"暮らしのリズム"的できごと

先人が培った暮らしの知恵を通じて今を楽しむ【暮らしのリズム】のブログ。旧暦、落語、音楽、工芸品、食、民俗芸能などをご紹介

平成十九年もよろしくおねがします

2007年01月03日 11時29分05秒 | ご挨拶とお知らせ

 あけましておめでとうございます。いつも【暮らしのリズムblog版“暮らしのリズム的できごと”をご覧頂きましてありがとうございます。今年もどうか宜しくお願いいたします。

 旧十一月十六日。今年最初の満月です。太平洋側では晴れ間に恵まれるようで、松の内のお月見が楽しめることでしょう。今年は暖冬のお正月ですね。日差しは軟らかく、木枯らしも吹きません。テレビさえ観なければお正月であることを忘れさせられてしまうほどです。

 初日の出は見ましたか。今年は拝めたところが多かった、とニュースで言っていました。13yuuhi 私の場合、元旦特に早起きしたりする習慣がないもので、お正月は起きるといつも通りに明るくなっています。なので、初日の出とはどうも縁がありません。その代わり、というわけではありませんが、大晦日に沈む夕陽がなんだかとても好きです。一年間に起こったさまざまな出来事や、この一年間に出会った人たちのことを思い浮かべながら、沈んでゆく太陽を眺めます。今年は三浦半島の海岸から相模湾を経て伊豆半島に沈む締めの夕陽を眺めました。日が沈んだあとは、いつもなんだか寂しい気持になるのですが、それだけに夕陽の美しさはいつどこで見ても格別です。
 元日には映画館で見逃してしまっていた映画『Always三丁目の夕日』をDVDで観ました。人々の暮らしが情報に支配されず、生きることに直向きだったあの頃、沈んでゆく夕日は、誰にとっても足を止めて眺めてしまうほど美しく、心を温めていたのでしょうね。“暮らしのリズム”もそんな気持を少しでも伝えてゆけたら、と思っています。どうか宜しくお願いします。
(写真は一色海岸から12/31の夕陽。デジカメを忘れたのが残念。携帯で撮りました。)