とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

もういちど横浜放浪記 ~松原商店街

2011年12月03日 | 横浜市保土ヶ谷区


  『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  横浜のコミュニティサイト、「はまれぽ.com」の12月1日付記事で、松原商店街の飲食店に入りづらいというキニナル投稿への調査レポートが掲載されていました。投稿は拙者ではないんですけどね。

  実を言うと拙者も地図調査ではほとんど訪れてなく、何の変哲もないどこにでもありそうな下町風商店街という印象しかなかった。そして記事を読み進めると昼から営業している焼き鳥屋さんがあるというではないか。それなら思い立ったが吉日、八丁畷氏に声をかけて松原商店街へと向かった。

  声をかけた拙者が待ち合わせ場所を間違えるというトンマをしでかし、14時半頃に天王町駅で落ち合います。記事には、松原商店街は飲食店自体が少ないとありますけど、見渡せばチェーン店の居酒屋にスナックなどそこそこある。良く言えば“バラエティに富んでいる”と表現できるけど、確かに気軽に入れる店というのは少ないような。

  商店街をてくてく歩いて国道16号を越え、記事にあった「焼き鳥ムック」に足を踏み入れます。(冒頭写真

  先客は拙者と同じか少し年上という感じの女性ひとり。待ち合わせをしているようで、ややあってお連れさん2人が現れた。

  ビールはキリン一番搾り、焼き鳥は1串100~120円。持ち帰りの注文も多くあります。煮込みや湯豆腐などの一品料理も充実してます。ホッピーは白黒共にありあれうれしや。

  飲み食いしながら談笑していると、店のマスターから「今日はお買い物ですか?」と声がかかる。「実は『はまれぽ』というサイトを見て…」と言うと大きく頷き、もう記事になったのかと驚いていた。取材があったのはほんの数日前とのこと。しかもそれを見て早々に足を運んでくる人間がいるとは思いもよらなかったろう。

  その後はしばらく「はまれぽ」の話題で大いに盛り上がりました。

  すると不意に横から叩かれる。先客としていた女性で、意味もなく話しかけるのは酔っ払いの常だし、拙者からすることはないけど嫌いではない。店員さんも加わって7人で話の輪ができ、ついにはそのおねーさまがワインを振舞ってくださった。

  口当たりのいいワインに陶然とし、16時ごろにおいとましました。

  いかがですか?このお店。ご常連さんのパワーが凄いですね~。そして気さくなマスターのお人柄もあってね、こんないい雰囲気のお店ができるんですね。そして料理もね、決して奇をてらったものはないんですけど、素朴でかつ深みのある味がなんともいえませんねー。

  ということでまだ空も明るいですし、こういうお店をあと2~3軒はぜひとも探したいと思います。では

  店に入るならこのくらいの時間帯が適当でしょうか。夕飯の買い物時間帯に入ると持ち帰りの注文が増えて店員さんの手が回らなくなりそうです。

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