3日目、最終日です。
午後は帰路に費やされるので、観光できるのは午前中だけです。
ホテル浦島を7:40頃にチェックアウトし、本日の目的地、「那智大社」へ向かいます。
ホテルから那智大社までは1時間も掛からない距離なので、8:30頃には那智大社に到着です。
ここは熊野大社の3~4倍くらい長い石段が延々と続きます。 途中のカフェが開いていたので、思わずコーヒータイムにしてしまいました。
やっと本宮に到着です。
木の幹の中が空洞になった天然記念物の「樟」の巨木がありました。
実は那智大社の直ぐ隣には、「青岸渡寺」という西国大一番札所のお寺があります。
それ程大きなお寺ではありませんが、なかなか古そうな風格のあるお寺です。
お寺の裏に通じている世界遺産「熊野古道」です。
青岸渡寺の境内から見た「三重の塔」と「那智の滝」です。
よく絵葉書や観光案内に載っている写真です。
那智の滝へ下って行く熊野古道です。
ようやく「那智の滝」に到着です。 膝がガクガクです。
・・・ が、昨年の水害で大量に崩れ落ちた巨岩を破砕して撤去し、元の滝壺、景観を取り戻すための復旧工事が行われています。
巨大な重機が入って岩を破砕しようとしていますが、なかなか大変そうです。
那智の滝、全景です。
10:30頃、膝ガクガク状態で那智大社を後にし、ちょっと早目の昼食を「くじら料理」で・・・と思い立って、捕鯨の町「太地町」を目指しました。
11:30頃、太地町着です。
調査捕鯨船「第一京丸」が展示されています。
そのすぐ近くにくじらの博物館がありましたが、残念ながら観る時間はありませんでした。
このくじら博物館の向かいにあった食堂で「くじら定食」を食べました。
くじらの刺身と竜田揚げの定食でしたが、実に25年振りくらいで、忘れていた鯨の味と再会でて感動しました。
凄く美味しかったです。
これで12:00を回りましたので、名残惜しいですが東京の自宅を目指して帰路に着きました。
途中ちょっと寄り道した七里御浜の絶景です。
太平洋です! 地球は丸いです。
国道42号線 → 紀勢道路 → 伊勢自動車道と、来た道を戻り、名古屋まで来たところで、東名高速道路が集中工事で通行規制が掛かっているため、混雑を避けて、小牧経由で中央道へ迂回して帰るコースを選びました。
これが正解で、東名から流れてきたトラックが多くて、普段の中央道の景色とは少し違っていましたが、渋滞は一切なく、スムーズに東京まで帰ってくることができました。
途中2回の休憩を挟んで、20:30自宅着。
本日の走行距離は約600km、3日間合計で約1500km余り。
平均燃費17kmは過去最高記録とタイです。
事故もトラブルも無く、無事帰宅できたことに感謝です。
青岸渡寺は西国三十三観音霊場の1番札所でした。
西国は延べ1週間かけて回りましたが四国に比べて
良いお寺ばかりでした。
熊野古道は歩いた事はありませんが大雨で大被害に
なったとか聞いてます。
仰る通り青岸渡寺は1番札所で、お札の台紙?(掛け軸みたいになるやつ)を用意してありましたね。
お札と似たようなもんかも知れませんが、私は寺社へ参拝する都度、朱印帳に御朱印をもらうようにしていて、今回1冊目の朱印帳が一杯になりました。
熊野に限らず、南紀一帯は昨年の水害の爪痕があちらこちらに残っていて、未だ普及中という感じです。
自然の力は恐ろしいです。侮ってはいけませんね。