とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

藤棚篇其の壱

2006年09月14日 | 横浜市西区
のち

  今日もぐずついた天気ですけど、昼から止むというのを信じての出動です。

  西横浜駅の南、国道1号を渡った先は「浜松町」という地名です。正月恒例の箱根駅伝で“西横浜”と紹介されるのは、同駅から横浜駅寄りにある浜松町交差点付近です。都内にも浜松町があるため混同を避けているのでしょう。そのためテレビを見てると横浜駅前と西横浜との通過時間が短くて戸惑うのですが、距離が短くなるのですから不思議ではありません。他にも中区には池袋がありますし、駅で道を訊かれたら注意が必要です。
  そういえば都岡か三ツ境か忘れましたけど、中原街道との交差点近くにあった案内標識で「目黒← →五反田」というのを見かけたことがあり驚いた経験があります。目黒は瀬谷区の目黒町、五反田は都内の五反田です。何年も前のことなので今もあるのかどうか。

  予報どおり昼には雨が止みました。こうなればこっちのものと作業ペースが上がります。今はサンモール西横浜なる商店街は、たしかニコニコ商店街とかグリーンロードといったサブネーム(?)もあり、地図にはすべて書いてあります。商店街南の丘の上には市立稲荷山小学校が。昨日見たイラストマップによれば、かつての尋常小学校という由緒ある学校のようです。

  写真は本日のにゃーです。足許にもう一匹います。一日一ニャン


【今日の昼食】
ママクック(浜松町4-22)
 ☆ロースカツ弁当 500円
   雨が上がればホカ弁を買って公園でという手が使えます。この店は道路に面したカウンター式の一般的な作りではなく、扉を開けて中で買う仕組みです。そして夜は店内のテーブルでお酒や簡単なおつまみを食べられるスナックになるようです。ほとんどの弁当が500円で、みそ汁が付くので得した気分にも。

いつもニコニコ現…、もとい商店街

2006年09月13日 | 横浜市西区


  今日も昨日と同じような天気です。朝方は肌寒かったので毛布をかけ、服装も長袖にしました。暑さ寒さも…、って彼岸はまだ先なはずですけど。

  左手に傘と画板を持ってのスタイルなのでけっこうしんどい。ニコニコ商店街の店は歩道まで屋根を伸ばしている店が多いため、そこでは傘を畳んで歩けるのでラクです。それでも店を畳んでしまったり空き地になってる箇所もあるため、やはり個人商店はどこも厳しいのでしょう。でもそぞろ歩いて品定めなんぞするには楽しいかもしれません。もっとも今日は図面が濡れないよう気をつけるのに手一杯という感じでした。


【今日の昼食】
生そば松鶴(久保町28-20)
 ☆日替り昼ごはん 650円
   今日は豚肉の甘辛炒めと茄子の煮びたし、佃煮、サラダ、それにごはんと小さなかけそばが付きます。壁に昭和10年ごろの藤棚町のイラストマップが貼られ、この店は当時すでに存在していたことが分かります。手持ちの地図と比べても、残ってる店はそこそこあるんですなぁ。もちろん建て替えてはいるのでしょうが。

ぼく久保町其の弐

2006年09月12日 | 横浜市西区


  ついこのあいだ梅雨が明けたと思ったら、また雨の日々ですか、やれやれ。短い夏でしたねぇ。うなぎも西瓜も食べずに終わっちゃいましたよ。とほほ

  さてさて、雨だと作業効率は落ちます。しかも今日みたいな“そぼ降る”雨ってのがなにより困りもの。図面に細かい水滴が付くので小まめに拭かないと。

  そんな中でもニャンコが和ませてくれます。(写真) 玄関先にちまっと佇んで、まさか家に入れてもらえないわけではないでしょうに。ちょっと遊んで、ひとまわりして戻ってきたら、仲良しなのかミケと一緒にごはんを食べてました。でもミケは拙者を見て逃げていきました


【今日の昼食】
らーめん一番西横浜店(久保町6-15)
 ☆みそラーメン定食 609円
   ごはんと餃子のセットです。安く上げるなら醤油ラーメン180円という手がありますけど、すぐに小腹が減ってコンビニであんぱんやらなにやら買ったら結局は同じことと定食にしました。

