goo blog サービス終了のお知らせ 

クロキライディング

いつだってバイク

マキシスクーター

2017年11月19日 00時00分21秒 | バイク


ローダウンキットを使用して足付き性を向上させることはよくありますが

今回のキットはサスペンションリンクロッドの長さを変更するものではなくて

前後共にスプリングを交換するもの。



等ピッチのバネを不等ピッチのものに交換

空車の時はそれほど変化は無くて、ライダー乗車により荷重が増えるとバネレートの低い部分がスタンダードよりも多く沈み込んで

足付きが良くなるということですね。



空車状態で車高が下がるとサイドスタンドでバイクを置くと車体の傾斜が小さくなってしまい

チョットしたことでバイクが右に倒れたりするので、サイドスタンドの長さを調整する必要があるし

メインスタンドをかけるのも仕事量が大きくなりスタンダードで上げられていたものもローダウン後は上げられなくなることもあります。


僕は仕事でバイクを扱うので、一応これまでにメインスタンドを上げられなかった経験はありませんでしたが

過去にいちばんチカラを発揮したのは、バンクなんてほとんどできないんじゃないか(車体を擦るので)くらいに激しくローダウンされた250CCスクーターのリヤタイヤがパンクしたモノ

スタンド無しでも倒れもしないくらいのところから渾身の力でメインスタンドを立てると地面ととリヤタイヤのクリアランスの大きさに驚き

つい今しがたの我が仕事の大きさに納得(この重さ…)

まあコチラはローダウンの目的が違うところにあるようですから…


そこからするとコチラのローダウンキットは良くできていて

その点でネガになっているところは極めて少ないように思います。



「C650GT」発売当初、ディーラー様の試乗会で乗らせてもらって以来の試運転



エンジンフィーリングと変速フィーリングにハンドリングなどなど


他車と比較するならば、BMWとして見るのか大型免許が必要なビックスクーターとして見るのか

いろんな切り口がありますね。

スクーター経験 少なくはない身なのでよい比較ができました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パワーRS

2017年10月06日 11時57分41秒 | バイク


今週末はどうやら晴れるみたいで,嬉しいことに今回の予報はブレませんね。



高速道路を含むロングツーリングには向いていないような640DUKEですが

風圧を除けばスピードを出すことには何の不安も不満もありませんし

そのイメージどおりにタイトコーナーでは勿論のこと

ハイスピードコーナーの気持ちよさと気楽さはやみつきになりました。



僕にも初めてのパワーRS

これまでの「α13」よりも全体的にボリュームが少なくなって…いや160は本来この太さ(見かけ)でしょう

細くなって嬉しいなぁ

細いタイヤと低くない重心…これもいいです 高評価のRSもたのしみですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

販売終了

2017年09月01日 15時56分07秒 | バイク


ちょっとシックなイメージのVTR250スペシャルエディション

かなり時間の開いたリターンライダーさんにはピッタリだと思っていたところに、本当にそうなりまして

久しぶりの新車でもありまして喜んでいたのですが…



販売終了(もう造っていない!)だなんて

すごく残念…です (*_*;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やばい

2017年07月30日 00時13分25秒 | バイク


在庫は永かったけれど、本来の走りが楽しめるようメンテナンスを続けてきたホーネット600S

パワーも丁度よくてハンドリングも軽快で…なんてイメージをもたれるんでしょうけど

そのとおりです。



それだけならただ乗り易いバイクと言うことで片付けてしまわれるかもしれないのですが

扱い易いほどにライディング操作に集中し没頭することができるので

バイクそのもの以上に自分の操作を楽しむことができて、確かな操作を身に付けていさえすれば

それはもう十分にマニアックなんだと思います。



久しぶりにコンディションの整った600Sを走らせてみて

これはやばいな と思いました。

最近の若い人は「やばい」と「カワイイ」である程度会話が成立するそうですね (^_^;)



バイクもそうだけどこのパイロットパワー2CTにも感心します

丁度このホーネットが現行モデルだった頃と同時期にこのタイヤも人気でしたね


やっぱり またしても当時よりも今のほうが好印象なちょっと前のバイク

自身が進歩したのか衰えたからなのか…わかりませんけど


永い付き合いでしたけど遂に納車完了

楽しんでくださいね (^.^)




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツインショック

2017年07月14日 08時43分37秒 | バイク


以前より海外からのメールで作業依頼をいただいていました

海外勤務からの帰国に先立って、出国時ご実家に残していかれていたBMWを新規登録とのこと



下関の滞在は1週間…



事前にバイクの状況をしつこくしつこく聞き取りさせていただき日程の調整をしていましたが1週間ではかなり不安でしたので

無理を言ってオーナーさんご不在で前倒しにて車両を引き取ってきました。



ブレーキが激しく引きずっていたものだから、軽トラに積み込むにはご家族にたいへんなご協力をいただきました (^_^;)



