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クロキライディング

いつだってバイク

カーボンカーボン

2025年07月02日 20時58分42秒 | メンテナンス

今やスーパースポーツモデルの定石装備になってきたウイングレット。

ネイキッドモデルのM1000Rにも。

 

外装その他広範囲にカーボンパーツをふんだんに纏っていらっしゃって

まさにカーボンカラー。

 

 

 

カーボンホイールも外から見えるところはツルッツルのピカピカ仕上げですけど

タイヤビードに接する裏側は200PSをゆうに超えるパワーゆえ

ホイールとタイヤがスリップしないように表面加工処理がなされていますね。

こちらの車両は初めてのタイヤ交換だそうですから、

外からは見えることの無いホイール裏側にタイヤレバーをねじ込んだ痕跡も無く表裏ともに美しいホイールでした。

エアプレッシャーセンサーが潜んでいること予めお伝えいただいており

助かりました (^_^;)

 

 

さすがに試運転は控えさせていただきました。

いつもの試乗コースで全力をを試せるところはありませんが、

210PSに対応する車体のフィーリングと言うものはあるでしょうし

そこは日常的に感じながら楽しむことは難しくないと思います。

 

一泊二日でしたが当店には分不相応な珍しいご滞在でした。

 

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WP

2025年07月01日 21時26分44秒 | メンテナンス

モトグッチ1100SPORTのフロントフォーク

1991年からはホワイトパワーというブランド名を使わずWP「ダブルピー」と呼ぶ

KTMと同じグループの会社という位置ですね。

入手できないパーツが損傷していたり溶けたりしていないか心配しながらの分解でしたが

新車でご購入以来初めてだそうなので組み間違えや欠品が無いことは確かです (^_^;)

 

 

今ではKTMへのOEM供給の印象が強いですが、

30年前に我がブロスに取り付けるのにホワイトパワーかオーリンズなのか随分と迷ったものでした。

 

今回のリフレッシュは僕から見ても実に有意義なものでした。

たとえフォークオイルが漏れ始めていなくても、定期メンテナンスを実施するに越したこたは無いでしょうけど

ほかに想定外の維持作業が必要とされるとなるとどうしても後回しになったりしますもんね。

そうでなくてもオイルが漏れたから仕方なく。。。となりそうなところですが

こちらはやって良かったと思ってもらえるに違いない好フィーリング。

僕は「グッチ」の乗車経験はそれほど多くないと思っているのですが

1100SPORTのハンドリングには好意をもっているのデス!

そこ注目されるバイクで無ないのだけれど (^_^;)

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メッシュジャケットバンザイ

2025年06月29日 21時06分34秒 | ツーリング

3度目の正直で開催となった早朝ツーリング。

総勢と言うほどの数ではない7台

雨の心配はありませんがほど良く曇っていて日差しの無い(走るのだったら)良いお天気。

 

迷いながらも着用してきたメッシュジャケットがちょうどいいくらい

延期を繰り返すうちに季節が進んでいました (^_^;)

山間ルートは20℃を少し超えたくらいで快適。

コーナーの入り口出口はメリハリつけますが、

よほど確信が持てない限り直線部分はもう流す程度にとどめて野生動物に警戒しております、

いやそうしないといつまでも走れないかもしれません(早朝だし)

今日もクロスカブのオイル交換にいらっしゃったお客さんが

少し前にイノシシと衝突し軽トラを潰したと言うお気の毒な話がありましたもんね。。。

 

死角を取り除く草刈り作業を見つけると

それはもう最徐行の上に心の中は最敬礼。

出来る限りの操作で静かに通過させていただきます。

解散の時にはもうすっかりと晴れ上がり

気温も急上昇。

よい日よい時間帯に走れて、待った甲斐がありました。

 

次回は2週間後と間が詰まってしまいましたが、

夏の早朝は快適ですし得した気分多めですから次回もぜひどうぞ。

国道2号を何度も突っ切るルート。

自分の居場所がわからなくなったりするから

いつもの道に飽きてしまった山口県民がいらっしゃるとしたら少しは刺激になるかもしれません。

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梅雨明け

2025年06月28日 18時03分39秒 | お知らせ

6月の早朝ツーリングを明日29日に開催します。

結局第2日曜日が第5日曜日になってしまいましたが待った甲斐があったみたいで、

早くも真夏の早朝ツーリングになりそうですね。

クロキライディングを6:00

菊川セブンイレブンを6:30出発でお願いします。

 

