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松本秀司日高町長、4年間振り返り決意新た 〈2018年4月14日〉

2018年04月14日 08時30分00秒 | 記事

町政発展へ思いを語る松本町長


 任期満了(5月10日)に伴う日高町長選(17日告示、22日投開票)に出馬を表明している現職の松本秀司町長は初就任以来の4年間を振り返るとともに、町政発展への思いを語った。「笑顔で健康に暮らせる町づくり」をスローガンに掲げ、主要県道や町道の改良による防災・生活・通学道路整備、教育や高齢者福祉の充実、観光振興などを図ることで、子どもからお年寄りまで住んで良かったと思ってもらえる町づくりを進めたいと力を込めた。

 平成26年5月11日の初就任以来、18歳までの子ども医療費無料化や内原・志賀の学童保育所設置、子育て支援センター「クエっこランド」充実などで子育て支援に努め、学校支援員を増員して児童・生徒の学習支援や内原小学校へ通級教室を開設、日高中学校大規模改修など教育環境の充実を図ってきた。
 4年を振り返ると、子育て支援、福祉、農業や産業の振興などまだまだ課題が山積する中で、防災観点から見ると、主要県道や町道の改良で「命の道」の整備は欠かせない。まずは井関御坊線、柏御坊線、由良御坊線の主要県道や町内中央の南北に走る町道高家中央線の改良などで防災・生活・通学道路の整備を重要課題に掲げた。
 海岸部に位置する阿尾の高台避難広場整備が完了したものの、比井地区では集落近くの高台に避難道路や避難場所などを設ける工事は現在進行中で、土砂災害を食い止める砂防堰堤を町内3個所で実現の見通しになっており、防災対策へ力を入れる。
 1期目の公約として実現できなかった防災コミュニティー広場については、補助事業活用の模索などで実現への思いは持ち続けるとしながら、比井小学校児童数減少への対策や志賀小学校の校舎改築など教育環境の充実を優先させたい意向。予算が厳しい中、若者定住促進で他町の取り組みなども参考にして導入できるものを取り入れ「共働き世帯が喜んでもらえる取り組みに広げられれば」とする。
 観光振興ではクエの町PRを推し進め「ニッポン全国鍋グランプリ」では2020年東京オリンピック・パラリンピック開催年の「グランドチャンピオン大会」へ参戦、ベトナムをターゲットに海外観光客誘致などに取り組むほか、町立温泉館「海の里」みちしおの湯の活用方法も検討課題にあげた。
 高齢者福祉では介護保険料が高まる中、対策には介護予防事業が重要とし、関連した教室の開催や住民が気軽に集える地域カフェ開催を増やすなどし、75歳以上の高齢者外出支援事業は今年度充実を図ったところだが、さらに独居世帯や高齢者だけの世帯に限るなどして年齢幅を下げることにも触れた。
 松本町長は「4年間、懸命に走ってきましたが、振り返ると、やれたこと、やれなかったことがあった。この経験を生かして、誠実と実行をモットーに町民の声を大事にしながら、全力を尽くしたい。スピード感を持って職員と一緒になって町政の発展へ頑張っていきたい」と訴えた。


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