「セヴン・デイズ/7 Days」
公開:2010年 フランス
出演:クロード・ルゴー、レミー・ジラール
ある医者夫婦の8歳になる娘が強姦され、殺される。
犯人はすぐに捕まるのだが、テレビで見ていた被害者の両親は、犯人が25年くらいで釈放されると思い、夫は、あることを決意する。
それは犯人の護送中に彼を奪い拉致すること。
絶対に見つからないようなロッジを手にいれ、犯人を拉致し、じわじわと拷問する医師。
実は七日後が死んだ娘の誕生日だった・・・。
凶悪犯罪の被害者の父親が犯人に復讐すると云うサスペンスホラー映画。
日本でも凶悪犯罪者の判決が出ると「これで遺族は納得できるのか」という議論が必ず出ます。
また「被害者が味わった以上の苦しみを犯人に与えたい。」と云う遺族の心情も十分判ります。
さらに被害者の父親は医者で人の身体はよく知っている上に、薬もいろいろ持っていている・・・。
そして拉致した犯人をなかなか殺さない。
彼はいったいどこまでやるのか・・・。
現実味があるだけに普通のホラー映画よりも数段怖いかも・・・。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
福山雅冶さんの「龍馬」は最初はあまりの”かっこ良さ”に違和感を感じてしまいましたが、回を重ねるごとにその爽やかな人を引き付ける魅力とバイタリティー溢れる行動力の虜になりました。
福山さんを始め出演者の皆さんには遅まきながらお疲れ様でしたと言いたいです。
そんなHさんが「坂本龍馬」に接したのは学生時代に呼んだ司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」です。
当時、”司馬遼太郎フェアー”と云う文庫本のフェアーをやっていて「竜馬がゆく」だけではなく司馬遼太郎作品を殆ど全てを夢中になって読んだ記憶があります。
しかしその司馬作品の「竜馬がゆく」の内容は、今回のドラマの「龍馬伝」とは大分違っていたような気がします。
まず単純に「竜馬」と「龍馬」という名前が違う・・・。
何故? どちらが本当?
調べてみました。
「坂本龍馬」が正解です。
一方、「竜馬」の方は、司馬遼太郎の想像力で作られたフィクションである「竜馬がゆく」があまりにも有名になりすぎた事と、その後NHKが1968年の大河ドラマでその「竜馬がゆく」を取り上げたことで、世間的に「竜馬」の名が浸透してしまったのだとか。
ちなみにその時の竜馬役を演じたのは若き日の北大路欣也さんでした。
さらに今回のドラマで「平井加尾」と云う広末涼子が演じた龍馬の幼なじみは「竜馬がゆく」ではまったく出てきていません。
また、準主役と言うべき「岩崎弥太郎」の存在はここまで大きく扱われてはいませんでした。
今回は「岩崎弥太郎」のみならず「武市半平太」や「岡田以蔵」、「千葉道場の娘佐那」、「高杉晋作」、「後藤象二郎」など「龍馬」を取り巻く人物達も判り易く紹介されていました。
「龍馬伝」は、福田靖氏の脚本による原作なしのまったくのオリジナル作品だそうですがなかなか良かったです。
”はたしてどちらが本当の坂本龍馬像なのか? ”
当の御本人は天国で、”そんな事はこんまい事ですら!!”と言っている事でしょう。
また何十年後かに「新たな龍馬」が出現するかもしれませんね。
メンバーはこのコースのメンバーであるM川さん。
サッカー以外にゴルフと囲碁が大好きなでこの日もゴルフの後にM川さんの別荘で泊り込みで囲碁対決をしようと企画しているN川さん、K林さん、N田さん、Tヶ崎さん。
さらに、わざわざこの日の為に長期出張先の新潟から馳せ参じたS坂さん。
今回一番の若手で前回の優勝者のS藤君。 そしてHさんの一年先輩のM上さん。
以上9名3組のコンペです。
場所は今年3回目のプレーとなる新千葉CC。
このコースとの相性?が悪いHさん、過去2回はいずれも120オーバーの大叩きでした。
今年のゴルフ界もいよいよ大詰めを迎え、石川遼と池田勇太が賞金王を取れるかどうかが気になる処ですが・・・。
同じように?Hさんが100切りのミラクルを出せるかどうかが気になります!?
