NC700が新発売となったとき、メーカーさんのご厚意で初めて乗ったデュアルクラッチトランスミッションでしたが、
その時は時間の都合でしっかりと乗り込むに至らず
その後NCシリーズ以外にも設定モデルが増えていくもののなかなかご縁がなくて、
そのプログラムが随分と進化していることを確かめることができずにいました。
僕も含め、高齢化によりライディングが思いのままにならなくなってきた時、
ライディングをアシストしてくれる機能についてはそれが将来への心の支えになるのではないかと期待はするのですけど、
ただ楽ができるだけのものでは面白くないし。。。
オートでトランスミッションのギヤが切り変わることで楽しくて安全な走りを支えるものでないといけないと思うので、
当方所属となってすぐのNC750XDCTの試運転ではそれこそ端から端までの操作方法で試してみました。
当然のことながら比べたくなるのは最近のスポーツバイクに常設となりつつあるクイックシフターですが、
そちらとは仕組みも制御も違うし目指しているところも違うのだろうと思うので、
僕にとってはどちらが優れていると言うものではありません。
初めは時間のない中、バタバタとヘルメットを被って乗ったのだけど、これはアジャスト機能が豊富なので
操作方法を理解しておいていろいろな乗り方で試さないと、
ただの「楽ちんバイク」で終わってしまうようなのですぐに出直してオーナーズマニュアル拝読 (^_^;)
パワー、トラコン、エンジンブレーキ、使用回転域のレベル調整をしながら
あとはそこへスロットルの急開と急ブレーキとコーナーリングの操作を与えると
「おーそうだそうだ」と言うタイミングでシフトのアップダウン。
さらに要求したければ左手のスイッチ操作で任意で追加することも可能。
オプションのシフトペダル(スイッチ)も付けてしまおうかなんて企てていましたが
今それ無いんですね~残念。。。
慣れてくると普段のマニュアル操作にかなり近付くことができました。
ホンダにはクイックシフターのスポーツバイクもありますけど、
このDCTのブラッシュアップにも引き続き取り組んでほしい。
声高なジャーナリストさんのYou-Tubeなどを見るより
僕にはシフトチェンジの流れに賛同できますもんね。
ただUターンだけはちょっと苦労します。
絶対にエンストしないことを信じることとDCT流を編みだすこと…ですかね。
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