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「E」

2025年06月25日 22時33分06秒 | パーツ

ナイトロン

納期がかかるとは言ってもおおむねそのとおりに入荷してくるのはありがたいですね。

 

CB1000Rはリヤサスペンションにリンクを持たないのでユニットを丁寧に入れ替えるのみ。

とは言ってもサブタンクやアジャスターの取り回しは

人目を惹くブランドですから通るべきところを通して整然と設置しなければ。。。いけません。

今やマニュアルクラッチの操作までもが電制化されてきておりますが

走りを想像するだけでカラダが勝手に動く人間業と言うのもある意味「自動化」ではないでしょうか。

摩擦クラッチの繋がりと切れのさらなる両立とかシフトメカニズムの効率化など

電気じゃなくて機械の進歩のほうもお願いしたい。

「これまでに無かったシフトフィーリング!」なんての

電制化にはだいたい「楽ですよー」などとと評価される動画。。。

楽したければクルマとか電車。。。かなー

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2025信州 山の幸

2025年06月24日 21時14分12秒 | ツーリング

今日の天気予報、昨日からずっと追っていましたが

雨の降り始め予想時刻がめまぐるしく変わっていまして

朝一番の気象台の発表が反映される午前5時頃。

出発の準備を完了し、走れる時間帯だけでもしっかりと走っておきたいのでやっぱり早朝のスタート。

どうやらこの中部北陸地方の降り出しはほぼ一斉にお昼前になりそうなので、

予定を大きく変更し、これまでに走ったことの無いルートを優先しながらも

進む方向はクルマを置いている小松空港。

だから誰もが想像する信州ツーリングのエリアとはまたしても逆の方向に走り出すことになります。

先ずは中部縦貫自動車道で20Kmほど

朝の5時台ですから通行量も少なくそして曇り空で湿度の高い無料高速を飛ばして飛騨清見ICまで

一気に走り抜けて東海北陸自動車道に繋がるところで無料高速を降り、

そこからは高速道路に沿う国道158号でそれまでと遜色ない順調な流れで

一級河川「庄川」の上流ダム「御母衣ダム」を目指します。

 

早朝のやや霧がかった山間道、有るだろうと言うことは想定していましたが、

それなりに長い行程ですから緊張感には波があり視点と油断とスピードによってはかなりのパニック。

この先ストレート&これまでに鹿などど全く遭遇していないことなどから、

それは僕にとって画像で見るよりもずっと距離は近かった (^_^;)

でも手前で鹿だと認識できているうちはなんとかなるものだと思います。

実際に衝突するとしたらそれが何だったのかあとからわかる。。。ことになるタイミングでしょう。

昨日の「徳山ダム」と並んで日本屈指の貯水量を誇る御母衣ダムのダム湖。

コチラも雪の多い厳しいところらしくトンネルとスノーシェッドの連続で

景色が開けるところは少ないのですが、

春夏秋冬で移ろう景色は我々の生活圏の日常からは大きくかけ離れたものになることは

スキ間からでもわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

岩石や土砂を積み上げて構築する形式の「ロックフィルダム」

少しは壁に関心を持って見るようになりました。

 

 

さっきの鹿のせいでまばたきを控え目を乾燥させながら早朝の国道157を庄川沿いに良いペースで走り続け

白川郷に到着。

 

今日は土曜日ですがまだ観光客の姿の無い世界遺産。

合掌造りにお住いの人々のご迷惑にならぬよう、集落に入ることなく遠目に眺めて退散。

我々はもう3回目ですからゲストがいらっしゃるときにもう少しまともな時刻に訪れるのがマナーと言うことでしょう。

2年前に訪れた時より今では海外からの観光客の数はいかほどなのかと、集落にお住いの現地民の皆様のことを想像しながら引き返しました。

 

 

