旧正月二十一日。まだまだ厳しい寒が続いていますが、ガラス越しに差し込む陽射しはだいぶ強く、暖かくなってきました。遅れていた梅もようやくほころび始めたようです。
“暮らしのリズム”が主催する恒例の落語イベント【居酒屋寄席】を4月14日土曜日に開催することになりましたのでお知らせします。お誘い合わせの上、ぜひお運び下さい。
今回の出演は、昨年11月21日に他界した立川談志師匠のお弟子さん。真打ち昇進の日も近い居酒屋寄席お馴染みの立川談修さん(写真左)と、談志師匠最後の弟子で昨年6月に二つ目昇進を果たした立川談吉さん(写真右)のお二人です。
談修さんはいつも安定感抜群に古典落語を聞かせてくれます。師匠を偲んだ昨年12月の独演会では、雄々しく師匠の十八番「芝浜」を演じていました。談吉さんは、テンポの良い軽妙な口調で古典にウィットを盛り込んだスタイルがが魅力的な若手です。
お二人がどんな噺を聞かせてくれるのか、いまから楽しみです。
落語のあとは、恒例の酒宴があります。談修さん、談吉さんを交え、銘酒と季節の肴でごゆっくりお楽しみ下さい。
【居酒屋寄席~春爛漫の会】
立川談修・立川談吉
平成24年4月14日(土)
18:30開場 /
19:00開演
渋谷・居酒屋ニュー信州(渋谷区渋谷3-20-16)
3500円(先ずの一杯と季節の味覚お楽しみつき)
30席限定要予約
立川談修
昭和48年千葉県生まれ。平成7年立川談志に入門。専修大学卒業に因んで「談修」と命名される。平成15年10月二ツ目に昇進。11月には“暮らしのリズム”『居酒屋寄席』の第一回目に立川文都師匠と出演。安定感のある古典を中心とした高座は定評がある。平成14年に独演会『ダンス・ダンス・ダンシュー』をスタート。すでに40以上の回を重ねている。平成22年2月に行われた『第7回 伝統芸能祭グランドチャンピオン大会』で優勝を果たす。真打ち昇進の日も近い。
『立川談修ホームページ』
http://tatekawa-dansyu.com/
立川談吉
昭和56年北海道帯広市生まれ。平成20年3月立川談志に入門。昨年(平成23年)6月二ツ目昇進を果たす。新宿にて独演会『立川談吉勉強会☆』を定期的に開催するほか、同世代の三四楼、幸之進、志の春らと共に『立川流新世代ニュージェネレーション』を浅草で定期的に行っている。ウィットに富んだ独自のスタイルは立川談志のDNAを受け継ぐ最後の落語家としてふさわしい。これからの成長と活躍に注目が集まる。
『ブログの談吉さん』
http://dankitisan.blog81.fc2.com
落語の第一部、酒宴を愉しむ第二部の二部構成となります。
ご入場の際に先ずの1杯をサービスさせていただいた後、酒肴のご注文は第二部(20時半頃)からとなりますので、予めご了承ください。酒宴では季節の肴や銘酒を一品一杯五百円でご用意しております。お時間許す限りお付き合い下さい。