水曜日、木曜日と平日のイベントの2連チャン。
さすがに平日のイベントは物理的に厳しいです・・・何とか夜なべ仕事で本業をかたづけていますが、遅れ遅れで、Mr.オクレ状態です(^^ゞ
一昨日の水曜日は、和倉温泉の某ホテルへ。
いつものパターンで、富山の民謡6曲の踊りがメインのステージです。
・麦屋節・・・尺八
・こきりこ節・・・笛
・といちんさ・・・笛
・福光めでた・・・笛
・帆柱起こし祝い唄・・・笛
・越中おわら節・・・尺八
最近、私の所属するこの会の三味線はチューナーで調弦するようになってきました。
お陰様でとんでもなく調弦が違っていると言うことは無くなりました。
尺八吹きとしては大変ありがたいことです。
いくらベテランでも所詮人間の耳なんていい加減なもの、そこを謙虚な姿勢で文明の利器を使う方向になってくれたことに感謝します。
特に舞台で、曲と曲の合間に素速く調子を変えなければならないときなどは、必需品です。
で、昨日の木曜日は砺波市の某老人施設の設立20周年の式典で、民謡アトラクションでした。
おめでたい曲ということで、以下の3曲です。
・秋田大黒舞・・・笛
・喜代節・・・尺八
・黒田節・・・尺八
この日はK先生のお仕事で、地方は唄が2人、三味線1人、太鼓1人、尺八・笛の私、の少数精鋭でした。
控え室が式典会場のすぐそばだったので、事前の音だしが全くできずに、ぶっつけ本番でした。
それが災いしたのか、最初からちょっと低いかなと思っていた三味線が、2曲目3曲目と進むうちにじわじわ下がっていって、尺八は何とかメリ吹きして修正して対応しましたが、最後は冷や汗ものでした。
メリ吹きすると音程は半音ぐらいまではなんとか修正できますが、音量が出ません。
最後は必死にに音程を修正しながら吹きましたが、ストレスが残り、あまり気持ちの良いステージではありませんでした。
ともあれ、平日のイベント2連チャンは無事終了。
また週末に向けて本業を頑張って片づけなければなりません。
でも間違いなく絶滅危惧種です、何とか消滅しないように後継者を育てないといけないのですが、なかなかねぇ・・・
「かわさき」は笛がないとちょっと味気ないですねぇ。スパイスのきいていない料理のようで・・・
くまりんさん 尺八や笛を吹ける人は ホントに 激減!貴重な存在ですよね。
三味線弾きなんて掃いて捨てるほどいますので、ぜひお試しあれ。
篠笛教室はカルチャーセンターなんかにも意外と沢山あるようですよ。
と、悪魔のささやきをお送りしておきます。
でも 家に篠笛が あります。 駄目モトで、ちょっと吹いてみよっかな?
あとはいろんな修羅場をくぐって、沢山の失敗をすること。
そしてその反省点を次の演奏に生かす事でしょうか。
と言って自分も戒め無ければなりません。
お疲れ様でした。楽器のの音合わせ
は大変ですね。上手に調弦するか
どうかで、日頃の練習量の察しが
つくとの話を聞いた事が有ります。
私には分からない世界ですが、
チューナー調音の方が正確だと
思いました。リハーサルは心の準備
も含めて大切なのですね。
日々笑進 みき
半音から1音まで下げることは可能ですが、音量は小さくなります。
洋楽器と違って半音のキーなどない和楽器では、穴を半押さえにして若干メリ吹きをして半音を作ることがあたりまえのテクニックとしてあるんです。
そろそろ奥の深い笛・尺八の世界にいかがですか?
平日のイベント お疲れさまです。