少しずつ雲行きも怪しくなってきましたのですぐさま東海北陸自動車道の白川郷IC

ココから一気に北上して「小矢部砺波ジャンクション」から北陸道に乗ってそのまま小松空港へ。

 

午前10時半、バイクの積込み完了です。

 

クルマで動き出すと同時に雨が降り出すと言うなんともドンピシャなタイミングでした。

これでバイクでの走行は終わりですけど昨日1日と今日は早朝からの5時間弱とよく走りましたし、

その多くが未走行のルートで景色も良かった(神秘的)ので今回は雨でガッカリさせるゲストがいなかったこともあり

充実のツーリングでした。

 

とは言えこのまま帰るわけではなくてクルマで移動。

ココから再び高山に戻ります。

せっかくクルマなのだから北陸道と東海北陸道を使わずに

昨日は選択肢に無かったバイク通行不可の「ホワイトロード」で白川郷まで戻ることができるじゃないかと

にわかに色めきましたが全面冬季通行止めが明けるのが一週間後の6月1日とのこと。。。

残念ですがそこは諦めてクルマで走り始めて復路となる東海北陸道。

なぜなのか雨なのに対向車線側に多くのツーリングライダーを見ながら南下。

 

 

そうですちょうどこの時期は 2025SSTRの開催中。

全国のライダーが日本列島の東側の海岸から日の出とともにスタートし、

日没までに石川県の千里浜なぎさドライブウェイでゴールするというものですから

我々はその大勢のライダーの大波に逆らっていることになります。

 

東海地方から能登半島を目指すにはちょうどいい国道361にある道の駅「飛騨たかね工房」

 

意外と多いなと思ったのが人気の原付2種。

皆さんそれぞれに長距離仕様にカスタマイズされたバイクでもうすっかり雨を受け入れていらっしゃるご様子。

タイヤは細いしパワーも知れていますからスリップはしにくいし、

あとは仲間とインカムがあれば雨もまた楽し。。。ですかね。

 

思い出深い道の駅、ルートと時間の関係で我々のツーリングにちょうどいい場所にある「五平餅」

おばちゃん変わらず元気そう。

毎回来て食べてる(言ってないです)けど次回もまた来れるようにやっていきます。

 

3年前に工事のう回路でたまたま見つけた「御岳山」のビューポイントも今回はさすがに何も見えませんね。

 

 

御岳山と乗鞍岳の間を快走できるR361ではもう一つ

今回としては初めての長野県入りから少しのところ、

ここでトウモロコシのソフトクリームを食べないと先へは進めません

「タフツーリング」と勝手に言ってるくらいですからその行動パターンからして

食べたいお店の前を通っていても営業時間だとは限らないのです。

 

そのまま長野県にぐんと入り込んだ「伊那市」

中央アルプスと南アルプスのふたつのアルプスに挟まれた高烏谷山のふもと標高850mに位置する一軒宿が本日の宿。

 

 

 

静かな山奥の一軒宿。

昭和初期からの営業ですから昭和レトロ感そのものってのがまた良い。

クロキライディング一泊ツーリングの定宿も良いですが

こうしていろんな宿に泊まるのもこのツーリングの楽しみです(予約リサーチすごー)

料理はまさに地のものと言ったところで周辺の山の幸が中心。

ちょっとだけ例外で鹿の生肉もありました ^_^

食堂ではなくお部屋でどうぞと言うおもてなし。

1階の厨房から古い建物ならではの急階段で2階へと次々にお料理が運ばれてくるものだから、愛想良くお料理の拘りを説明してくれる女将さんの息はあがりっぱなし (^_^*)

リピートされるお客さんが多いのも当然でしょう。

高級とかではなくここでないとといった料理の数々。

こうした山深い宿の自慢料理は

食材を聞いても知らないもの多いけど

調子に乗って呑むから覚えて帰ったためしが無い。

 

 

掘ったばかりの筍ごはんと

手作り寒天と餡子のあんみつで完結。

朝ごはんは一階の食堂で…

こんなお庭が見られるキレイな食堂なんだし夕食だってこちらで全然よかったのに (^_^;)

 

そして朝ごはんも昨夜からの流れを継ぐのもでありました。

 

