横浜「馬車道」は、横浜市中区にある地域名及び道路名で「馬車道」という地名はないそうです。
「馬車道」の由来は、幕末に幕府が神奈川(横浜)を開港したことから始まります。
そして「関内」に「外国人居留地」が置かれ、その「関内地域」と「横浜港」を結ぶ道路のうちの1つとしてこの道が開通しました。
外国人はこの道を馬車で往来していて、当時の人々にその姿は非常に珍しく、「異人馬車」などと呼んでいたことから、この道は「馬車道」と呼ばれるようになったそうです。
現在の「馬車道」には、煉瓦で舗装された道やガス灯風の街路灯など、当時の面影を感じさせる物が設置されており、また、近代洋風建築(大半が昭和時代建築)が何棟か残っています。
「横浜第二合同庁舎」
「旧富士銀行横浜支店」
「神奈川歴史博物館」
「日本興亜損保横浜ビル」
「旧第一勧銀横浜支店」
「ガス灯」
またこの地の町田房造氷水店で、明治2年の夏に初めてアイスクリームが「あいすくりん」の名前で売り出されたそうです。
現在では、5月9日がアイスクリームの日となっており、「馬車道」ではその日、無料で街に来た人に「馬車道あいすくりん」を配っています。
横浜へ行った時には、歴史を訪ねてこの辺りを散策してみてはいかがでしょう。
もっと詳しく知りたい方はこちらのHPへどうぞ。