東京での唯一の上映館、銀座の「丸の内ルーブル」まで行って、6/1サービスデイの1000円で観てきました。
会社帰りに行ったので、18:40からの最終回です。
同じく勤め帰りの中高年サラリーマン、要するにオッサン客がほとんどで、館内半分は埋まってました。
さて、映画ですが・・・残念ながらちょっと期待外れ。
まず、ドイツ人が作ったドイツ映画で、実話ということで、Uボート映画の「DasBoots」のような重厚なリアリティ満点の映画を期待していましたが、見事に裏切られました。
確かに主演はドイツ人ですが、海外に輸出することを狙って作られたことアリアリで、ナント全編「英語」です!
登場人物のうち1名だけが架空の人物で、後は全て実在の人物ばかり、主人公のリヒトフォーヘンも確かに本人に似た感じの俳優なんですが、何故か決定的にリアリティが足りません。
プロパガンダの空しさ、残酷さを一生懸命訴えようとするストーリーも理解できるのですが、サラっと流れてしまいます。
途中から「ハリウッド向けの映画」と割り切って観るように気持を切り替えて観ました。
そうすると、まぁまぁ及第です。
登場する戦闘機はファルツ、Dr.1、SE5、ソッピースなどなど非常に豊富ですし、CGの出来はフライボーイズより上だと思いました。
これから観る人のために、これ以上のネタバラシは控えますが、過剰な期待をしないで観ることをお勧めします。
全体の1/3は空戦シーンですし、純粋に飛行機物の好きな方には絶対お勧めです。
映画としては、イマイチです。 そのつもりで・・・。