深夜まで激しく降り続いた雨もあがり、今日はもう下関まで800km超の道のりを帰るのみ。

 

本州西の果て(クルマって楽。。。)

RTがココから熊本へ走りだすのは17時

暗くなる前に南阿蘇へ帰還完了とのこと。

このとおり今回のルートは信州ツーリングと言うにはちょっと中心がずれているのですが、

何度行っても良い場所だけに、限られた時間だとしたらたぶん行かないでしょうと言うエリアを

走って観ることができたのは良い経験でした。

将来、ゲストの皆さんのどこからか要望があればRTが頭をひねると思います。

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最終週まで。

2025年06月21日 19時01分48秒 | お知らせ

明日の早朝ツーリングはまたしても中止です。

朝から降り始めるようですが、振れ幅によっては早朝から降り始めることも考えられますから仕方ないところです。

ここまで来たらもう来週できれば開催したいと思いますので

なんだか梅雨らしくない天気予報を見ながら良いコンディションを待ちましょう。

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空冷

2025年06月16日 19時00分59秒 | メンテナンス

コロナ以降、店の前の通りを行き交うフラットツインは水冷モデルが急増したように見えます。

いやコロナがあったからというだけでなく時が流れたからでしょう。

そんな中、ご新規で空冷R1200GSのお客さん。

 

バルブクリアランスのことについてはちょっと履歴がはっきりしないのだと言うことで、

その他も合わせて当方でよいとのことなので初めてのご来店からかなりお待たせしましたが作業させていただきました。

同時にオイル交換も…とのことでしたので

「待つのは構いません」と仰ってはいましたがそのためにオイル交換時期が先延ばしになってしまうのが気になりまして

なんとか早めに対応させていただきました。これでも。

 

初めて見ましたが、K&Pエンジニアリングのオイルフィルターは濾過部分を洗浄して繰り返し使用できるようになっています。

フィルターを完全に洗浄する手間をいとわなければ固体廃棄物が出ないのでエコですね。

オイルの流れがスムーズらしいのですが、その事とオイルプレッシャーの関係がどうなのかを単純に考えてはよくないど、

評判だけではなく実績でも評価選択するのがいいんじゃないでしょうか。

 

さすがにやっておきましたワイヤーロック (^_^;)

 

平均よりもはるかに長身のオーナーさんのGSはかなりのハイシート。

足付きは言うまでもありませんがここまでバックミラーが空しか映していない車両は初めてでした。

停車は片足のつま先、後方確認はステップに立って中腰でなんとか。。。

気持ちよく試運転させていただきました。

良いコンディションだと思います、空冷GS末永く。

 

 

 

 

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2025信州タフツーリング-2 睡蓮

2025年06月14日 20時10分21秒 | ツーリング

ここ数年の信州ツーリングは年間で降水確率の低い5月の下旬に遂行しておりまして、

ほぼそのとおり良い天気に恵まれていましたが今回はそうもいかず

向こう3日間の予報では1日を通して晴れるのはこの日だけ。

だからこの日に賭ける思いで起床は午前3時。

 

4時過ぎにスタートした時はまだ夜が明けきっていない静けさ。

もっとよく見ておけばよかった金沢 (^_^;)

 

今回は我々2人だけですから、地元地域から見て誰もがイメージする信州ツーリングの定番と言える場所(名所)を巡る必要もないだろうと、

それならばこれまでに踏み込むことの無かったエリアのほうをを走る経験をしておこうと言うことで、

人気のエリアよりもずっと西側の山中ルートを選んでおります。

 

金沢を発ってから東向きではなくとにかく南へ南へ、

早朝のR157で「手取湖」を良いペース(早朝ですからね)で縦断

日本最大の恐竜化石発掘現場で知られる福井県は勝山市。

ここから少し西へ移動すれば「永平寺」そしてその近くを昨日上って来た北陸道が南北に、

そして地図上で東へ目を向けると「白川郷」はありますが

先ほど通過した手取湖の北側からそちらへ直通できるように見える超クネクネ道(ホワイトロード)はバイク通行禁止と。。。

 

 

