"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

あなたは“猫ストーカー”?

2009年06月16日 23時29分08秒 | まち歩き

 旧五月二十四日。梅雨の前半の雨は五月雨、というようにしとしとと降る静かな雨が風情を感じさせるものでしたが、今夜の東京は雷鳴轟き時折豪雨を降らせているようですね。こんな激しい雨模様は、梅雨の終わり以降のものと思っていましたが、年々他の季節でも増えて来ているように感じます。やはり地球温暖化、日本列島亜熱帯化がすすんでいるのでしょうか。

 仲良くしてもらっているお友達の浅生ハルミンさんといえば、以前もこのblogで何度か紹介いたしました。0617nekosto 例えば『古民家に暖かいイラスト展を観に行く』(
2007.10.3)。そう、彼女はイラストレーターであり、エッセイストであり、古書店店主であり、そして“猫ストーカー”という多彩な才能の持ち主なのです。そんなハルミンさんのほんわかした雰囲気が魅力的な著書『私は猫ストーカー』がなんとこのほど映画化され、来月に封切りされることになりました。公式ホームページはこちら。ぜひご覧ください。予告編も見られます。もちろんわたしはまだ観ていないので、こんど日本に戻った時に映画館で観ようと思っています。ハルミンさん曰く原作者の気持ちがとてもうまく表現されている、とのことですので、野良猫ワールドがちょっとでも気になる方には絶対お薦めです。

 東京の拙宅では、わたしの留守を守るのか散らかすのか、あるいはしっかり縄張り意識を高めてわたしをよそ者扱いするのかとても微妙なのですが、今年に入り元野良の雌猫が二匹やって来ました。0617nekos そのためか、今では猫の目線がとても気になります。ハルミンさんの猫ストーカー魂には到底及びませんが、野良猫を見つけると、つい足を止め視線を下げて話しかけてしまうようになりました。上海はこの季節どこに行っても子猫だらけです。野良だったり、飼われているのか自由なのか、適当な距離感で人に寄り添っていたり、人と猫の関係が日本とは少し違っているようで、ちょっと面白いです。あなたの“猫ストーカー度”はいかがでしょうか。(写真左は上海の子猫たち。その傍らには必ずと言っていいほど愛でる人々がいるのです)

浅生ハルミンさんのblogはこちらです。
(これ、残念ながら中国では表示してくれません)

私は猫ストーカー 私は猫ストーカー
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帰って来た猫ストーカー 帰って来た猫ストーカー
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