ぼく久保町其の壱

2006年09月11日 | 横浜市西区
一時

  未明の雷雨で叩き起こされたので眠いのなんの

  相鉄線西横浜駅を降りて南口へ。国道1号を保土ヶ谷駅方向へ歩き、七曲坂を登ります。標高差はおおよそ20メートルでしょうか。西久保町の15階建てマンションや横浜ビジネスパークを正面に見ることができます。

  その坂の上には富士見丘学園が。二俣川に移転するはずだったのが来春に延期されたようです。でも移転先の住所には覚えが…、県立中沢高校の跡地でしたか


【今日の昼食】
かちどき食堂(保土ヶ谷区岩間町1丁目7-6)
 ☆まぐろ刺身定食 600円
   国電の線路を越えて天王町駅近くへ。天ぷらやフライなどの各種定食も600円の均一価格です。夕飯が揚げ物と言われていたのでさっぱりと。メインの刺身に劣らず切干し大根やひじきなどの煮物が豪勢でした

バリア、フリー?

2006年09月09日 | とのさまの休日
  今日は所用で武蔵小山の実家へ。夕方から両親が東横線都立大学駅近くの歯医者へ行くというので付き添います。父が病気で車椅子に乗っていることもあり、バリアフリー体験の良い機会でしょう。

  まずは武蔵小山駅へ。エレベーターは設置工事中のためリフトがあり、作業着姿の警備員さん(駅員ではない)に頼むと、慣れた手つきで操作してくれます。時間はかかりますけど、エレベーターができるまでの暫定的な措置でしょう。

  幅広の改札を通ってエレベーターでホームへ。やってきたのは埼玉高額鉄道の車輌です。と、ここで思わぬバリアが。ホームと車輌のドアとにかなりの段差があり、力を入れて持ち上げないと電車に乗れないのです。東京都トーチカを含め相互直通する会社間で車輌規格を合わせてホーム柵まで作ったのに、これはいただけません。しかも武蔵小山は新しく作った駅なのですから、高さを合わせられないはずはなく、おそらく車輌によって高さが異なるのでしょう。詰めの甘さを感じざるを得ません。

  田園調布でもホームとの段差に格闘します。しかもワンマン運転でホーム柵の陰になってモニターからこちらを確認しにくいのか、発車サイン音で急かされます。駅員に頼めばスロープを用意したり下車駅にも連絡したりしてもらえたのでしょうけど、1人かせいぜい2人しかいない駅員に無理ばかり言えません。こちらは母に加えて拙者もいるし、なんとかなると考えたのが甘かったのか。

  なにせホーム柵に莫大な金を投じているのだ。9月7日付朝日新聞夕刊によると、トーチカ丸の内線での設置費用は100億円で、設置済みの方南町支線を除いて1駅あたり4億円にもなる。同じ計算だと目黒線なら44億円になるわけで、おいそれと駅員なんぞ増やせないだろう。もちろん維持費もかかるのだ。設置を要求する人たちは、この金額を理解できているのだろうか。会社を赤字にして社員を路頭に迷わせてでも自分たちを優先しろと言いたいのか。せめて無理か道理か、どちらかにしてほしい。

  さて田園調布では反対側の渋谷方面ホームへ。来たのは日比谷線直通電車トーチカ03系)です。ところがなんと、こちらは段差がほとんどない。汗だくで乗降した最新鋭路線はなんだったのか。都立大学でも目黒線とは比較にならないほど楽に降りられます。改札で両親を見送り、拙者は再び電車の客となりました。

  汗だくの体に冷房が心地よく、このようなことを日々行なっている母をもっと労わらなくてはと考えさせられたのでした。

空みみの街へと

2006年09月07日 | 横浜市西区
のちときどき

  スカイビルの対岸に自動車屋さんが本社ビルを建てるという話なのですが、未だに荒野のままで気をもんでいました。すると今日になって建設計画の看板が設置されていました。建築主はシャッチョさん、年明け着工で2009年完成予定ですか。

  まずはマリノスタウン横浜みなとみらいスポーツパークへ。ネットで情報が取れるのに現地へわざわざ足を運ぶ必要があるのかと考える向きもあるでしょう。ところが現地でないと分からないこともまだまだあるのです。

