番所山でスイセンが見頃を迎える
由良町大引、県立白崎青少年の家で「第15回すいせん祭」が28日に開催される。祭りを控え厳しい寒さが続く中、主役のスイセンが順調に開花し、群生する番所山でも6~7割が咲き見頃を迎えた。イベントでは人気のピザ作りなど楽しい体験や軽食などを用意しており、青少年の家では「ぜひ遊びにお越し下さい」と呼びかけている。
主催は白崎青少年の家「体験の風をおこそう」実行委員会で、平成29年度地域ぐるみで「体験の風をおこそう」運動推進事業に採択され、地域交流事業として開催する。
同所は自生を含め10万株以上のスイセンが咲き誇る県下有数の名所で、今季は昨年12月から咲き始めた。本格的な開花は1月に入ってからで、会場下の県道沿いはほぼ満開でドライバーらを出迎える。敷地内も場所によっては満開に近いところもあり、祭りを控え準備が整った。
15回目を迎える「すいせん祭」は午前10時から午後3時まで開催。大人気の石窯ピザ作りや、陶芸、古代体験(火おこし)、親子ヨガ、おもしろサイエンス、クラフト、餅つきなどの体験や、海上自衛隊による体験(ロープワーク・手旗信号・記念撮影)もある。
おもしろサイエンスは、ブーメラン、ぐるぐる磁石、竹とんぼ、リングキャッチャーなど、クラフトは、まが玉ペンダント・マグカップの絵付け・プラ板キーホルダー・バルーンアートの4種類で、親子ヨガは3回(先着15人・30分)実施し大人だけでも参加できる。体験は一部無料。
軽食コーナーでは、振る舞い鍋(限定150食・午前11時30分)を無料で提供するほか、うどん、カレー、たこ焼き、とりめし、唐揚げ、ぜんざい、フランクフルトなどを販売。このほか、海望風呂、卓球やバドミントンなど軽スポーツも楽しめる。
青少年の家では「スイセンも見頃を迎えています。家族そろって楽しんでください」とPR。問い合わせは白崎青少年の家(電話65・2351)へ。
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