プレーするのはこのゴルフ場で3コースある内の”つくもコース”で、Hさんは初のラウンドとなります。
スタートホールはいきなりのロングホールでドラコンホールです。
最終組のHさん。 第一打で今日一ショットが早くも飛び出し、見事ドラコンを獲得!!
が、後が続かず、アイアンでチョロってトリプルスタート・・・。
木々の紅葉も終盤を向え、幹の下には真っ赤な落ち葉が一杯!!
こう云う風景もなかなか風情があります。
そんな景色にはまったく関係なくスコアーの出入りが激しいHさん。
結局NIは平均ダボペースの54で終了でした。
後半のOUTで少しでも巻き返した処ですが結構アップダウンがある山岳コース。
打ち下ろしの140ヤードのショートホールも距離感が難しい・・・。
今回はスタート時間が11時15分からの1ラウンドスループレーでしたが、途中で前の組が詰まっているホールもあり、次第に日没が気になり始めました。
西日に照らされて紅葉も光り輝いています。
そんな中、ドラコンは4ホール中3ホールを手中に収めたHさんですが、ゴルフは飛べば良いと云う物ではなく・・・。
相変わらずアプローチのヘタさが直らず、OUTも53で終了。
日没間近かのホール。 なかななか美しい景色!!
今回のゴルフはトータル107で、過去2回の120オーバーからはかなり良くなりましたが、100切りはまだまだ遠い結果で終わりました。
今回は番外編? 長崎ちゃんぽんの店「はしばやん 宮益坂店」です。
さて、ここで問題です!
”ラーメン”と”ちゃんぽん”の違いはどこにあるのでしょう?
似てるようで、似てないようで・・・、よく判りませんね。
Hさん、早速調べました!!( これぞ! Kill time?)
実は”ラーメン”は「かんすい」がこしを出すのに使われていますが、”ちゃんぽん”は「唐あく」と言うかんすいが使われているそうです。
「生麺」の”ラーメン”に対して「ゆで麺」の”ちゃんぽん”。
さらに”ちゃんぽん”は丸太麺が特徴です。
調理方法の違いは、
炒めた具を中華スープで麺と一緒に煮込むのが”ちゃんぽん”。
ゆでた麺をスープを絡めて具を載せるのが”ラーメン”です。
このような微妙な違いが味の違いになるのでようね。
さて、「はしばやん 宮益坂店」の店内はちょっとレトロ風。
カウンターには長崎ちゃんぽんと皿うどんのウンチクが貼られていました。
”本場長崎の昔人はちゃんぽんの上に生玉子やとじ玉子をのせて少しでも高級感を出して堪能した”のだとか・・・。
なんと!その生玉子は無料サービス中!
皿うどんも美味しそうですが、Hさんはやっぱり、元祖長崎ちゃんぽん(860円)と生玉子をオーダーしました。
待つ事、10分で出てきたのがこちら!!
具としては、かまぼこ、きゃべつ、さつまあげ、きくらげ、もやし、そして、ぷりぷり海老!と盛りだくさん!! その上に、生卵が!!
麺は、長崎直送の中太蒸し麺でちょっと柔らかめでした。
とんこつベースのスープは野菜の甘みが良く出ていて、かなりコクがあります。
Hさんが昔、長崎のハウステンボスで食べた時より、こちらの方が数段美味く感じました。
さらにウンチクによると「生玉子」の他に「ソースと白コショウ」をかけて食べるのが本場の通の食べ方だとか・・・。
Hさんも真似してみました。
スープがマイルドになり、こちらも確かに美味い!!
”長崎ちゃんぽん”、結構病みつきになりそうです。
「山猫の夏」を読みました。
80年代前半のブラジル東北部の町エクルウ。
アンドラーデ家とビーステルフェルト家の二つの旧家が町を支配し、100年にわたる抗争を続けていた。
この旧家から出奔した娘の捜索のため、裏社会で名を馳せた謎の日本人“山猫(オセロット)”こと弓削一徳が呼ばれる。
山猫の動く所、たちまち血しぶきがあがる。
だが彼は単なる請負仕事で終わるつもりはなかった。
謎の山猫の正体とその目的とは・・・。
日本人を主人公としたブラジル版西部劇。
なんと言っても主人公の「山猫」がかっこいい!!
圧倒的なカリスマとパワーで田舎町をたちまち殺戮の場とさせる!!
