旧七月十九日 二十四節気の【処暑】です。
◆処暑◆ 暑さが止む意味から処暑という。涼風が吹きわたる初秋の頃で、暑さもようやくおさまり、綿の花が開き、穀物が実り始め、収穫の候も目前となる。昔から、この頃は二百十日と並び台風襲来の特異日とされており、暴風雨に見舞われることが少なくない。(「現代こよみ読み解き事典」より)
この頃を境に残暑が納まり少しずつ涼しくなってゆく、とのことです。関東地方などで最高気温を見ればまだまだ30度以上の真夏日ですが、土用の頃と比べると太陽の角度はだいぶ傾き、日差しの厳しさは和らぎ、空に浮かぶ雲の形は変わり、吹く風は心地よく感じられるようになってきました。
「二百十日」とは立春から数えて210日目、今年は9月1日(木)です。これから天候が荒れるとされる旧八月一日(今年は9月4日)の八朔、二百二十日(9月11日)頃までのだいたい二十日間くらいが台風の集中する時期なのでしょう。そして天気図を見ると、来てますね大きいのが。台風11号は金曜日(8/26)頃にやって来そうです。子供の頃の記憶ですが、夏休みの終わり頃は雨が多く「宿題日和」などと言っていたことを思い出しました。台風が抜けてしまえば、また少し涼しくなるのでしょう。