とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

もういちど横浜放浪記 ~荒井市場、田立

2013年02月26日 | 横浜市栄区
   『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
     ポケットの小銭あつめて、あの街へ…


  今回も嫁はんと出かけます。電車を戸塚で降りて東急ストアへ。ここも3月4日から営業時間を9~24時に延長するようで(ストアのサイトから)、ナイトスタッフの求人広告も情報サイトに出てます。旧知はまだ働いているようだけど、連絡したわけでなく、残念ながら会えませんでした。ペット茶などを買っておきます。

  バスセンターへ行くとちょうど戸93系統が出るところ。バスセンターが新しくなってから利用するのは初めてではないかな。金井まで運賃は190円なり。

  金井公園へ行ってみると、雨水調整池の工事中とやらで、半分くらいが囲われ物々しい。他にも園路の整備とやらで使えるスペースは限られてしまっている。

  金井公園のレストハウス

  頃やよしと昼食のピークを過ぎる時刻になってきたので、今回の目的地である荒井市場へと足を向けます(冒頭写真)。ここは民営の市場で、荒井商事という会社が運営しているらしい。



  市場といっても中央市場や南部市場と違って小ぢんまりしたもの。買い物客も多くが近在の人のようで、のんびりしてます。ほんだし1kgなんてのはこういう店ならでは。他にも業務用食材が充実してますが、ここから輸送するほどでもない。

  目ぼしいものをいくらか買って、目の前の食堂へ向かいます。

  荒井市場の食堂

  渋く埼玉屋の定食もいいけど、ここは市場寿司で魚を。ランチちらし840円なり。営業時間が10~14時のため、嫁はんから「ランチじゃないのもあるの?」とツッコミが入る マグロテールカツは売り切れの由で残念…。せっかくなのででもと思い、別の店でキリンラガー中瓶を1本。フードコートスタイルだとこういうことができます。うまい魚に舌鼓を打ち満悦しました。

  金井公園の先、久保橋を渡るとソフトクリームの置き物が目に入りました。北辰たちばなやの売店らしい。調査で来たときにあったか記憶が定かでないが、営業が10~15時とあらば閉店後に来ていたら記憶に抜け落ちてても不思議ではない。

  北辰たちばなや店舗  ドラ焼きならぬ「とらやき」餅入り(60円)

  ソフトクリームはアイスケースにカップ型で入っており、それをサーバーにセットして作るよう。寒いこともあり見合わせた。

  腹ごなしも兼ねて柏尾川沿いをてくてく。環状4号に入って笠間へと。大規模マンション、ガーデンアソシエ併設の公園で一休み。その前に隣の町内会館へ。ここは拙者が読むのに頭を捻ったところです。

  
  読みは最後に

  「田立」はどうやら古い字(あざ)名のよう。地名の大まかな由来は栄区のサイトに記されています。

  環状4号へ戻っていたち川沿いに歩きます。「いたち」はけものへん+由ですがIMEには入ってません。ATOKとか今昔文字鏡あたりならありそうだけど。

  

  それにしても川沿いにはいろいろなものがあります。地域の民話に関するものや(一つ目小僧もこのあたりの民話にあるとは知りませんでした)

  

  おかんのラインダンス? 「WOMEN」という題で第4回横浜彫刻展に出品されたらしい。

  この川に架かる新橋は「にいばし」と読みます。横浜市内もこういう判じ物のような地名は少なくありません。歩き歩いて本郷台駅へ。今日は2本立てです。最後に「田立」の読みを。

  
    田立=「たりゅう」でした

  「建立」とか愛知県の「知立」の“りゅう”なので、DQNネームのようなひねくれた読み方ではありません。拙者はこの交差点名で知ったのですが信号そのものがネットの地図にないため廃止されたかと思いました。キチンと載せるよう申し上げておきます。

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