"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

春の予感、明日こそ新春

2008年02月06日 12時49分54秒 | まち歩き

 旧十二月三十日。そう、今日は旧暦の大晦日。そして明日2/7は旧正月です。
 今年、拙宅では「旧暦カレンダー」というのを掲げています。0203koyomi 旧暦のひと月が一枚に書かれてて、曜日にかかわらず毎月一日が左上に来ます。日ごとの月の姿が描かれていて、一日は朔日、新月で、そこから徐々に丸みを帯び、十五日頃の望、満月からまた欠けてゆく、という流れを毎月繰り返します。掲げてひと月が経過しましたが、どうも慣れません。曜日がずれているのと、今の暦の日付がとても小さく書かれているので、今日が何月何日なのかわかりづらいからなのでしょうか。それでも月の流れが少しずつですがわかるようになってきました。一昨日くらいまで朝起きると西の空にあった薄い月は姿がわからないようになしました。明日は朔です。というわけで“師走”のカレンダーを一枚めくり、新年“睦月
”を迎えます。

 一昨日の月曜日2月4日は二十四節気の【立春】でした。暖冬と言われていたこの冬は“寒
”(1/6の【小寒】から)に入ってとても寒く、立春を過ぎてもまだ暫く続きそうです。それでも梅の蕾はすっかりほころび、日当たりの良いところでは満開となっている木もあります。0206wakame1 そんな春の訪れを感じさせるのは野山の花だけではないようです。三浦半島では新物のわかめ漁が春の訪れにあわせて本格的になってきています。鎌倉の材木座海岸でも収穫し釜揚げされたわかめを物干しに吊して乾かすしている風景が春を感じさせられます。寒の頃、たくわんにする大根がずらりと並んで寒干しされていた風情から、半歩季節が進んだことを実感します。


最新の画像もっと見る