吉川英治 著 「私本太平記」全13巻を読み終わりました。
鎌倉幕府末期~室町幕府創設
足利高氏(後の尊氏)の青年時代から最期までの波乱の生涯が描かれています。
日野資朝らによる北条鎌倉幕府の討幕計画
後醍醐天皇の隠岐への島流し(正中の変)
楠正成らによる幕府軍との戦い
足利高氏の裏切りと六波羅探題の壊滅
新田義貞の鎌倉幕府の撃滅
後醍醐天皇の建武の新政
後醍醐天皇への宣戦と新田義貞との戦い
新たな天皇を擁立しての南北朝の誕生
尊氏の弟・直義の忠義と不和、高師直の暗殺
そして尊氏の死。。。
南北朝時代を彩る主要人物達が続々と登場します。
平和な世を望みながらも意に反して政治的な爭いがどんどんエスカレートしてゆく・・・
彼らがどう戦い、どう滅んでいったのか。。。
その様子が生き生きと描かれています。
コロナ禍自粛中に読み終えようと思いましたが13巻は流石に長かった〜!
読み応え十分!! いや~、面白かった~!!