極東不動産の日記

福島市の賃貸ならアパマンショップ福島中央店、売買物件も豊富な福島市の極東不動産へ

経営の心構え

2008-08-31 22:18:44 | 業務日誌

暑かったり、寒かったりと、気候変動の激しさを、体感した8月も、やっと、今日で終わった。更に、追い打ちをかけるように、昨日から、土砂降りの雨である。次々と、テレビでは、全国の被害状況が、報道されている。夏には、今までも、何らかの気象変動があったが。こんなに酷いものは、初めてであろう。 被害に遭われた方々の、一日も早い復旧を祈りたい。

さて、私は、会社では、日経と民報紙を読んでいるが、配達されると、一番先に、目が行くのが、北方謙三氏の「望郷の道」と、「私の履歴書」である。北方氏の小説に、出てくる主人公は、戦前の凛とした日本人を連想させ、共感が持てる。更に、「私の履歴書」には、電通最高顧問の、成田豊氏の回顧録が掲載されている。今日で、最終回となったが、その中に、出てきた言葉を紹介したい。「日経紙40面・文化欄より引用」  

それは、「富士登山」という題で、電通中興の祖である、故吉田秀雄氏の言葉である。同社では、敢闘精神を養う目的で行う、毎年の富士登山に際して、登山者に対して行う、訓示の言葉である。

「登りはじめたら、決して頂上を見上げてはならぬ。周りも見ないことだ。足下だけを見て、進めば、いつの間にか、頂上に着いている。もし見るなら、太陽を仰げ。俺は、あそこまで登るのだと」

何という素晴らしい言葉であろう。経営の頂点に達した人の言葉には、深く、又、重みがある。会社を経営する立場にある方の指針になると思い、引用させていただいた。


地球温暖化

2008-08-30 22:59:30 | アート・文化

私の住む福島県は、果物の名産地である。特に、県北地方では、桃が有名である。早生では、「ぎょうせい」「氷川白鳳」など。最盛期では、「あかつき」が美味しい。特に今年は、日照り続きで、甘く、好評であった。そして、最後の品種は「川中島」で、桃の季節が終りとなる。ところが、「川中島」の収穫時には、雨ばかり続いたので、甘さが少なく、不味いらしい。今日、そんなことを、桃屋さんが、言っていた。それほど、今年の天候不順は、影響が大きい。我々は、太陽の恵みに、如何に、恩恵を受けていたかが分かる。それもこれも、温暖化のなせるわざとも、言っておられた。もっと、具体的に言うと、温暖化が北上していることである。

このことは、農産物だけでなく、あらゆる面で、如何に、温暖化が進んでいるか? 房総半島の先端では、今まで、見られなかった熱帯魚が、うようよいるらしい。漁業資源も、北上していることは、間違いないようだ。

夜、偶然、テレビを見ていたら、スイスでも、温暖化が進み、高地のベルリナという駅から、5分のところで、氷河が見られたのに、一時間以上も、歩かないと、観られぬほど、氷河が減少しているとの事。このまま、進めば、2060年には、氷河が無くなる? 人類も、真剣に考えざるを得ないのかも?温暖化の研究のための遠足で、スイスの子供達も、真剣に考えている姿を、テレビは映し出していた。どうする大人たち?


ゴルフ場異聞

2008-08-29 22:52:30 | アート・文化

このところ、毎日のように、異常気象が続いている。全国で、豪雨による災害が、連続して報道されている。人間サマの自然への反逆に対し、神様の懲らしめだろうか? この日記を書いている最中にも、カミナリと豪雨で、舗装された道が、あっという間に、川に変わる。今年は、次から次へと、災害のオンパレードで、うんざりする。

原油高が報じられて久しいが、それをキッカケにして、穀物や食品の値上げが、相次いでいる。家計を預かる主婦層も、大変だろう。それに加えて景気も、恐らく低調のまま、推移するだろうと予測される。昨日、友人が、ヨーロロッパへ行ってきた。パリでは、コーヒー、一杯が、2500円との話には驚いた。それだけ、円が下落したことを意味する。ドルに対しては、それほどでもないので、気がつかないが、その他の通貨に対し、日本円の価値が下がったのである。私は、由々しきことと考える。

