熊本熊的日常

日常生活についての雑記

「小冊子の制作」制作レポート

2011年06月10日 | Weblog
16頁から表紙、裏表紙、奥付、目次を除くと12頁になる。「12」という数字から1年間12ヶ月が思い浮かんだ。各月に一葉の写真とそれについての記述を付し、12ヶ月の移ろいを小冊子で表現した。タイトルの「熊本熊的日常風景」というのは、自分が書いているブログのタイトル「熊本熊的日常」から流用したもので、特に意味は無い。

2007年9月に離婚をして以来、毎年、離れて暮らす子供にカレンダーを作って贈っている。写真はそのカレンダーで使ったものを流用した。原則として各月の写真はその月に撮影したものを使っている。日頃からリコーのGR Digital IIIというコンパクトカメラを持ち歩いており、写真のストックを膨らませることを心がけている。撮影するのは、日常生活のなかで当たり前に出会う風景だ。当たり前の風景のなかに、どれだけ多くのことを見出すことができるかということが生活の豊かさの尺度でもあると考えている。しかし、写真撮影そのものに興味はない。あくまで、その時々で興味を覚えたものをカメラで記録しているだけのことだ。

課題小冊子の制作にはマイクロソフトのWordを用いた。左右2段組にして、一頁の下半分に2頁分ずつ写真と文章を付けた。写真もある程度きれいに印刷したかったので、データ量を落とさずにWordに貼り付けた。パソコンがアップルのPower Book G4という6年ほど前に購入した古い機種ということもあり、写真を貼り付けた後のファイルの重さに、多少不自由な思いをした。

用紙はインクジェットで両面を印刷するため、インクの湿気に耐えるものが必要だった。坪量160g/㎡の三層構造の用紙(伊東屋 バイオトップカラー)を用いたが、折り曲げるには使い勝手が悪い。用紙の選択に再考が必要である。プリンターはキヤノンのMP620を使用した。

印刷の際は、用紙の向きを手作業で入れ替え、一枚の用紙を片面2回ずつ印刷して仕上げた。幸い、向きを間違えるというようなことはなく、やり直しをすることなく制作することができた。