日本映画で例えると黒沢明の「用心棒」の三船敏郎ばりかな!!
息をもつかせぬ冒険活劇で読み始めると止まらない事間違いなし!!
ラストもイイね~! 著
この本のお勧め度:☆☆☆☆☆
月曜日、Iさんから”今晩、飲みに行きませんか?”の突然メールが・・・。
Iさんと飲むのは久々なので、
”それじゃ、取り合えずハチ公前で待ち合わせしましょう!”と返信しました。
しばらくして、またIさんから”店はここを予約しておきました。”とのメールが・・・。
いつもはHさんが事前にNETで調べておいた店に行くか、行き当たりばったりその場で店を決める事が多いのですが、Iさんから1次会の店を指定するなんて珍しい事もあるものだと思いながら持ち合わせ場所へ行きました。
Iさんに”今回に限って事前に店を予約しておくなんてどうしたの?”と聞いた処・・・
”今度、所内の飲み会の幹事になっちゃったので、今日はその事前調査で「もつ鍋」の店に行ってみたい。”との事。
そのIさんが選んだお店がこちら。
1階が「ディズニーストアー」になっているビルの7階にある「居酒屋六蔵」です。
「ディズニーストアー」はすっかりクリスマスの飾り付けがしてあります。
ちなみに下の写真はその近くにある「タワーレコード」のビル。
屋上には何故か目を光らした”巨大な猿”が・・・。
その下の看板には「この猿を撮って送って200万円。」の文字が・・・。
これは「ストライド」と云う新発売のガムのキャンペーンで応募者の中から抽選で1名に200万円が当たると云うものです。
Hさんも運試しに早速応募してみました!
(当たるといいな~! BIGなお年玉200万円!!)
さて肝心の居酒屋六蔵の「もつ鍋」は・・・。
店内はこんな感じです。
窓の外のベランダの竹やぶがライトアップされています。
そして、こちらが今回Iさんがお目当ての六蔵「もつ鍋」のメニュー!
赤(キムチベース)・黒(醤油ベース)・白(豚骨ベース)の3種類の秘伝のスープから選べます。
ん~!! なかなか美味しそう!!
と、その前に・・・。
とりあえず生ビールと一品物を注文!!
一品物も色々あります。 サラダに、焼き鳥に、唐揚げに、刺身に、etc・・・。
どれもなかなか旨い!!
ビールの次は、ホッピーで!! さらに酒が進みます!!
結局、一品料理とお酒だけで二人とも腹一杯になっちゃって・・・。
肝心の「もつ鍋」は食べずに、二次会のカラオケ屋へGO!!
何の為にこの店を予約したのかよく判らない飲み会となりました・・・。
埼玉県加須市の「はなさき水上公園」で開催された「第7回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」へ行った帰り道、車で15分ほどの所にある「騎西城」へ立ち寄りました。
「騎西城」は別名、私市城または根古屋城とも呼ばれていますが、何時の頃、誰の手により築城されたのかは不明です。
現在の三層模擬天守は、町制施行20周年を記念して、昭和50年に建てられたもので、中は町立歴史資料館になっています。
本来の「騎西城」に天守は無く、これは全くの模擬建築物と云う事です。
この日は残念ながら休館日で内部は見学できませんでした。
ここの紅葉も綺麗でした。
さらにその建物の道路を隔てて向かい側には当時の「土塁跡」が残っています。
当時この辺り一帯は沼地で、自然要害となり、本丸・二の丸・陣屋曲輪・天神曲輪・他に2つの曲輪の縄張りからなり、遺構発掘調査により、障子堀跡が確認されています。
しかし、発掘調査終了後に埋め戻されたため、現在は目にする事はできません。
廃線が決定したローカル鉄道を救いたいと、退職した上に会社を創ってまで田舎町にやって来た三人組―才色兼備でMBA取得の女性ミュージシャン、良心的な融資を誇りにしてきた元銀行支店長、そして鉄道オタクのリタイア官僚。
最初は戸惑っていた町民たちも、次々繰り出される彼らの奇抜な計画に、気づけばすっかり乗せられて。
なぜか再建を渋る町長の重い腰は、果たして上がるのか・・・。
「見捨てられた赤字ローカル鉄道を再建する」ことを、人生最大のロマンチックなプロジェクトと認識した三人の挑戦ストーリー。
物語の舞台になるのは、広島県にある第三セクター「山花鉄道」。
毎年の赤字により、 自治体によって廃止が決まっている鉄道。
だかその赤字額は長年にわたって合理化努力を払ってきたお陰で、年にたかだか数千万円の額だった。
そんな額の赤字の為に、今まで地元を支えてきた大切な鉄道をなくしてしまって良いのか。
三人は山花鉄道を存続させるために、さまざまなアイディアを出し合い、 住民を巻き込みながら再建していく。
登場人物が常に前向きで、ローカル線復活の奇抜なアイデアを次々と繰り出す・・・。
読んで絶対に楽しい物語である。
10:30の開場時間には着くように余裕を持って出発!!
