「ヴィレッジ」
2004年製作
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が森の奥の小さな村を舞台に描くサスペンス。
深い森に囲まれ、外界から孤立し数十人が自給自足で暮らす素朴で小さな村。
そこでは皆が家族のように平和に暮らしていた。
地上の楽園のような村には、決して破ってはならない三つの掟があった。
森に入ってはならない、不吉な赤い色を封印せよ、警告の鐘に注意せよ-。
誰が何のために掟を作ったのか、確かなことは誰一人知らないが、村人は森に棲むと噂される「怪物」を恐れ、自分たちの世界の中だけで慎ましく生活していたのだった。
それは「掟」を守る限り、森に住む「彼ら」が村の平和を破ることは無かったからである。
そんな「掟」がある村に暮らす、盲目の少女アイヴィーが無口なルシアスと言う青年に恋をしたころから、村に異変が起こり始める....。
そして、ある日、ルシアスは、恋人の命を救うためにその村にはない医薬品を手に入れようと、禁断の森を抜ける許可を申し出る…。
過剰に残酷なシーンもなく、ほどよいサスペンス。
ラストに向かうにつれて、
ジワジワとした「ん~、なるほどなぁ・・・」って感じの映画です。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