久々のHさんの「渋谷らー麺ロード」です。
渋谷警察署の裏側に新しく「はしばやん」がOPENしたのでいってみました。
「はしばやん」と云えば”長崎ちゃんぽんと皿うどん”の店というイメージしかなかったのですが、新しくできたお店は”九州ラーメン”の店でした。
このお店、以前は渋谷センター街の方にあったそうですが、入居していたビルが取り壊しになる事から一時閉店していましたが、今回こちらに新装OPENする事になったそうです。
店内はノスタルジックな、昭和30年代を意識した内装で、BGMは、昔のコマーシャルソングが流れていて郷愁を誘います。
壁にはこんなポスターも・・・
また替え玉の注文する時にはこのボタンを押すとチャルメラが流れるとか。
ラーメンは天下無敵?の羽柴ラーメン、醤油ラーメン、正宗ラーメンの3種類です。
Hさんは豚骨塩味の天下無敵の羽柴ラーメンをオーダーしてみました。
待つ事10分でその羽柴ラーメンが登場!!
見た目はスッキリとした感じで、スープには背脂がたっぷり浮いていて濃厚な味付けのようです。
真ん中の梅干がその油っぽさを解消してくれる役割をするのでしょうか?
麺は博多ラーメンとは違って細めの縮れ麺でした。
スープは魚介系と豚骨がバランス良く合わさっているようで、意外にさっぱりとしていました。
具材と麺の量が少なめで、通常のラーメンだけでは少し物足りない・・・。
と云うことで”天下無双”?の餃子も頼んでおいてよかった!!
こちらにはこの店オリジナルの”幻のタレ”がついています。
”天下無双”の粋まで達しているかどうかは判りませんが、ラーメンと一緒に食すにはgoodでした。
次回は天下無双の正宗ラーメンでも食べてみようかな。
米澤 穂信 著 「ボトルネック」を読みました。
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。
ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。
不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。
もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか・・・・。
東尋坊でパラレルワールドに迷い込んでしまうという設定。
そのパラレルワールドでは、自宅には自分の代わりにサキという「姉」が居る。
そして、自分が存在しないことにより、回りの状況が良くなっていた・・・
その変化が自分と姉の違いによってもたらされているという事実を知った時・・・
自分は一体、いままで何をしていたのか・・・。
自分の生きている意味とは・・・。
青春ミステリーと呼ぶにはあまりにも暗い話で読後感は最悪。
『2010年このミステリーがすごい!』で第一位だとか・・・。
「悪人」
公開:2010年
出演: 妻夫木 聡, 深津絵里, 岡田将生, 満島ひかり, 樹木希林
土木作業員の清水祐一は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
馬込光代は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった ――。
殺人犯とその犯人と行動を共にしようとする女性。
そして被害者と加害者の家族。
これらを通して、一つの事件の背後には、様々な事情が存在している状況を描き出します。
その一方で家族を執拗に追い詰めるマスコミ。
普段我々が接している報道やニュースといったものの怖さを感じさせられることになります。
さらに一番怖いのは、そのニュースを好奇心に満ちた目で見る私たちかも・・・。
本当の“悪人”はいったい誰なのか? ・・・
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
TBS系で毎週日曜日に「JIN 仁 完結編」が始まりました。
先週が2回目の放送でしたが初回の2時間スペシャルは平均視聴率23.7%だったそうで、このドラマが再び始まるのを心待ちにしていた人がいかに多かったのかが判ります。
西暦2000年の現代から幕末の日本にタイムスリップした脳外科医・南方仁が坂本龍馬、勝海舟、西郷隆盛、緒方洪庵ら歴史上の人物と出会い、争乱に巻き込まれたりしながら、人々を救う為、現代から持ち込んだ知識と幕末の人々の協力により近代医療を実現していく。
その一方で過去の人間の運命を変えていることに悩み、南方自身もいつかは現代に帰りたいともだえる。
第一話ではこれまでの登場人物に加えて、また新しい歴史上の人物も続々と登場してこれからどうなるんだろうと云う期待感が持てました。
それにしても「喜市」役の子役は相変わらず泣かせます!
