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プラグ交換

2013年11月23日 02時45分06秒 | メンテナンス

納車整備中のR1150RTは 後期モデルのため 「ツインスパーク」になっています

Cimg5802
従来型同様 シリンダーヘッドの ど真ん中に1本と

ヘッドの下方からの1本で 1気筒あたり2本のスパークプラグで構成されています

イグニッションコイルは独立していて エンジン負荷とスロットル開度により

お互いの点火タイミングはずれて 位相していきます

燃焼効率によるパワーはもちろんですが ノッキングや排ガスの清浄化への対策のため

高度に制御されているところです。

高年式の車両では センサーとプログラムで どのようにでもできる といったところでしょうか

Cimg5803
一方 こちらは BROS 

ツインスパーク と言うより 「ツインプラグ」 と呼ぶべき

黄色いハイテンションコードをたどっていくと ひとつの同じコイルにたどりつきます

そうです まったくの同時点火で 1燃焼室に火種が2ヶ所あるにすぎません

もともと シングルスパークのエンジンを 内燃機加工により

ツインプラグ化するチューニングも さすがに点火タイミングを位相させるところにまでは至らないので(ウオタニさんならともかく...)

圧縮比と点火タイミングについては 用心しないといけません

実際このBROS ピストン交換によって ハイコンプレッション化していまして

ノッキング対策のため 既にレギュラーガソリンは使えません

そんな仕様ですから あの強烈な SP-2のイグニッションコイルを

ノーマルの点火タイミングでは使えないので 泣く泣く使用を断念しました(10年前の話)

点火タイミングを相対的に 「遅角」できる機能(車種専用のフルパワーキット)が必要だったわけです。

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