1ヶ月半ぶりにプールで泳いだ。もともと運動らしいことをしたことがない上に、年齢を重ねて体力が衰え、さらに日頃の運動不足と、幾重にも悪条件が重なっていることは承知しているので、今日のところは2,000メートルでやめておいた。泳いでいる最中は特に異常は感じないのだが、プールから上がろうと壁際の梯子に足をかけた途端に足が攣りそうになって動揺する。幸い、その場はなんとか治まり、着替えて無事に住処へ戻ることができた。年を取ると、自然に運動量が減ってしまうのだが、そうなると自然に体力が落ちるという悪循環に陥ってしまう。健康管理という観点からは、年齢と共に運動量を増やすつもりくらいがちょうど良いのかもしれない。
健康といえば、食生活も大事だ。記録を取っているわけではないので、あくまで印象でしかないのだが、このところ食べる量が減っているように思う。それなりに腹は減るのだが、食べたいものが思い浮かばないのである。しかし、その割に体型は変わらない。つまり、基礎代謝が落ちているということだろう。以前、何かで苦痛の少ない死に方というのを聞いたことがある。それによると、枯れるように死ぬのが良いそうだ。
比喩として適切なのかどうなのかわからないが、飛行機の事故が多いのは離陸時7分間と着陸直前の4分間で、総称して「魔の11分」などと言うらしい。飛行経路を人生に当てはめれば、離陸時は既にかなり昔に終わったことであるが、着陸はこれからだ。着地点は定かではなくとも、地面ははっきりと見えている。美しく着陸するというのは、考えれば考えるほど難しいことのように思われてくる。体力のことも健康のことも、それ以外の諸々も。
健康といえば、食生活も大事だ。記録を取っているわけではないので、あくまで印象でしかないのだが、このところ食べる量が減っているように思う。それなりに腹は減るのだが、食べたいものが思い浮かばないのである。しかし、その割に体型は変わらない。つまり、基礎代謝が落ちているということだろう。以前、何かで苦痛の少ない死に方というのを聞いたことがある。それによると、枯れるように死ぬのが良いそうだ。
比喩として適切なのかどうなのかわからないが、飛行機の事故が多いのは離陸時7分間と着陸直前の4分間で、総称して「魔の11分」などと言うらしい。飛行経路を人生に当てはめれば、離陸時は既にかなり昔に終わったことであるが、着陸はこれからだ。着地点は定かではなくとも、地面ははっきりと見えている。美しく着陸するというのは、考えれば考えるほど難しいことのように思われてくる。体力のことも健康のことも、それ以外の諸々も。