そんな場所ですからそこら中にオブジェが見られる「恐竜王国」に来ることはこれまで考えに及ばなかったので、

RTがあえて選んだルートは次回以降の信州ツーリングのルート展開の妙に大いに貢献してくれそうです。

はたして喜ばれるかどうかはわかりませんけど。

この方向を選んだのは冠山峠道路「クラウンロード」を走るためでもあり、

それは福井県と岐阜県の通行困難で豪雪地帯の県境を南北に貫く

約1年半前に開通したバイパス。

 

その中心となる「冠山トンネル」に至るまでにも

いくつものトンネルやスノーシェッド(覆道)を経て

どんどん登っていきます。

 

そしてこれが国道の断絶区間を一気に繋いだ4834mの「冠山トンネル」

同じ名前のトンネルが山口県と広島県境の中国道にもありますが、

こちらは国道417号線。

このトンネルが無ければ冬季閉鎖となるくらいの場所ですからさすがに冷えます。

電熱ウエア故障中のRTはウインドプロテクションだけでは足りず、

雨ではないけどレインウエア。

それだけ「越えてきた」感のある区間。

 

 

 

冠山トンネルを出ると間もなく巨大なダム湖。

見るからにその深さが想像される深緑。

 

そう言えば去年のツーリングで北海道は夕張のシューパロ湖が総貯水量で全国第2位だなんてはしゃいでおりましたが、

こちらはそれが第1位。

とは言えダムには貯水量だけでなく高さ(堤高)や発電量やそれがコンクリートなのかロックフィル式(土や岩でつくられたものでこれはこの徳山ダムが最大)なのかなどなど、

いろんなランキングがあるようなので、とくにダムマニアと言うわけでもない我々ごときにとっての関心ごとと言ったら、

そのダム湖周辺を走った時にどれだけ道が美しく豪快に駆けることができるかと言ったことになります。

ここから「緊急放流」されるようなことになったら

それはものすごい光景へと化すわけですから…

こうして間近に見て圧倒されながらその役割を考えると、

ただ走って綺麗だとか気持ちいいとか言っていられるだけの我々は能天気に恵まれていると思いました。

 

その後も「揖斐川」に沿って南下を続け

広い岐阜県も滋賀県境に近付いてきてまいりました。

 

ここは古くからお茶の栽培がさかんな岐阜県揖斐郡揖斐川町。

標高300メートルほどの山の中腹から山頂にかけて一面に広がる茶畑の斜面を登っていきます。

 

SNSで話題のスポット「岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑」

昨年の信州タフツーリング(北アルプス方面)では新潟県は十日町の「星峠の棚田」でしたから

今回も山の斜面の絶景田畑を見に行くことになりました。

 

登りついたスペースにバイクを停めてそこからは徒歩。

けっこうな斜面を200メートルほど。

気温も上がり、登りはもちろん下りもキツイ斜面は楽ではなかったけど

これまでにも何ヶ所か見てきた日本各地の「マチュピチュ」

そうたとえられる空間遠近感を確かめるべくひたすら無言で歩きました (^_^;)

急斜面を上って振り返るとこの景色。

ルート的にまた来る場所になる自信があまりないので我々だけでも来ておいてよかったと思える絶景でしたね。

僕らを歩いて登る気にさせたキッチンカーはまだ営業開始していませんでしたが

バイクを停めた場所まで降りてきた時にはちょうど開店直前。

 

現地のお茶を使ったメニューはカラダが欲していてじつに魅力的。

平日の午前のためか他のお客さんも気にならず、

のどかで気持ちの良い休憩。

岐阜県もすでに随分と南下してきておりココ揖斐川町からあと少しで岐阜市内と言うところ。

ということは愛知県との県境も近い。

せっかくこのエリアに来たのだからランチは名古屋めし「みそカツ」

愛知市街はもちろん岐阜市街地にも深く入り込むことなく人気店を(と言うことだったのでしょう)見つけていてくれて

走行に不快を感じることの無い回り道で到着したお店。

 

開店と同時にお客さんが次々と…

 

 

移動のサービスエリア以外でみそカツを食べたのは初めてですが、

これを食べられたのはココまで南下してきたからこそ、

甘辛いみそだれが珍しいだけでなくとんかつそのものと白いご飯がじつに美味しかったですね。

 

