自己満足日記

クラキンのささやかな道楽三昧  2009年3月14日開設

大菩薩嶺に登りました

2023年05月18日 17時06分32秒 | ハイキング

静岡疲れも抜けた水曜日、予てより行きたかった山梨県の大菩薩嶺に行ってきました。
本当は雨上がりで空気が澄んでいる火曜日に行きたかったのですが、静岡疲れが抜けきっていなかったのと、雨上がりで登山道が滑りやすく危ないので1日延期しました。
(「第32回静岡モデラーズクラブ合同作品展レポート その3」は明日に延期させて頂きます。)

朝4時過ぎに起床し、身支度と朝食を済ませて5時にマイカーで自宅を出発。
八王子ICから中央道に乗り、勝沼で下りて、登山口である上日川峠を目指します。
途中渋滞も無く、7時過ぎに標高1585mの上日川峠に到着です。
平日のこの時間ですが天気が良いこともあってか、既に第1駐車場は満車で、第2駐車場が残り7~8台という状況でした。
やはり人気があるんですね。
トイレを済ませてから、駐車場前のロッジ長兵衛で登山届を提出し、オーナーさんと少しお話をして、「山登りのコツは決して無理をせず、鼻歌が歌えるくらいにゆっくりと登ること」という有り難いアドバイスを頂きました。
このアドバイスが後で効いてきます。
トレッキングシューズに履き替え、ストックを持ち、リュックを背負って7:20ハイキング開始です。
気温は17度くらいでしょうか、薄手のフリースを着ていてちょうど良いくらいです。
登山口です。
気持ちの良いなだらかな道を30分位歩くと、現天皇・皇后様が皇太子時代に訪れた際に休憩した福ちゃん荘に着きます。
ここが唐松尾根経由で大菩薩嶺に向う道と大菩薩峠に向う道の分岐点になっています。
私は唐松尾根方向へ向いました。
分岐点から上は少し山道になってきます。
平地では終ってしまったスミレが真っ盛りです。
コミヤマカタバミも咲いていました。
暫くは尾根道と上り坂を繰り返します。
登山道の両脇は白樺の林になっています。
唐松尾根を暫く歩くと雷岩に向って急坂になってきますが、富士山が一望できるので苦になりません。
更にここでロッジ長兵衛のオーナーのアドバイスが効いてきます。
小さな歩幅でゆっくりと・・・です。
分岐点から80分程歩くと雷岩に到着です。(速い人なら1時間足らずです😅)
ここからの絶景が素晴らしいです。
富士山~南アルプス~八ヶ岳までが一望できます。
雷岩の上に座って休憩がてら暫し絶景を堪能しました。
富士山です。
手前に見える湖は人造湖の大菩薩湖です。
この湖の少し上に上日川峠があります。
南アルプスの北岳あたりが見えています。
写真では判りませんが乗鞍も僅かに見えています。
晴天2日目で少し霞んでいるのが残念・・😓
雷岩から10分くらいで最高峰の大菩薩嶺に着きました。
還暦を過ぎて初めての2000m超え❗❗🤗👏
感無量です。😂
最高峰なのですが周りを木に囲まれていて眺望はありません。
大菩薩嶺から雷岩に戻り、大菩薩峠を目指します。
雷岩から大菩薩峠までは景色の開けた開放的で気持ちの良い尾根筋で、絶景を楽しみながら40分くらい歩きます。
大菩薩峠の山小屋「介山荘」が見えます。
10:30頃、大菩薩峠に到着しました。
ここで持参したおにぎりで早めの昼食にしました。
ここからは富士山や南アルプスだけではなく、奥多摩や丹沢の山々を眺めることもできます。
先ずは富士山~南アルプス~八ヶ岳方向のパノラマです。
奥多摩方向です。
昨年12月に登った三頭山を見下ろす形です。
ゆっくりと休憩した後、11:00頃に下山開始です。
石丸峠まで足を延ばそうかとも思ったのですが、1時間余り余計に掛かりますし、変な欲を出すとロクなことはないような気もして、今回は大人しく福ちゃん荘を経由して最短ルートで下山する事にしました。
下山ルートは終始整備された登山道で、一部急坂もありますが、ほぼなだらかな歩きやすい道です。
途中にあった苔むした岩場。
沢もありました。

11:30頃に福ちゃん荘前の分岐点まで戻りました。
ここで少し休憩をしてから、上日川峠まで約30分の一歩きです。
12:10頃に上日川峠の駐車場まで無事に戻りました。
標高1585mの上日川峠から2057mの大菩薩嶺まで472mの高低差を往復しましたが、登山道が整備されていて歩きやすかった事、急坂が少なかった事、そしてロッジ長兵衛のオーナーのアドバイスが効いた事などが重なって体力的には全く問題なく、足腰も元気なまま楽しいハイキングを終えることができました。
次回は石丸峠まで行く延長コースにチャレンジしたいです。
帰り道で立ち寄った大菩薩湖の眺めです。
更に帰り道で日帰り温泉にも立寄り、汗を流して身体をほぐしてリフレッシュしました。
渋滞も無く来た道を帰り、15時過ぎに無事帰宅いたしました。

