今日は、お盆の初日である。毎年、恒例である菩提寺へ家族と共に、お墓参りをする。ご先祖様を、お迎えする為である。さて、今日、お寺にて、次のパンフレットを見つけたので、ここに、引用する（文・服部 松斉氏）「私たちも、先祖や亡き肉親と、一緒に集まり語り合う機会を、年一度持っている。盂蘭盆会（うらぼんえ）がそれである。ご精霊達は、子孫のところ、懐かしい我が家に、帰ってきて、共にご馳走をたべ、心の交歓をして、やがて冥界に戻られる。うらぼんえは、おおらかな、心の世界である。理屈も何もない、無邪気で、素朴な心が、この行事を、生み出したものであろう。童話の世界、民話の世界と言って良い。しかし、何とこの潤いの大切なことか。これは、服部氏の文章の一部であるがーーーー。
頻繁に、報道される子供の自殺や、様々な事件の連鎖にも、関わらず、多くの人々の、民族大移動とも言うべき、故郷への里帰りを見て、私は、日本人は素晴らしい民族と思う。ゆっくり、親御さん達と交歓したり、子供は、大自然に触れて、活力を養って欲しいものである。お盆にあたり、思う次第である。