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二階派パーティー5000人で盛況、幹事長の存在感示す 〈2018年4月25日〉

2018年04月25日 08時30分00秒 | 記事

派閥メンバーと共に声援に応える二階会長


 自民党の二階俊博幹事長(79)=御坊市島、当選12回=が会長を務める志帥会(二階派)の政治資金パーティー「強くしなやかに生きる」は23日、東京都千代田区のホテルニューオータニで開いた。安倍晋三総理や岸田文雄党政調会長、竹下亘党総務会長をはじめ政財界、支持者ら5000人以上が参集し、政権与党の要として安倍内閣を支える二階幹事長の存在感の大きさ、勢いを見せつけた。日高地方など地元からも新風会メンバーが駆けつけ、二階幹事長や派閥メンバーと歓談した。

 二階幹事長は「こうして全国各地から飛行機、新幹線、バスでお越しいただき『しっかり頑張れよ』と激励いただけるのは本当にうれしいこと。立場が変われば人様の話を聞くために何時間もかけて、なかなか行けないことで、そのご厚意は身に染みる。皆さんの期待、願いを無にしてはいけない。当たり前のことだが、そう痛切に感じています」と、りっすいの余地もない超満員の来場者に礼を述べた。
 その上で「与えられた重要な職責を全うするため、我々は日々血のにじむ努力を続けなくてはいけない。私たちには多くの仲間がいる。50人を超える人たちを国政に送り届けていただいた。この仲間を大切にし、国政の場で育て上げ、日本の国政の一翼を担いたい。皆さんもそれぞれの地元でしっかり支え、遠慮なく意見を述べてほしい。反省すべきところは反省し、前に進むべきところは前に進み、どこまでも皆さんと一緒に手をつなぎ、政治の道を切り開く道を歩み続けたい。皆さんの温かいご厚情をしっかり胸に刻み、次の新しい時代を築くため共に頑張ろう。期待に応え、頑張り抜く決意を表明する」と決意を新たにした。
 志帥会前会長で最高顧問の伊吹文明元衆議院議長は「志帥会は常に謙虚な気持ちで、大勲位、中曽根康弘先生の保守の心を忘れず、力を合わせて一生懸命頑張ります」とあいさつ。竹下総務会長は「りっすいの余地がないとはまさにこのこと。二階幹事長は土の匂いがする政治家。人情に溢れ、弱い立場の人に手を差し伸べる。二階幹事長の後ろをついて行き、日本のために汗をかきたい」、岸田政調会長は「二階幹事長は政府に対してもしっかり物を言い、大きな存在感を示している。二階幹事長を先頭に大いに活躍され、日本の政治を間違いのない方向へ導いてほしい」とエールを送った。
 竹下派、岸田派、細田派、麻生派、石波派、石原派など各派閥領袖も出席。代表して細田博之党憲法改正推進本部長があいさつしたほか、アメリカや韓国など各国大使、歌手の杉良太郎さんも壇上で、二階幹事長や志帥会のさらなる活躍を祈念し、乾杯のあと和やかに歓談した。また、パーティーに先立ち、程永華駐日中国大使館特命全権大使、高橋はるみ北海道知事が講演した。


「幹事長は自民党の大黒柱」
安倍総理が駆けつけエールおくる

 

激励に駆けつけた安倍総理

 安倍総理も忙しい公務の合間を縫って会場を訪れて登壇。超満員の会場に「さすが二階幹事長。すごい勢いを実感した」と述べた上で「二階幹事長は大黒柱として党を支えていただいている。圧勝させていただいた昨年の総選挙でも大きな功績を残された」とエールを送った。
 政権運営では、相次ぐ不祥事に対して「しっかり膿を出し切り、組織を立て直して総理大臣の責任を果たしていきたい」と述べ、北朝鮮問題について話し合った先日のトランプ米大統領との首脳会談の様子、現下の経済状況などを説明しながら「国民の付託に応えるため、しっかり頑張りたい」と述べた。


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