに困る。この大雪で、ホットしている面もある。年の瀬もおしせまった今日、F署より警察活動への協力についての表彰を受けたが、有難いことである。300人近い署員さんが居並ぶ中で、感謝状の贈呈が行われた。署長様自らの授与には感激した。この寒空の中で、日夜休みなく、市内の治安と安寧を守る、署員の皆様の労苦に比べ、それほど貢献もしてないのに、申し訳ない気がする。夜9時のニュースでは、85000人も職を失う人が出たり、又、景気も悪くなる一方で、治安面での心配も、感じられる今日この頃、署員の方々へ励ましたい気持ちと、警察活動各般への理解と、協力をせねばと決意を新たにした一日でもあった。




フルスイング

2008-12-25 23:32:12 | 日記・エッセイ・コラム

アンコールドラマの題名である。昨日から再放送された、NHKのドラマでもある。昨日から夢中で見た。素晴らしい先生がいるものだ。40年間、プロ野球のコーチを務め上げ、高校の教師となった人で、その生きざまには、心から教えられる。人を活かすということすら出来ず、平凡な生活を送っている自分には、反省させられることばかりである。生徒(相手)の立場に立っというか、上からでなく、生徒の位置まで降りて、一緒に考え、一緒に悩み、一人一人を、それぞれ向上させる先生の姿は、人間のあるべき姿の理想像でもある。59歳という若さで、常人の為し得ない仕事を、なし遂げて天国へ旅立っていった。高林先生は、実在の人(門田コーチ)のモデルであり、多くの人(選手や生徒)が、先生によって、人生を生きる指針を学んだことだろう。多くの人の心に、生涯忘れ得ぬ教訓を残したと思う。最後の授業での気力という言葉は、われわれにも、指針としたいものだ。感動を与えられた物語である。

 




昨今の不動産事情

2008-12-23 16:29:42 | 社会・経済

最近の不動産事情は、賃貸にせよ、売買にせよ、決まりずらくなった。先月、東京で、全国からの業者の集まりがあった。各地からの参加者の情報でも、全国どこも、いいことなしの状況である。当地でも、土地・戸建も、マンション等、成約するまで長い期間がかかる。そして、価格も時間の経過とともに、下がる傾向がある。我々も、この辺が底値かな? と感じる頃、同時に、二人も希望者が現れて、慌てさせられる。不況のせいで、お客様も、慎重になったことと、ネットのせいで、選択肢が広がったことが原因かも?

賃貸も、売買も、選択権が、完全に消費者に移ったせいでも、あるのだろうか?この傾向は、ますます、強くなるのかもしれない。また、国民所得が全般的に下がっているので、低価格の傾向が出てきている。住宅会社なども、住宅販売に、工夫を凝らしているようである。土地が500万円に、建物1500万円と、2000万円以内が、成約し易いとのことである。不景気は不景気なりに、対応している。今日の産経新聞に、日本を代表するあのトヨタでさえ、1500億円の赤字、創業以来、初の転落という、産経新聞(12月23日付)の記事には驚いた。我々も毎日の記事に、一喜一憂することなく、毎日の業務に励むほか、ないのかもしれない。

 




休日と吾妻屋

2008-12-21 19:43:28 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、しばらくぶりの休日である。先月のベトナムへの視察旅行や、3回の東京出張など、激務が続き、とうとう、風邪をひいてしまった。若い時と違い、体力も元に戻るのに、時間がかかる? そこで、家内と高湯温泉へ出かけた。紅葉も終わり寒々とした光景が、高湯温泉まで続く。温泉に近くなると、鼻に、ツンとくる硫黄の匂いが漂う。                                                                      私共は、秘湯めぐりをしているので、その一つである吾妻屋に一泊した。この宿は、少人数の宿泊客きり、とらないので、とても家族的で、落ち付く。女将さんの接客も、実に細やかで、親切な対応ぶりでもある。また、ご主人は高湯の湯守として、温泉の管理に、気を配り、快適な温泉の維持に努めている。時折、新聞・テレビにも出る有名人でもある。私たちの気に入っている宿でもある。高湯温泉は、天然硫黄成分が高く「東北の草津」と言われるほど、名湯として、知られている温泉でもある。標高、約800mの高地からは、福島市内が一望でき、ここから見る夜景は素晴らしい。今頃は、雪がしんしんと、降っている筈なのに、温暖化の影響からか、雪がまったく無く珍しい。吾妻屋は、料理も新鮮で、美味しく、堪能させてくれる。是非、お勧めしたい宿でもある。百年に一回の大不況とか、日本全国での非正規社員のリストラ、若い人の殺傷事件など、閉塞感が全国を覆う中で、ストレスが溜まっている中で、今夜は、暫くぶりに、至福の一夜を過ごさせていただいた.

吾妻屋の電話番号を紹介しよう。024-591-1121番