それは、ともかくとして、全ての物価が上がったのは、事実であるが、下がったのもある。それは何か? ゴルフの使用料金である。今日、当社に来られた方よりの情報である。この不景気に、誰がノンビリ、ゴルフなどを?残念ながら、日本人ではなく、中国人や、韓国人らしい。日本のゴルフ場は減価償却が終わり、また、バブル時の整理で、経営者が変わったことが原因らしい。中国では、とてつもない富裕層が多数、生まれている。ゴルフ場の開発開業には、凄いお金がかかると同時に、開発にも相当な日時と、技術を要するらしい。そこで、ゴルフ料金の安い福島には、多くの中国人が来て、ゴルフを楽しんでいるとのこと。中国より、日本の方が、はるかに、安いのが原因らしい。

この話には、ビックリさせられた。ジャパンマネーが、以前、世界を席巻した勇気を取り戻し、もっと元気を出して貰いたいものだ!北京オリンピックで、金メダルを取った選手のように?


野地温泉と研修会

2008-08-28 17:40:15 | 業務日誌

昨日は、同業の会社さんと、野地温泉で、交流研修会を開いた。この温泉は、標高1.200mにあり、東北の代表的美湯の一つに数えられ、乳白色の温泉で有名である。6っの風呂(湯巡りでも有名)があり、楽しい。澄んだ空気と、雄大な山々に囲まれ、疲れた身体を癒してくれる。深夜まで、デスカッションした後の温泉は、何とも言えない。効能は、婦人病・胃腸病・神経痛その他に効くという。三年前に、新湯脈が発見され、湯量も豊富で楽しめる。

さて、○県のT不動産は、仲介では、フランチャイズでの日本一を誇る。M社長の指導で、社員も、120%の能力を発揮している様は、羨ましくもあり、当社も、見習う事が多い。現在、全国では、どの業界でも、閉塞感に襲われており、又、この不況も更に、続く様相を呈している。建設・不動産は、何時、何処が、どうなってもおかしくない中で、凄い、数字を上げているこの会社には、敬服する外ない。

大変、元気をもらった一日でもあった。そして、まだまだ、我々も、努力・研究が足りないと、痛感させられた事でもあった。


オリンピック雑感

2008-08-26 22:38:26 | スポーツ

長い?「北京オリンピック」も終わり、ようやく、普段の生活に戻った感がある。激烈な競技の優劣は、本当に、紙一重と私は思う。勝利に酔う選手、思わぬ敗北に涙する選手など、大会期間中、様々な場面を見てきた。ギリギリの極限の中で、明暗を分けるもの---それは何か? 私は、ある出来事を、思い出した。

それは、平成18年6月のある日、サッカーの国際試合、前日のことであった。「日本一への道」と題して、全日本バレー部監督K氏の講演会が、F市で行われた。彼は日本一を、何度も達成した、名監督でもある。素晴らしい講演の内容に、強く、感激させられた。そして、「日本チームは、明日、勝てないだろう」との講演会最後の言葉には、ビックリさせられた。夢中で、日本チームを、応援していた矢先であったので、同監督の意図を計りかねた。

彼は、こんな事を言われた「良く見てご覧、国旗掲揚の時の、選手達のだらけた姿を?日本チームのなかで、ただ一人、胸に手を当てて、日の丸に対し、敬意を表していたのは、外国から移籍してきた選手一人のみ、であった。他の外国にチームは、殆ど、母国の国旗に対し、胸に手を当てて、国歌を歌って居るでは無いか!

K監督が言われるのは、「人間力(人格力)を高める事」の大切さ、であった。そのことが、最後の、最後の土壇場(髪一重のところ)で、生死を分けると強調された。私の愛してやまないサッカーチームの皆さん、このことを、頂門の一針として、受けとめ、最強のチームづくりを期待するものです。4年後のロンドンでは、金メダルを祈りたい。頑張って下さい。脱線したが、つい、礼節の大切さを、オリンピック競技中に、2年前の出来事を、つい、思い出した事でした。