食事を終えるとすぐさまワインディングで北上開始。

30分ほど走るとそこには「名もなき池」通称モネの池

透明度の高い湧水に咲く睡蓮がとても美しく、池の中を優雅に錦鯉が泳ぐ姿は、まるでモネの代表作「睡蓮」のようだと

神社の参道脇にあった湧水が流れ込む貯水池がSNSで話題を呼び岐阜の観光地として有名になったと言う、

ありがちなスポット。

 

 

「睡蓮」と言う作品と聞いてピンとこなくても、

これを見ると「あーあの絵だ」と誰もが思い出すだろうなと言うくらい

確かに綺麗。

 

傍らで営業されていた餅松屋さん

名物と銘打つ「笹舟巻」

 

 

店主の女性にこの10年で急に観光地となった話などを聞きながら店内スペースに腰かけて

美しい池に見入る観光客を眺めながらこちらをいただきました。

今日はなんだか動いている時と停まっている時のメリハリが凄いことになっていていますね。

 

 

関市から郡上市へは山越えでタイトな(いや険しい)ワインディングもあるけど

ほとんど交通量も無さそうな長い長いトンネルのおかげでほど良くそれらをパスできて

走りたいように走れて郡上を通過そして快走は続き間もなく下呂温泉。

 

 

 

眼下に下呂温泉が見えてくると

ようやくこれまでの信州ツーリングお馴染みのエリアに入って行くことになります。

 

とは言えここから本日の行き先「高山」まで

出来るだけこれまで走ったことの無いルートで向かうことになります。

ここでお互いにバイクを乗り換え、

違ったライディングフィールで初ルート。

 

調子が良くてタイヤが摩耗していなくて極端な恰好のバイクでなければ

それなりの排気量とそれに見合うブレーキがあれば困ることなんて無い

その程度の走行ペースですもんね (笑)

 

先がどうなっているのかわからないところがいいですね。

でなければ遠くで走りを楽しむことは出来ません。

 

 

 

そんな初ルートばかりを走っていると遠くに見えた残雪の「乗鞍岳」

 

そのまま県道98号を進むと道の駅「モンデウス飛騨位山」

と言うよりそのままスキー場。

 

飛騨高山の市街地から一番近いスキー場とのことですが、

ゲレンデ山頂からなら北アルプス、御岳山まで一望できる場所。

岐阜から富山までを結ぶ「高山本線」を跨いで高山市内へ到着。

 

本日の宿は高山の温泉旅館を素泊まりで利用します。

 

 

速攻で入浴後、旅館のシャトル運行に乗っかって旧い街並みへ繰り出してみると、

わかってはいましたが日本人見当たらず。。。

地ビールのスタンドでとりあえず到着式 (笑)

こちらにも僕らのように1杯サラリと飲んで立ち去るようなお客は少ないようで

豊満なボディーにタトウーが描かれた皆さんが陣取っていらっしゃいました (^_^;)

 

その後も町を散歩してほどなく予約時間となり、

もはや我々の高山では行きつけとなったお店「棗」さんに到着。

僕は3度目RTは4度目

飲み物以外は大将にお任せで飛騨高山の話を聞かせてもらいながら

バイクの話なども少し。

 

 

 

 

注文するのは全て日本酒。

拘りのラインナップから我々の自主制限を越えての展開。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は遠のいている霜降りもココまで薄いスライスですから

サッパリ食べられる「飛騨牛」

 

 

 

 

 

夕方に到着して以来、こちらの店内がいちばん「飛騨高山」を感じましたね。

忙しくてなかなか乗れないと仰るバイク

オーナーの証はお手洗いの壁にさりげなくひとつだけ。

次回、ゲストがいらっしゃればコチラご案内するのかなRT。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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再延期

2025年06月14日 18時37分27秒 | お知らせ

梅雨らしいお天気が続いております。

今夜中に雨は一旦あがるようですが路面が乾くには時間が足りないようですから、

明日の早朝ツーリングは再度延期します。

幸いなことに6月は第5日曜日までありますから根気よく待って

来週の22日に開催しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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