R1200STに装着していたタイヤ。
さすがにもう新しかった時ほどのパフォーマンスを期待することはできませんが、
ハンドリングなどの走行フィーリングに大きな劣化を感じることも無く、それなりに摩耗したトレットを見ないですむのなら
もう少し「楽しく」乗り続けることもできたのではないか…とオーナーさんに言わせたミシュラン「パイロットパワーGP」
この時点で4000Kmほどの走行ですから、この性能と耐久性の両立は素晴らしいものだとオーナーさんは絶賛!
まだ使ったことの無い僕もそこは同感。
タイヤやサスペンションなどはライダーの乗り方や好みによって評価やセッティングは様々だと言われますが、
コチラのオーナーさんとはバイクについては一緒に走ることも多くて、その様子から乗り方も好みも分かっているつもりですから
タイヤの感想を聞けば、それはその通りなんだろうなと思っていいのかな…と (^_^;)
パワーGPはこれまでに使ってこられた様々な「同クラス」のタイヤの中でも
ひときわ高評価でとても満足なタイヤだったようですけど、だからと言って繰り返し使用することはせず
敢えて他メーカーの同クラスモデルを使うこととなりました。
こちらのお客さん、ここ最近では交換を終えるとすぐに走り出し、早々に皮むきを終えてからもなお
ある程度の距離と様々なステージを走って、タイヤの印象をつかんでは僕に報告してくれると言う
なんともタフで生き急ぐ行動パターンで一発目からタイヤを消耗させてくれます。
勿論、無駄にタイヤを消耗させるようなことはしませんが
折角の最先端テクノロジーなのだから、摩耗を気にしてもですねぇ。。。と
割り切っておられます (笑)
お店のスタートが18時をまわっていたので、夏至の頃とは言え日没まではあまり時間がないだろうなと思って見送りましたが、
送られてきた画像では豊北町の田耕あたりまで北上している模様。
この後左折でやや路面に凹凸はあるけど、脚に信頼が置ければかなりのハイペースでイケるルートや…
ココなんかは普段でしたらすき好んで走ることもないのだけど
タイヤに意地悪したのでしょう。
使ったことは無くてもイメージや評価はネットでいくらでも引き出せるけど、
このお客さんも僕もそこを見ることはありませんから
このピレリ「ロッソコルサⅡ」の評価(いや感想)は勝手な僕たちによるもの。
専門用語のない抽象的表現で万人向け説得力はそこにはありません(そんなのってあるのかな^^)
バイクの操作方法が確立されているとするならば、タイヤの評価は個人のもので好きにやっていいと思います。
そこのところはともかく、比較できるライバル商品たちがあって、そこから選んでアレコレ楽しめることはありがたいことです。
とくに現行のハイパフォーマンスタイヤは優劣だけで振り分けられることは無く
どのモデルもNEWタイヤで走り出す喜びはひとしおですしね。
だからこれからも良いタイヤの開発を複数メーカーさんに期待するばかり。
日没直後に再来店、フロントカウルには虫ビッシリ。
一般道ですから当たり前ですけど、転ばないこととぶつからないことと人に迷惑を掛けないと言った絶対条件の上で
ひっそりとスポーツライディングを楽しんでいらっしゃる、どノーマルなR1200ST。
オーナーさんの手入れも行き届いていて、好調を維持しているからこそのタイヤ。
タイヤメーカーさんにとっても素敵な消費者に違いないと思います
ご利用ありがとうございました。
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