30年以上も前の機体ですから見るべきところはたくさんあるのですが、幸い最終メンテナンスとみられる東京の正規ディーラーさんの作業明細を残していらっしゃったのでそれも参考に

時間内に僕ができることでなんとかなりました。



勿論車検は一発合格でなくては

出直し再検になってしまうと納期がアウト



緊張しつつも車検は合格… でも海外に移られたうえに日本国内に複数の住民登録を残されていると登録がややこしくなるのですね

よい勉強になりました。



OHVのツインショックモデルは僕もそれほど乗った経験はないのですけど

僕にとって馴染み深いモノレバーモデルとは給排気が違えば圧縮比も高いので

確かに歯切れよくパワフル このツインショックモデルに拘るファンの人も多いのもわかります。

体感的に減速比やハンドリングはさすがに高年式のモノレバーのほうが馴染みやすいなど、それぞれにいいところがありますね。





週末 東京までの帰還

トラブル(予想外の)無しで楽しんでください。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長期…

2017年07月09日 20時19分10秒 | バイク


これまでなかなかご縁がなくて、長期在庫となっていた車両

当初は大型バイク「で」デビューを…とお考えのライダーさんにピッタリかなー などと考えていましたが

そんな堅実な思いは理解してもらえず「排気量中途半端」の一言であっさりと却下の繰り返し(とは言え商談は数えるほどもありませんでした)



それでもお買い上げいただくことになったのはイメージと大きく違っていて、永いお付き合いの車歴豊富なお客さん(いやお客様)

在庫中 コンディション維持のために定期的にエンジンを回しているなかでクロージング側のスロットルケーブルが切れていたのはわかっていたので

勿論クローズとオープン両方を交換するのですが、結局キャブレターを取り外すことになったので

べつに不調ではなかったけど、確認と予防のためオーバーホールとシール類の全交換



9割以上の溝を残していたタイヤも硬化しているのでドライブチェーンと共に交換



新オーナーさんの使用状況も考えてフロントフォークをオーバーホールするためフォークを抜くと

ステムベアリングまであと一歩



雨続きで作業予約が延期になったこともあり

さらに進んでグリスアップと組み直し完了。





国内仕様ゆえの制限のひとつ

ココとそれ以外のところ一通り開放することになりまして

最大出力はかなりアップしますが、中低速のフィーリングがどうなるか楽しみと言うか心配と言うか (^_^)



グリップラバーを新しくするとライディングフィール向上

磨耗していなくてもラバーが新しいことに意味アリ

なんとなくご自分のバイクにマンネリ感をおぼえたらココ換えてみるといいかもしれません

僕はスタンダード派で、新しければどれでもいいけど

NSR,BROS,ホーネットなど当時モデル共通のこのグリップが好みです。




なかなかお呼びのかからなかったので外観は少し進んでしまったけれど

全然中途半端ではない好性能は健在

走らせるの楽しみデス。





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型

2017年07月05日 06時58分37秒 | バイク


現行モデルの「F800R」ようやくお目にかかれました。

僕が走らせる程度でしたら前モデルの正立フロントフォークで何の不足も無いのですが

ブレーキキャリパーの変更もあり、そのストップフィーリングはさらに強烈…だったり



「ESA」電子制御サスペンションや「ASC」トラクションコントロールが搭載されたりと

購買意欲をそそられる変更はあったのだけれど



パワーとハンドリングのバランスとブレーキやシフトのフィーリングなど相変わらずの心地よさ

僕にはもうそれだけで十分なんですけどね







F800Rに限った話ではないけどこのようなラベルの数値はあくまでも参考程度に考えておくべきです。



試運転の日はお天気もよくて外気温表示は34.5℃

エンジンの熱気はそれほどでもないのだけどメインフレームのツインチューブに伝わる熱は

バイクに密着するのを拒みたくなるほど…

ライダーの平均年齢が高くなっているせいかこれから暫くはシーズンオフなんて声が聞こえてくる反面

寒い冬でも走る人が少なくないのも寒さ対策の装備ををいとわないゆとりの世代のライダーさんが多いからではないでしょうか。





「BMWらしさとは」 と問われると…  はて?なんでしょうかね~と

正直に正直に答えるとそうなります(近年ラインナップが幅広く充実してきてなおさら)

もう少し扱いづらいところでもあればそこを突いて大袈裟に語るのに (^_^;)



それにしても怖さの少ないバイクですね。

メーカー問わずでも選ばれし (^_^)







