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和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

2017年10月 データバンク

2017年11月25日 09時14分58秒 | データバンク

1日
赤い羽根共同募金運動始まる第13回日高川町杯ジュニアスポーツ大会軟式野球競技決勝で川辺ウィンスターズ4連覇第5回県リレーション3ゲートボール大会御坊市少年少女合唱団コンサート「ハーブの調べとともに」

2日
印南祭第28回元気ゆら!ふるさとフェスティバル第48回衆議院総選挙で和歌山3区から立候補を予定している楠本文郎御坊市議が議員辞職願提出

3日
ゆら早生の選果始まる御坊市島で40代男性刺される日高町比井「岬旅館」で関西初の設備を搭載した新造乗合船「第一二岬丸」進水式県赤十字奉仕団大会で、御坊市赤十字奉仕団委員長の川原節子さん=御坊市=ら3人が表彰受ける

5日
御坊祭

6日
印南町教育長に平尾潔司氏就任第72回国民体育大会「笑顔つなぐえひめ国体」陸上競技の女子ハンマー投で、美浜町出身で九州共立大1年の桑原翠さん=松洋中-日高高=が7位

7日
日高看護学校で宣誓式平成29年度第5回市民教養講座。落語家で天台宗僧侶、露の団姫さん講演

8日
第29回危険業務従事者叙勲の受章者決まる。管内から元県警警視正の竹中利雄、元県警警部の若野孝両氏に端宝双光章秋祭りサンデー秋季近畿地区高校野球県2次予選決勝で、日高中津準優勝

9日
中学軟式野球の日高オールスターズの第16期生選考会らんちゅう愛好会第7回品評会

10日
衆議院総選挙公示御坊小北校舎に紀中初のファミサポセンター開所クヌッセン機関長殉職60周年記念式典脅迫で日高川町男性職員を緊急逮捕笑いの大学修了式

11日
紀州鉄道から譲り受けた廃車両「キハ603」を活用する整備関連工事の地鎮祭

12日
和田小で柿についての県出前授業日高川町上田原で軽トラック転落。運転の90代男性死亡

13日
第85回独立展で阪本聡さん=御坊市藤田町吉田=の作品が中山賞受賞日高川町の学習教室「子ども未来塾」好評第72回日高地方競書会審査会。硬筆55点、毛筆57点を特賞に選ぶ

14日
第61回日本学生科学賞県審査で、日高高校科学部の伊藤徳亭君と下野翼君の研究作品「ビル風を読む」が県議会議長賞コンテスト「関西ヘアドレッシングアワード2017」で御坊市湯川町財部「COCORO HAIR」の小池直史さんがファイナリストに選ばれる日高町クエ・フェア紀の国トレイナート号出発式第49回オープントーナメント全日本空手道選手権大会で新極真会和歌山支部所属の前田勝汰さんが3位入賞

15日
御坊市文化賞に市文化財保護審議会長の塩路正さん=湯川町富安=とHale45スタジオ

16日
御坊市薗の国道42号で横断歩道を渡っていた80代男性が乗用車にはねられ死亡

17日
第16回岐阜女子大学全国書道展で美浜町浜ノ瀬の山本映紅書院から、稲葉千紗さんが最高賞の大賞に選ばれる国際海洋科学大会で研究成果を発表した和高専物質工学科5年の上戸悠生さんが準優勝日高高校の姉妹校、デンマークのフレデリクスハウン高校の生徒が日高高校へ由良町農業士会が町内3校にゆら早生贈る印南町は高齢者等地域見守りネットワークを推進するため関係機関代表ら13人で会議を設立マレーシア第二の都市、ジョホールバルの教育省が企画する訪日教育旅行の第2弾で、同地区から小学生19人と高校生17人らが和田小、紀央館を訪問

18日
第29回MOA美術館中紀児童作品展で最優秀賞の県知事賞・MOA美術館奨励賞に内原小、坂成海さんの「アジをさばくおばあちゃん」が選ばれるジュニア世代世界一を決める2017年世界ジュニア柔道選手権大会女子44キロ級で印南町出身で京都文教高の久保井仁菜さんが優勝第71回県美術展覧会の彫塑、洋画部門の審査で、彫塑部門で南部高校の湯川佳応理さんが最優秀賞に選ばれる

