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日高広域観光振興協インスタ好評、フォロワー1000人超 〈2018年1月21日〉

2018年01月22日 08時30分00秒 | 記事

「インスタ」投稿で管内の魅力発信


 日高広域観光振興協議会は(会長・金崎昭仁日高町観光協会長)が、日高地方の魅力を全国に情報発信しようと、昨年5月からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で若者に人気の「インスタグラム」を使った写真投稿を開始。管内市町の観光スポットやグルメなどを随時投稿し、フォロワー数は目標の1千人を突破。人気の写真には400件以上の「いいね!」やコメントが付けられるなど好評を得ている。

 JR御坊駅前に設置していた観光案内板を老朽化で撤去したのに伴い、別の広報ツールとして芸能人や若者らに人気の「インスタグラム」を活用。アイフォンやアンドロイド端末で写真や動画を撮影、投稿して共有するスマートフォンアプリ。写真や動画に特化したSNSで無料でダウンロードできる。フォローした人の写真がタイムラインで流れ、アップロードした写真には「いいね!」やコメントを付けられる。
 協議会でアカウントを作成し「hidakasanpo」(ひだかさんぽ)のユーザーネームで写真投稿を開始。事務局の日高振興局や会員の管内7市町、観光協会の関係者が撮影した白崎海岸や道成寺、煙樹ケ浜、キャンプ場、舞妃蓮、熊野古道、民芸品、グルメ、秋祭り、イベントなど様々なジャンルの写真を随時投稿。「夕陽シリーズ」の日高川河口や国民宿舎紀州路みなべから見た夕陽、白崎海洋公園の夜景、みなべ町の県指定天然記念物イチョウなど人気の写真には400件以上の「いいね!」が付けられている。
 フォロワー数は19日朝現在で1375人で、当初目標にしていた1000人を突破した。同じように投稿している類似団体と比較しても多いという。日高地方からのフォローが多いとみられるが、県外や日高地方出身者も増えてきているようで、一定のPR効果を上げている。日高振興局企画産業課は「次は2000人の大台突破をめざし、引き続き、さまざまな写真を投稿し、日高地方の魅力を発信したい。『ひだかさんぽ』で検索してぜひご覧下さい」と話している。


応募401枚、2月中旬結果発表
「旅する人に伝えたい」フォトコン

 インスタ投稿開始にあわせて「旅する人に伝えたい、ひだかの魅力」をテーマにしたフォトコンテストを実施。昨年8月1日から12月31日まで募集し、401枚の投稿があった。
 観光施設や海岸、浜辺からの景色、夕陽、夜景、紀州鉄道、花火大会、紅葉、秋祭り、カフェなど「インスタ映え」するさまざまな写真がある。今月下旬に協議会員で一次審査を行い、50枚程度に絞り、2月上旬に金崎会長、田中達也日高振興局長、日高高校わかやまクラフトの女子高生2人の計4人で二次審査を行い、入選賞12作品程度を決める。
 入選賞は2月中旬に発表し、日高地方の特産品(5000円程度)を贈るとともに4月から毎月1作品ずつ1カ月間、日高振興局ホームページのトップページに掲載する。


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