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショベル

2017年06月25日 07時17分58秒 | バイク


僕が初めてバイクショップの従業員となったとき、既にそちらのお客さんだったショベルヘッドのローライダー

以降、数年に一度こうして目覚めさせる仕事をさせていただいています。

勿論、車齢10年を越えて車検の有効期間が1年間だった時期も過ごしているわけですが

30数年間も所有していらっしゃるのにオドメーターのカウントは僅かなものです (^_^;)




もうこのケーヒン製のバタフライキャブレターも開けたの何度目になるんでしょうかね。



それでも救いだったのは、このFUELタンク

もともとメーカー出荷時から内側にコーティング施工がなされていて

これまで何度も変質ガソリンを蓄えたのにコーティングの浮きやサビの発生はありません。


一度サビてしまったタンクのコーティングは、やるのかやらないかを慎重に検討するべきだと思っていますが

新しいタンクに完全にコーティングできたなら、それはもう立派なことだと思います。



毎回、燃料系以外に実施する作業はすこしづつ違うのだけど

ここでもオーナーさんと僕との温度差が出ないように作業項目は都度打ち合わせしながら進めることになります。

とは言ってもハーレーのしかもショベルをとことん掘り下げる経験も知識も乏しいので

そこは普通にバイクとして…ですかね



そういえば「SP-2」 発売開始早々に装着させていただいて

旧車ビックツインにとても良い効果をもたらしてくれることが実感できて喜んだのを思い出しました。



今回は4年ぶりに乗ります

トランスミッションが4速しかなくてかなりのワイドレシオ

市街地では1速のみ…で たまに少し2速に入るみたいな

このように使い勝手が道路事情などに合っていないことが沢山あっても、逆らわずに乗っていれば

そのうちに感覚が馴染んできて、なんだか笑えてきます

走る曲がるはそれぞれに楽しいものですね。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原点

2017年05月30日 21時34分47秒 | バイク


キャブレターの最終型のVTR250

これからバイク生活を始める女性ライダーさんに乗ってもらえるといいな

なんて思っていましたが…

やっぱり思惑どおりにはいかず、男性のお客さんに思いっきり使いこなされることになりました (^_^;)



もともと変更されていたローダウン用のエンドアイ

オーナーさんには必要ありませんし、姿勢を変化させたままでは本来のハンドリングではなくなってしまうので組み替えます。

スプリングのプリロードも不足するに違いないので少し強めにかけておきます。





VTRの(数少ない)少し残念なところは、普段の使用でプリロードを変更しようなんて気にはとうていならないリヤショックユニットのレイアウト





これから先の使われ方を考慮して

フロントフォークもオーバーホール&仕様変更(なんて高度なレベルの話ではありませんが)




VTRもFUELインジェクションになって久しく

キャブレター車は全般的にコンディション低下の車両が多くなっていますので

「さすがにお奨めされるだけのことは有りますね」と思っていただけるところまでは仕上げておかないといけません。




何もスゴイところは無いけれど、真剣に走ればバイクのせいにする事無く自分のライディングと向き合えます







これまでの車歴を振り返ると「何故VTR?」と周りから言われるかも知れませんね

そのようなことはまったく気にされることはありません

きっと楽しんでいただけると思いますよ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GPZ1100

2017年05月27日 06時02分29秒 | バイク


燃料系が復活したGPZ1100

続いてはバイクとして全体的に印象を悪くしているフロントブレーキの引きずり

意図的に操作として自ら加えるならいいのですが、ブレーキを開放していても少し引きずっていると言うのはNG





そこはオーナーさんも感じていらっしゃっていたので、迷わずオーバーホールとなりました。





ブレーキの入力と開放のメリハリがハッキリしていることと

幸いステアリングヘッドの動きが良好(分解してみたわけではないけど体感で)なので

安定性と軽快さが両立している感じで、ならばとアレコレ試してみますが操作にバイクが応えます (^_^)



電子制御なんて勿論、排ガス対策だってあまりなされていない世代ですし

キャブレターにスロットルポジションセンサーも持たないシンプルな点火時期の進角特性からしても

国内販売されていたGPZ1100は最大出力を求める方向ではなかったのでしょう。





良い意味での旧さとバイクとしての能力

コンディション次第ですけど

今あらためて乗ってみると、90年代のモデルには魅力的なバイクが少なくないのですよね



最新のスーパースポーツに乗ると自身の退化を感じるけど(視力とスピード感がついていかない)

ちょっと前のモデルに乗ると進化を感じる(バイクをわかってあげられるようになっている)


それはともかく、試運転が気持ちよかったのは5月らしい爽やかな気候だったから…だけではなかったようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする