"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

“夏も近づく八十八夜”

2006年05月02日 11時44分15秒 | 季節のおはなし

 旧四月五日。5月の幕開けは真夏のように暑い一日でした。気がつけば新緑の淡い緑色もしっかりと濃い色に変わってきています。太陽を2時間ほど遅れて追っかける四日目の薄い月が夕闇迫る頃に西の空にでにんまり”していましたね。一転して今日の関東地方は午前中から雷鳴とどろき、気温がぐんぐん下がってきているように実感します。春と夏のせめぎ合いです。

 今日5月2日は【八十八夜】。立春から数えて88日目、これは日本の風土を表す独特の暦日です。“夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る~”という唱歌の一節がすぐに思い出されますが、まさにその通りで、4日後が二十四節気の『立夏』になります。昔から「八十八夜の別れ霜(毒霜・泣き霜)」と言われていたそうで、遅霜の留意するための雑節なのだそうです。急激に気温が下がる今日の天気が八十八夜を象徴するかのようですね。
 
52ayu 特に八十八夜らしい写真もないのですが、日曜日にまたしても稚鮎釣りに出かけました。11cmと、稚鮎から小鮎のサイズに成長し、姿・表情もすっかり鮎らしくなってきた釣果をご覧頂きます。(RICHOのマクロ描写力は凄い!)


最新の画像もっと見る