長セリフも感情を込めて堂々と話し、最後の決めの言葉が・・・
”生きてなきゃ、笑えないんです!”
何か今の日本にピッタリのセリフでまたまた泣かせて貰いました!!
そして先週の第二話。
まさか南方と咲が牢屋に入れられるとは思わなかった・・・。
南方は牢名主の執拗な仕打ちをいかにして乗り越えるのか・・・。
多分、Hさんの予想では・・・
牢屋の中でも持ち前の医療技術を発揮して囚人たちの尊敬を集めて・・・
やがては南方が牢名主になっちゃう・・・
な、訳はありません!
咲も無事に牢屋敷から出られるのかな~。
今後もこのドラマの展開に目が離せません!!
昨日は2月20日以来、今年3回目のゴルフでした。
大倉カントリー倶楽部で前々回はトータル106、前回は101で今年も相変わらず100が切れていません。
今回の場所は朝霞パブリックゴルフ場。
このゴルフ場は昨年12月20日に打ち納めでプレーしましたが、その時のスコアーはトータル101でした。
果たして今回は・・・。
アウトコースの出だしはいきなり481ヤードのロングホール。
久々のゴルフで不安なスタートでしたが、ドライバーはナイスショット!
ドライバーの飛距離だけは他の人からも一目置かれるHさん、出だしは好調!!
2打目もそこそこ飛んで、グリーンのすぐそばまできましたが・・・。
相変わらず寄せがヘタ!!
軽く当てればよいものを、当りが強すぎる・・・。
ピン傍に寄らず入らずで、ダボ発進となりました。
その後はボギー、ボギーと続いて・・・
4番503ヤードのロングホールで、好調だったドライバーを曲げてしまい痛恨のOB!
しかも3パットでトリプル!!
その後も3パット1回、チョロ2回で上がってみればトータル49でホールアウト。
昼食にピリリと辛い坦坦麺を食べて、気合を入れます。
後半こそは!と気合と入れて臨んだ10番339ヤードのミドルホール。
その気負いがいきなり裏目に出てドライバーは又しても真っ直ぐ右のOBゾーンへ・・・。
上がってみればトリプル・・・。
その後もドライバーが安定せず、結局、トリプル2回、ダボ2回、ボギー3回、なんとかパー2回でトータルはまたしても49の平行スコアー。
結局、前後半のトータル98でホールアウト。
久々のプレーにしてはなんとか目標の100切りは果たしましたが、
ドライバーが安定していれば、95は出ていたかも・・・。
アプローチがよかったら、90前半で回れたていたかも・・・。
プレーするたびに、れば・・・、たら・・・の思いが残るHさんでした。
「闇の列車、光の旅」
公開:2010年
出演:エドガー・フロレス, キャリー・ジョージ・フクナガ
南米ホンジュラスで暮らす少女サイラ。
よりよい暮らしを求め父と叔父とともにアメリカを目指すことにした彼女は、移民たちがひしめきあう列車の屋根の上でカスペルというメキシコ人少年と運命の出会いを果たす。
彼は、強盗目的で列車に乗り込んだギャングの一員だったが、サイラに暴行を加えようとしたギャングのリーダー、リルマゴを殺しサイラを救う。
組織から追われることになったカスペルと、彼に信頼と淡い恋心を寄せ行動を共にするサイラ。
二人は、国境警備隊の目をかいくぐり、組織の待ち伏せをかわしながら命がけで国境を目指すのだが・・・。
「ここには何もない。未来も。」というホンジュラス
貧困から脱出する為、命がけで列車の屋根に乗り、雨風をビニール・シートでしのぎ、ひもじい思いをしながら北を目指し旅を続ける移民たち
そんな移民たちから金品を略奪しようとするギャング団と密入国を取り締まる国境警備当局という二つの組織からの身を守りながらもひたすらアメリカを目指す。
旅の途中では果物の差し入れをする人がいるかと思えば、逆に石を投げつけて罵倒する輩もあらわれる。
ホンジュラス出身の不法移民たちの決死行がそのまま映像化されていて、生々しい。
「アメリカを目指す」という”命を賭けた”夢の切なさ、切実さ。
余り知られていない中南米の現実、過酷な救いの無い物語の中にギャング団の組織から追われ命を狙われる少年を慕う不法移民の少女のひたむきさが一筋の光りとなって心を暖めてくれる。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
今野敏 著 「半夏生(はんげしょう)」を読みました。
東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。
事件性の疑いはないと考えられたが、男性は原因不明の高熱を発し、間もなく死亡。
それを機に、東京湾臨海署の安積班にただならぬ空気が流れはじめる―
本庁公安部が動きだしたのだ。
海外からウイルスを持ち込んだバイオテロなのか?
