"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

お盆です。今日から「佃島盆踊り」

2009年07月13日 10時51分22秒 | 季節のおはなし

 旧閏五月二十一日。ほぼふた月ぶりの日本は、季節がまた進んですっかり夏の陽気です。梅雨明けも間近なのではないでしょうか。

 東京では月遅れ(新暦の8月)でも、旧暦七月(今年は9月1日から4日)でもなく、新暦の7月にお盆を行う風習が根強いです。
 「佃島盆踊り」は曜日に関わらず、毎年7月13日~15日に行われます。今年も大江戸の無縁仏を供養して、
0713junbi特にこの一年間に大切な人を亡くされた方は、新盆の供養として精霊棚に手を合わせて、盆踊りを踊って御霊を迎えたいものです。 二日前の7月11日(土)には佃島保存会有志の手によって、櫓と精霊棚が組み上げられ、提灯を張り、準備を行いました。毎年この作業の日になると、一年間の早さをあらためて実感するものです。今年はどんなお盆になるのだろうか。それぞれがそれぞれの思いを抱いて、この盆踊りに参加されます。幸い三日間とも好天に恵まれそうです。

 
◆◆佃島盆踊(佃島念仏踊り)◆◆
722tsunesan 日程:7月13日(月)~15日(水)
場所:中央区佃一丁目(地図はこちら)
時間:18時頃から21時過ぎまで
       (雨天の場合は中止です)
  ※20時までは子どもの踊り、
   名音頭取り飯田恒雄さんは
   大人の踊りに登場します。
注意:佃島盆踊りは、この地に上がった無縁仏を供養するための行事です。踊りの輪に入る前には必ず精霊棚でお線香を上げましょう。

過去の関連エントリーは
2005.7.14「佃島盆踊」
2006.7.12「佃島の夏景色」
2006.7.22「『遙かなる佃』昭和の東京を見る」
2007.7.11「準備完了。もうすぐ佃島盆踊」
2007.7.22「佃島盆踊り と 初めての浴衣」
2008.7.01「今年も半分、もうすぐ盆踊り」
です。ぜひご覧下さい。