  調査とは直接関係がないのですが、写真マリノスタウンの、通りに面したトイレ入口にあったピクトグラフです。男性用・女性用とも足許にボールが。さらに、ちょっと判りにくいと思いますが奥の車椅子用を示すものにも、足許にボールが描かれています。べつにボールがないとトイレを使えないというわけではありません。でも便器は普通で拍子抜け(笑)。ゴールの形でもしていれば面白かったんですけど。

  臨港パークからパシフィコ展示場方面へ。今日はマルイのバーゲンがあるようで、京浜急行バスが横浜駅とのピストン輸送に活躍してます。営業所を見ると大森・追浜・鎌倉etc...なんか総動員ですね

  数年前までは荒野だった街も、競うように背高ビルが建てられています。まさに空に向かって伸びるみなとみらい、略して「空みみ」の街です。

  ジャックモールの入口では歩道橋(ペデデッキ)が建設中。しかしモール側は広い立派な階段なのに対して、ベイサイド迎賓館側の階段のショボイこと。その下には仮設の横断歩道(信号機付き)があり、これをそのまま残したほうが便利なのではないかな。

  みみ線新高島駅前ではハマチャリという貸し自転車の店が。1日500円で6か所あるステーションのどこに返してもいいというもの。今度は利用してみようかな。


【今日の昼食】
レストランポート(みなとみらい4丁目7-3横浜メディアタワー内)
 ☆カレーライス 555円+セットドリンク 100円
   タワー自体がNTTドコモなどのビルなので、社員食堂を開放しているようです。入口に掲示されているメニューを見て、ずいぶん安いと思ったら社割価格でした。拙者は一般価格とはいえ、それでもこの値段でおいしいカレーが食べられました。レシートを見るとシダックスが受託しているようです。

朝っぱらから何事かと

2006年09月06日 | とのさまの休日


  朝8時過ぎ、近くの中学校の屋上に設置されている市の防災無線が鳴り出した。おいおい、まさかここでもご出産のニュースを流すのかと思ったら、川崎・横浜地方に大雨洪水警報だって。

  今日は海っぺりの予定だし、これは見合わせたほうがよかろうと、やむなく家にいることにしました。

  さて、今後の予定は、みなとみらいへ行って、その後は西横浜(久保町、藤棚)へ向かいます。虫のいい話で恐縮ですが、どこかお薦めの昼食スポットがあれば教えていただきたいのです。予算や店休日などの都合から、必ずしも訪れることができないかもしれない点はご容赦願います

明け方の街、高島町で

2006年09月05日 | 横浜市西区


  それでは出動と用意をしていたら、腕時計が動かない。朝から困ったものだ。まぁ仕方ないと駅へ。朝ラッシュ時といえども比較的すいてる電車はあるもので、それを狙って乗ろうと思ったらすでに満員。遠足なのか小学生の団体ご一行でございます。幸いにして騒々しいことはない。でも5年生くらいの女の子に寄りかかられるとくすぐったい。野郎に寄りかかられると(略)。そんな中にも独りでドア脇に佇み窓の外を見つめる少年の姿が。孤立しているわけでもなく、マニヤでなければ将来有望だろう。

  そして今度は図面が1枚足りない。これも幸いにして会社の近くだったので、電話して用意しておいてもらいます。無事に受け取って、ようやっと落ち着いた一日が始まりました。

  高島2丁目や平沼1丁目付近をてくてく。オフィスビルや昔ながらの商店街がある雑多な街です。その平沼商店街を歩いていると「裏横浜カレーうどん」の幟が。話には聞いてましたが、ここでしたか。事前に予備調査などしてないのです。他にもカレーショップとか魅力的な食堂が多くありますけど、生憎と胃袋はひとつだけですし

  調査は進んで、新横浜通りと国道16号に挟まれた場所に神奈川都市交通というタクシー会社があります。最近になって8階建ての洒落た社屋が建ちましたが、以前は隣にあった、これも瀟洒な3階建て(一部4階)でした。昭和4年の建造で、一時期は西区役所や東京相互銀行横浜支店としても使われました。7月には見学会も開催されたようです。すでに解体が始まり、新社屋は旧社屋のイメージを残してか、3階以下がレンガ色になっています。