19日
優良老人クラブとして、美浜町の浜ノ瀬老人クラブが厚生労働大臣表彰受ける第30回全国和紙画展でグラフィックデザイナーの池口肇さん=御坊市藤田町藤井=の作品が入賞

20日
和田小で初めての「日高地域消防・防災体験学習衆院選の二階俊博候補公示が初の3区入り御坊市展の受賞者決まり、知事賞に5人犯罪等の抑止に献身的に尽力した北野口自主防犯組織隊、隊長の米原史夫さんに地域安全功労者表彰パリで開く「第6回2030年に生きるための教育と資質を育むワーキンググループ会合に日高高校の山本詩央理さんが日本で唯一ひとり参加する秋季近畿地区高校野球大会に出場する日高高校中津分校が壮行式

21日
海上自衛隊由良基地分遣隊開隊63周年記念懇親会アサギマダラ自然観察会

22日
第48回衆議院総選挙投開票。和歌山3区は自民党前職で党幹事長の二階俊博氏が12選果たす印南町おたき瀧法寺でいなたきまつり

23日
台風21号の影響で崩土、浸水、農産物など管内で被害改組新第4回日本美術展覧会(日展)の洋画部門で日高川町和佐の鳥居佳子さん2度目の入選

24日
仁坂吉伸県知事が御坊市で県政報告会ライオンズクラブ第30回国際平和ポスターコンクの御坊、御坊中央審査で、御坊から浜上なごみさん(由良小6)、御坊中央から西山友梨(野口小5)に決まる県の道徳教育研究指定校の御坊中で発表会松洋中で和歌山市民図書館移民資料室の中谷智樹さん講演アサギマダラ4匹が日高中に飛来

25日
吉田擴・御坊商工会議所会頭らが柏木征夫御坊市長に平成30年度要望事項を提出納税道義の高揚に貢献した日高納税貯蓄協会副会長・梅本光洋さん=御坊市=に国税庁長官表彰

26日
御坊市塩屋町の舞妃蓮保存会のフォトコンテスト表彰式で6人が入賞御坊市、日高広域消防合同水難救助訓練第3回御坊市オリジナル体操制作委員会でタイトル、振り付け決める更生保護活動に貢献した日高保護司会の豊嶋英雄さん=日高川町玄子=が法務大臣表彰

28日
平成29年度由良町文化賞に生け花指導の片岡三千代さん第3回県ジュニア美術展覧会の立体部門に稲原小5年の田中花さんの作品「飛んで来たカブトムシ」が優秀賞日高高校定時制が20年前の開校50周年記念に埋めたタイムカプセル掘り起こす

29日
JA紀州移動ズーパー「とくし丸」が、買い物客に安全運転呼びかけ御坊市は平成29年度「協働支援事業~オール御坊のまちづくり~」に、市吹矢愛好会、NPO法人フードバンク和歌山、塩屋文化協会の3団体を採択、20万円交付ごぼう商工祭にぎわう吉田祭、和田祭が雨で短縮第38回県小学生バレー選手権大会日高地方予選で、川辺ひかり、南部ら6チームが県大会出場決める

31日
特別養護老人ホームときわ寮川辺園総括主任介護員、森崎真喜子さんに白梅賞


美浜町松原地区で日本一の高台竣工、津波避難困難地域解消「犠牲者ゼロに」 〈2017年11月25日〉

2017年11月25日 08時30分00秒 | 記事

くす玉割りで高台竣工を祝う


 美浜町は23日、吉原地内に建設した松原地区高台津波避難場所竣工式を開き、国や県、地元関係者が出席し、無事竣工を祝った。同地区は県の南海トラフ巨大地震津波避難困難地域(対象人口1928人)に指定されており、これを解消するため、総事業費2億4700万円を投じ、高さ15・5メートル、2000人を収容できる高台を整備。日本一の規模を誇り、備蓄倉庫やマンホールトイレなども設けており、森下誠史町長は「犠牲者ゼロをめざし、災害に強いまちづくりに努めたい」と決意を新たにした。

