埼玉県川口市にある「SKIPシティ」へ行って来ました。

「SKIPシティ」は埼玉県が中心となって推進しているプロジェクトで中小企業の振興と次世代映像産業の導入・集積ならびに国際競争力を備えた人材育成を目指し2003年2月1日にオープンしました。

年間10万人以上の人が利用し、地元川口の人たちからも”スキップシティ”の名で親しまれています。
なかでも彩の国くらしプラザ、川口市立科学館、映像ミュージアム、公開ライブラリーの4施設は、子どもから大人まで、体験を通じて楽しく学べる公開施設となっています。

まずは「映像ミュージアム」を訪れました。

一般利用者向けの公開施設として、子どもから大人まで映像制作を楽しく学べる日本で唯一の”参加体験型”の「映像ミュージアム」です。

合成撮影のアトラクションやアナウンサー体験からプロジェクションマッピングまで映像のしくみや歴史を学び映画・テレビのつくり方を体験する事が出来ます。

2階映像学習ゾーンでは撮影体験、編集、効果音、VFX、アニメ制作、CGなどのコーナーごとに、 映像による「解説スクリーン」が設けられています。

映画制作やアニメーション、VFX(視覚効果)や合成などの仕掛けやつくり方が簡単にわかります。

また古い映像機器も展示されています。

「キネストコープ」は現在の映画の原型となった初期の映画鑑賞装置です。

木箱内をのぞき込む形で映像を見る仕組みで、一度に1人しか見ることができませんでした。

実際に覗いてみるとまるで白黒テレビを見ているようでした。

こちらのコーナーでは映像の仕組みを実際の機器を使用して分かりやすく学ぶ事が出来ます。

年代ごとの記憶媒体も展示されていました。

古い撮影機材もあります。


日本映画の名監督にまつわる展示コーナーもあります。

黒澤明監督の直筆絵コンテがありました。

ウルトラマンなどの特撮の展示コーナー

撮影に使用された衣装も展示してありました。

こちらではスタジオのセットと機器を使用して移動撮影を体験する事が出来ます。

VFXの制作の方法も分かりやすく解説してありました。



この車に乗り込んでドライブシーンの撮り方を学びます。

運転席と背景が合成された映像が画面に現れます。

ジオラマで見る映画の撮影現場もありました。

なかなか精巧に作られています。

アニメーションやCGについても学べます。


こちらのスタジオでは「空飛ぶ魔法のじゅうたん」を体験で来ます。

グリーンバックで「魔法のじゅうたん」に子供たちが乗っています。

画面では恐竜が住む世界を魔法のじゅうたんで飛んでいる様に見えます。

と言う事で、大人もやってみよう!

恐竜が住む時代にタイムスリップです。

お~! 恐竜が現れた! これはなかなか楽しい体験です!!

それ以外にもNHKで放送されている「おかあさんといっしょ」のスタジオコーナーもありました。

実際に撮影に使用されていたセットが展示されていました。

それ以外にも、将来に残すべき価値のある映画・TV番組などの動画を視聴できる国内最大級の”映像の図書館“こと「映像公開ライブラリー」や映画上映など様々なイベントが楽しめる「映像ホール」もあります。
続く・・・