三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

邦楽の授業

2012年01月06日 02時22分44秒 | 民謡・尺八・笛

昨日から仕事(本業)開始でした。
でも年始はだいたい暇なので、ほとんど開店休業状態。今日からいきなりフル稼働になります。

夜になって、横浜で小学校の先生をしている友人の娘さんから、授業で使いたいので尺八の写真を撮らせて欲しいという電話があり、父親同伴でわが家へ来られました。
3学期のはじめに宮城道雄の「春の海」の鑑賞会をするので、それにあわせて尺八とはどんな楽器かという説明をするのだそうです。
写真を撮って簡単な説明をしたのですが、今や絶滅危惧種に限りなく近い尺八・・・。
何とか子供達に興味を持っていただいて、できれば習ってみたいという子を発掘してもらいたいものです。
そう言えば私だって尺八を習いに行くまでは、遠目で見たことはあっても触ったこともありませんでした。
こういう授業は、日本の伝統芸能に触れることができて、大変良いことですね。

しかし彼女の小学校には琴はあるそうですが、尺八は無いのだとか。
ぜひ塩ビパイプの尺八を沢山作って、子供達に教えてくださいと進言しておきました。

尺八といえば、いつもお世話になっている近所の箏のお姉さんからの依頼で、来月某所で、宮田耕八朗作曲の日本むかし話「つるのおんがえし」の尺八を吹くことになりました。
邦楽版ピーターと狼のようなナレーション入り、唄入りの15分ぐらいの作品です。
私としては、尺八で民謡や歌謡曲以外のものを吹くのははじめてなので、期待が半分、プレッシャー半分で、今から楽しみです。

コメント
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