地域・道路封鎖に奔走する安積たちの不安をよそに、事態はさらに悪化の気配を見せはじめた・・・。
佐々木蔵之助さん主演でドラマにもなっている”ハンチョウ”シリーズの一作。
病原菌に感染している人間が、大都市でばら撒く事を目論んだら・・・。
危機意識のない日本という国でバイオ・テロが起きたら、この国はちゃんと機能するのだろうか・・・・。
そのまま「福島原発事故」にも当てはまりそうな、日本の危機管理意識を鋭く問う作品。
ちなみに「半夏生」とは夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間ことを指し、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕頃までの5日間を「半夏生」と云うそうです。
「ぼくのエリ 200歳の少女」
公開:2010年 スウェーデン映画
出演: リーナ・レアンデション, トーマス・アルフレッドソン
ストックホルム郊外に母親と2人で暮らす12歳の少年オスカーは苦痛に満ちた毎日を送っていた。
学校で陰湿な苛めにあっているのに誰も気づかない。
それほど孤独だった。
友達が欲しいという孤独な少年の願いは、とうとう叶えられそうだ。
ある日、隣りに同じ12歳の謎めいた少女エリが越してくる。
青ざめた顔をした少女の外出は夜だけ。
「君の友だちにはなれない」といきなり告げるエリだったが、毎晩のように中庭で顔を合わせ、寝室の壁越しにモールス信号を送り合うようになる・・・。
現代まで連綿と生き続けるヴァンパイアの少女エリといじめにあっている孤独な少年オスカーの出会いから始まる物語。
生きるためには人の血を吸わなくてはいけないという宿命に縛られたエリ。
両親の離婚によって孤独を味わい、、親に心配をかけまいと、いじめの事を親に相談できないオスカー。
互いにひとりぼっちのジャングルジムで出逢ったふたりは、壁ひとつ隔てたシチュエーションの中で、孤独な心をモーリス信号で通い合わせる。
スウェーデンの自然はどこまでも美しく、雪の白さと血の紅さと対比されていたり、冬の寒さと暗さが映画全体をピリリとした緊張感漂わせる。
そんな中でオスカーとエリの間に、自然と友情が育まれていく経緯がとても温かく、切なく、物悲しい・・・。
残酷シーンもありますが、通常の「ヴァンパイア映画」と呼ぶにはあまりにも美しくそして上質な映画です。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆
渋谷区神南一丁目の交差点です。
何やら若い娘たちが上を見上げて、盛んに写メを撮っていました。
マルイシティ渋谷店の外壁の巨大看板に取り付けられているのは・・・
アラシ! アラシ! オ~ イェ~!
嵐の桜井君が春らしいド派手な衣装でポーズってます。
その後で木の陰から覗いているのは他のメンバー達。
TBSで放映中の番組「ひみつの嵐ちゃん!」のポスターのようですが、何故にマルイに?・・・
米澤 穂信 著 「インシテミル」を読みました。
ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。
とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。
それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。
映画化もされたので読んでみました。
施設への監禁、ゲームのルール、連続殺人事件・・・
まさに、「クローズドサークル」の本格推理小説です。
さらに参加者それぞれにひとつずつ凶器が渡され、
互いに殺し合いを強いられる構図は、
まるで「バトル・ロワイアル」!
緊張感が序盤から終盤近くまで続く・・・。
そして、結末は!!
ん~、予想していたよりは、やや物足りなかった・・・。
それでも、そこそこ楽しめる一冊でした。