と・・・、ところが・・・。
会場の手前3kmから道路が大渋滞!!
全然動かない・・・。
結局会場の駐車場にたどり着いたのは12:30!!
それでもまだまだ時間はあります。
気を取り直して・・・
イザ!「さいたまB級グルメ王決定戦」会場へ!!
埼玉県内の選りすぐりの33B級グルメと今回は栃木・群馬県からの7グルメも参加し史上最多40グルメが一同に会するそうです。
ん~! 公園の銀杏並木もすっかり黄色一色です!!
天気も良く絶好のグルメ日和!?
その銀杏並木の下には、なんとこの人ごみ!!
さらに会場内へ入ると・・・
そこは人・人・人で埋め尽くされていました!!
どこの出店にも長い行列です。
ラーメン大好きHさんの今回お目当ての「豆腐ラーメン」には他のお店の3倍の行列が・・・。
こりゃ、ダメだ!
基本的に行列と人ごみが嫌いなHさん。
”来るんじゃなかった・・・。” 早くも後悔が・・・。
なにやら会場の真ん中のステージではAKB風の若い子達が歌で盛り上げています。
折角来たので一品くらいは食べて帰らないと・・・
ようやく並んで食べたのは「岩槻ねぎの塩焼きそば」。
ん~、ただしょっぱいだけだった・・・。
行列にウンザリして、それ以上並ぶ気力もなく、早々に会場を後にしたHさんでした。
ちなみに、今年のグルメ王に輝いたのは開催地の「加須市みんなで考えた肉味噌うどん」だそうです。
加須市特産の手打ちうどんに肉みそと温泉卵を乗せたもので、今年誕生したばかりの新名物だとか。
そういえば、Hさんが会場に着いた時にはすでに販売終了になっていた・・・。
2位には「飯能すいーとん」(飯能市)、3位にはHさんが食べてみたかった「豆腐ラーメン」(さいたま市)が入っそうです。
しかし、いくらB級グルメとは云え、やっぱり落ち着いてじっくり味わって食べたいですね。
「アイガー北壁」
公開:2010年 ドイツ・オーストリア・スイス合作
出演:ベンノ・フュルマン、フロリアン・ルーカス、ヨハンナ・ヴォカレク
ベルリン・オリンピック開幕直前の1936年夏。
ナチス政府は国家の優位性を世界に誇示するため、アルプスの名峰アイガー北壁のドイツ人初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルの授与を約束していた。
山岳猟兵のトニーとアンディは、難攻不落の山を次々と踏破し、優秀な登山家として知られ始めていた。
2人は世間の盛り上がりに戸惑いながらも、《殺人の壁》と恐れられていたアイガー北壁への挑戦を決意する・・・。
難攻不落《殺人の壁》と恐れられていたアイガー北壁へ挑戦する若き二人の登山家の実話を元にした映画です。
物語の前半はそのアイガーの美しさが十分に映し出されています。
また当時の時代背景やマスコミの対応、そして高級ホテルに滞在しながら余興として楽しもうとする富豪たちなど 1つ1つの描写が丹念に描かます。
中盤からはいよいよ当時の貧弱な装備で、目の前に立ちはだかるアイガー北壁へ挑む過程が克明に描かれてゆきます。
アイガー北壁の荒々しい山肌
不意に襲い来る落石、悪天候、雪崩
凍傷の痛み
極限状態に追い込まれた人間の苦悩
ピーンと張り詰めた緊張感で一瞬も目が離せない!
その場で一緒に登っているかのような臨場感が得られるカメラワークが素晴らしい!
いや~、凄い映画を観ました!!
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