<コース>
7:20上日川峠(ロッジ長兵衛)→福ちゃん荘→唐松尾根→雷岩→大菩薩嶺(2057m)→雷岩→賽の河原→親不知ノ頭→大菩薩峠(介山荘)→福ちゃん荘→上日川峠12:10
高低差:472m
所要時間:4時間50分
歩行距離:11.7km
歩行歩数:18000歩

最後にお土産3点。
大菩薩峠の介山荘で買ったバンダナ。

ロッジ長兵衛と福ちゃん荘で買った記念バッチ。


次のハイキングはどこへ行きましょうか。

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8 コメント

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Unknown (gabaosan)
2023-05-18 18:18:40
クラキンさん、こんばんは~

念願の大菩薩嶺、おめでとうございます。
良いタイミングで行かれて、富士山も良く見えて良かったですね!
富士山は月曜日に新雪が降ったそうですから、尚更良かったのではないでしょうか。

次の行き先を考えるのも山歩きの楽しみですね。。。
返信する
Unknown (みず)
2023-05-19 00:17:30
今回も絶景の連続でたのしませてもらっています。富士山、一度は生で見てみたいですね。大菩薩湖が人造湖ってびっくりです。
1/35ドラムセットの動画を教えていただきありがとうございました。早速視聴しましたがやっぱり凄いですね。クラキンさんの写真を見て、シンバルの高さや角度の付け方から絶対作者の方はドラマーだと思ってました(私もギターやる前はドラマー志望でしたんで)。エッチングやアルミなんかでキットがあれば是非とも欲しいです。
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Re:Unknown (クラキン)
2023-05-19 10:49:52
ガバオさん、いらっしゃいませ。
梅雨入り前に登ることができました。
標高の高い登山口まで車で行ける事と登山道が整備されているお陰で2000m超えでありながら楽に登ることができました。
前週末の新雪で綺麗に冠雪した富士山が見られて良かったです。
秋の紅葉時期にもう一度行こうと思います。
この後の梅雨と猛暑の真夏は行く所をよく選ぶ必要がありますね。
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Re:Unknown (クラキン)
2023-05-19 10:54:56
みずさん、いらっしゃいませ。
今まで登ってきた1000~1500mと比べると500m以上高い分、視点も高くなって景色も雄大になります。
ドラムセットはミュージシャン毎に個性が強く出る、判りやすい楽器なので模型にも向いています。
身近にある材料を旨く使われて、凄くリアリティのある素晴らしい作品に仕上げられています。
作者ご本人は「本当はフィギュアも作りたいんですけどね・・、今は写真で代用してます。」と仰ってました。
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大菩薩峠 (くう)
2023-05-20 07:59:00
おあはようございます
そして大菩薩嶺登頂おめでとうございます。
素晴らしい日に登山されたなあと、羨ましい気持ちです。2000m越えだから味わえる風景、どれも素敵ですね!!
自分も以前行ったことがあるので、懐かしく写真を見させていただきました。ありがとうございました。
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Re:大菩薩峠 (クラキン)
2023-05-20 08:39:33
くうさん、おはようございます。
昨年から行きたかった大菩薩嶺~大菩薩峠に登ることができました。
天気も良く、暑くも寒くも無く、絶景を堪能できて最高のハイキングでした。
やはり2000mとなると視点がグッと上がって景色が雄大になりますね。
次回は紅葉時期に石丸峠まで行く大回りコースにチャレンジしたいと思います。
丹沢はヤマビルの季節に入ってしまったようですので、10月までお預けです。
梅雨から猛暑の真夏はハイキングは少し減らして、メインはプラモデル作りと釣りでしょうか。
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Unknown (あきみず)
2023-05-24 15:27:30
静岡のお疲れもなく 気持ちの良い登山をされました
 以前から考えられていたコース  好天に恵まれて
十分余裕を持って歩かれたようでなりよりです。
関西では2000m級の山は身近にありません。
六甲山でもしんどいかなと思っています。
お元気でなりよりの事だと思います。
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Re:Unknown (クラキン)
2023-05-24 17:10:17
あきみずさん、いらっしゃいませ。
大菩薩嶺は昨年から登りたいと思っていた山なので、ようやく念願が叶いました。
梅雨に入る前に行きたかったので、静岡疲れが取れた水曜日の晴れを有効活用して行ってきました。
日帰りで行ける近場で登り易い2000m級というとやはり限られてきます。
大菩薩嶺はそういう意味では恰好の山です。
ハイキングは景色という点では絶対的な標高が大きな意味を持ちますが、体力という点では自力で登る高低差と山の傾斜、登山道の整備状況が決め手になります。
そういう意味で大菩薩嶺は全ての好条件が揃っている山です。
私の今の体力ではかなりなだらかな山でも自力高低差1000mが限界です。
六甲山は中学生の頃に何度も登りました。
懐かしいです。
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