 二階俊博自民党幹事長や仁坂吉伸知事、中村裕一、冨安民浩、坂本登各県議ら来賓をはじめ、町議、区長ら地元関係者が出席。森下町長は「2000人が避難可能な大規模の高台で、津波避難困難地域の解消が図られ、住民の皆さんの安全安心に大きく寄与するものです。今後も住民の皆さんの生命を守るため、災害に強いまちづくりに努めたい」、高野正町議会議長が「より逃げやすい高台にするため工夫に工夫を重ねたい」とあいさつ。
 二階幹事長は「災害で一人の犠牲者も出さないことが大事。日本一と言われる立派な高台ができ、他県から視察が増えると思う。この高台を見習い、日本国中につくる努力を期待したい」、仁坂知事は「死者をゼロにしないといけない。高台の完成で避難困難地域を解消できた。今後は全員がちゃんと逃げられるようにすること、家が倒壊しないように必要な耐震補強を行うことをお願いしたい」と祝辞を述べた。くす玉割りで竣工を祝い、松洋中学校吹奏楽部が見事な演奏で花を添えた。
 高台の整備面積は1万2950平方メートル。頂上部の避難場所面積は2400平方メートルあり、2000人が避難できる。頂上部は15・5メートルあり、最高津波高11・37メートルを上回っている。昨年7月に着工し、当初計画より1年早く完成。盛土材約4万立方メートルは日高港の泊地しゅんせつ工事、県道白浜温泉線改良工事の建設発生土を有効活用した。施工は(株)淺川組=和歌山市、栗生泰廣取締役社長=。
 食料や毛布、飲料水などを保管する備蓄倉庫6基、マンホールトイレ20カ所、トイレ洗浄用耐震性貯水槽、かまどベンチ10基、手洗い場、時計塔、緊急車両駐車場5台分を設けた。避難誘導灯としてソーラー式LED照明20基を配備し、その蓄電池から携帯電話やスマートフォンを充電できるようUSB端子も備えたほか、高台の西側麓には体の不自由な車での避難者も想定し、44台収用できる駐車場も整備した。

「高台を見学コースに」
津波の日高校生サミット

 仁坂知事は、11月5日の「世界津波の日」の関連行事として二階幹事長の提案で昨年高知県で初開催し、今年は沖縄県で開いた世界津波の日高校生サミットについて「来年は和歌山で開くよう申し入れている。その際は、ぜひともこの高台を見学コースに入れ、参加した世界の高校生に見てもらいたい」と話した。

「思いっきり早くやろう」
西川改修早期完成へ一丸

 祝う会で記念碑を除幕した皆さん

 高台竣工式に引き続き、町と西川河川改修事業推進協議会主催の西川河川整備工事着工を祝う会が開かれ、記念碑除幕などを行い、早期完成へ国、県、町が一丸となって取り組むことを誓った。記念碑は大川橋周辺の現場に設置する。
 森下町長は「毎年、内水被害に悩まされている。住民の安全安心のため全区間の早期完成を臨みたい」とあいさつ。仁坂知事は「日高川は支川に問題が集中しており、皆さんの期待をひしひしと感じる。予定区間を一日も早くやれるようにがんばりたい」と約束。
 二階幹事長はおおむね20年間の整備計画について「今の時代、20年かけるというのは話にならない。着工を祝う会ではなく、思いっきり急いでやる会にしよう」と早期完成へゲキを飛ばした。
 計画全体の整備延長は4・8キロ。堤防整備、河道掘削、護岸工、東裏川合流部対策(千貫樋門改築)を行い、平成18年9月の豪雨レベルに耐えられるように流下能力を高める。今年度は大川橋から上流60メートルで左岸に鋼矢板を入れ、左岸側半分の川底掘削を行う。今年度工事費は約1億円。


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