  さて、その目の前にある東横線高島町駅跡へ。♪今でも探してしまう、どっかに立ち食いソバ屋を~。あの騒動から2年半、少しずつ施設の撤去が行なわれています。駅裏手にあった嶋町變電所(看板ママ)は看板に板を打ち付けたのか撤去されたのか。写真に撮りたかったのに残念でした。


【今日の昼食】
角平(平沼1丁目36-2)
 ☆ざるそば 580円
   「もり」と100円差なれば、違いは海苔の有無だけではなかろうと思ったら案の定。つけ汁も違いました。あとは好みでしょう。予算に余裕があれば“つけ天”にしたところです。

横浜湾残り4分の3

2006年09月04日 | 横浜市西区
のち

  西区は昨年5月下旬以来、約1年4か月ぶりです。といいますか、もうそんなに経ったのかと驚きます。拙者も齢を取るわけだ

  まずは駅のきた西口へ。某ビル内にあったeホームズが撤退してました。そりゃそうかな。ヨドバシカメラは区域外になる(他の人が担当)ので、転じて東口へ。通路が整備されたり京急の駅ビル建設が進められてたり、横浜駅は未来永劫どっかしら工事しているんでしょうなぁ。

  万里橋を渡ると、ここでも高層マンションの建築中です。昔は味わいのある路地に鄙びた家屋が並んでいた一角です。低層階には商業施設が入り、あちこちで客の奪い合いになるのでしょうか。ちなみに「横浜駅徒歩4分」と謳ってますけど、電車に乗るまでは京急で10分、東横線相鉄なら少なくとも15分は見積もるべきでしょう。もちろん早朝などの閑散時にダッシュして信号もうまくスルーできれば4分もあながち不可能ではないかも。

  築地橋の東の広大な空き地は、まだ整備工事が行なわれ、海寄りではマリノスタウンが一部営業を始めています。横浜みなとみらいスポーツパークもオープンしているようですけど、それはまた明日以降にでも。

  帰りは雑踏を嫌って、みなとみらい大橋から横浜湾4分の1を抜け、きた東口から駅に入りました。案外こっちの方が早かったかも。

  昼食はコンビニで弁当を買い、事務所の机を借りて食べました。

瑞穂埠頭内の日本領土

2006年09月02日 | 横浜市神奈川区
  ご質問をいただきましたので解説いたします。



  地図左にある瑞穂橋を、左手方向の東神奈川駅方面から来て渡ったところに丁字路があります。地図には表記されてませんがここに信号機があって、直進の南東方向へ向かうと米軍施設の門と守衛所があります。つまり市バス46系統はこの中を進んでいくのです。そのため米軍の許可がないと入れません。

  拙者が入っていったのは、その丁字路を直進せずに左折し、北東方向へ運河に沿う形で走る道です。運河の向こうにも米軍用地があるため、米国に挟まれた日本という感じでしょう。

  運河に沿った道をずいずいと進むと、やがて倉庫会社(横浜倉庫㈱鈴繁埠頭営業所)に突き当たります。つまりここは非米軍施設であって、瑞穂橋や千鳥橋を行き交うトラックやダンプの多くはこちらを出入りしているものです。路線バスはありません。

  倉庫会社の手前にも守衛所があり、ここで身分証を見せて立ち入り許可を得ました。可動式のゲートが設置されているため夜間の立ち入りはできないと思います。

  埠頭内には他にも建材卸協同組合などがあって、協同組合がある南東の先端付近を「瑞穂埠頭」、横浜倉庫がある北東部あたりを「鈴繁埠頭」と区分し、町名と埠頭名は必ずしも一致していないようです。これは瑞穂埠頭が後に埋め立てられたためかもしれません。(1997年の航空写真を見ると、瑞穂埠頭はまだ海でした)

  解説は以上です。

  話は変わりまして、昨日は事務所へ出来上がり分の提出と新しい区域をもらい、それと今後の打ち合わせなどを。今月下旬に少し休みたいと言うと、あまり休めないぞと言われます。どうにか工夫できればいいですが…。

  次回からは  楽しい西区 です。