今日も洋光台駅から。昨日の往復といい今朝といい、京浜東北線でやって来たのは209系。新型E233系が続々と投入され、すでに3分の2くらいは入れ替わったはずである。しかも昨日の帰りは4本しかない500番台に当たったし、引きがいいのか悪いのか。
昨秋以来の洋光台は、なにもかも懐かしい、というほどではないけど、書店だった場所が学習塾になってたり変化が見られます。
26棟ある県営日野団地のうち、なぜか2棟だけエレベータがあります。それも玄関まではフラットでなく、階段数段の上下が必要でバリアフリーには不十分です。すでに古い団地ですし、建替えの計画でもあってそれ以上は作らないのか。
横横道沿いに南下して港南台インター前にゴルフショップがあります。店頭には「本日臨時休業」の貼り紙があるけれど、それもずいぶんと古ぼけている。帰ってから調べたら倒産したのね。
帰りは特養ホーム「峰の郷」玄関前からバスでとしましょう。市バス10系統が乗入れてきます(冒頭写真)。昼は1時間に1本、朝夕は若干増えます。以前は少し手前の峰まででしたが、この施設ができて延長されました。
かつては大型車で運行され、93系統(現293系統)と共に車掌が乗る路線として知られていました。車掌乗務の理由は狭隘な京急杉田駅前の踏切誘導です。回数券も車掌から、降りるときはボタンではなく車掌に申告して、とまぁ長閑な路線でした。
クルマが小さくなっても沿線の長閑さや道の狭さは相変わらず。杉田駅周辺では対向車に歩行者もあって最徐行で進みます。
35分ほどで終点の磯子駅前へ。「里から街へ」という風景の移り変わりを楽しむのが逆行の旅の醍醐味ではなかろうか。帰りの根岸線はE233系が来ました。
【今日の昼食】
昨日と同じくエフマートでお弁当(日替り260円)を買って、と思ったら、まだ12時半だというのに品切れ。漏れ聞いたところでは纏め買いがあったようで、拙者と同じく所在無げになった人が何人か。やむなく特売のカップめんとサンドイッチにしました。湯沸しポットがあるので助かります。公園でもそもそと食べていると、ニャ視眈々というか虎視ニャンニャンというかやってきます(写真)。サンドイッチを千切ってあげようとしたら逃げる。どうやらノラか。だったらむやみに与えぬほうがよかろう。食休みもしてごみを捨てに店へ戻ると弁当が再び並んでました。悔しいから見ないことにしよう(笑)。
中学生のときの社会科の先生が、「市バスでなければあんな路線運行できない」と話していたのを思い出します。最近では、赤字路線の民間譲渡がはやりですが、もう30年も前の事です。
まだ学生の頃の話で、20年前はツーマンでした。ワンマン化は1995年と、意外や遅かったのですね。
車掌は多くが“とうの立ったバスガール”(笑)、時おり年配の男性でした。
先生がおっしゃった「市バスでなければ」というのは言い得てると思います。人件費もかかりますし、非営利事業でないと難しいかもしれません。