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第16回本社杯ジュニアバレーボール大会、南部Aが2年ぶり9回目優勝 〈2017年11月21日〉

2017年11月21日 08時30分00秒 | 記事

優勝の南部A

準優勝の名田ソレイユ


 第16回紀州新聞社杯ジュニアバレーボール大会第40回日高郡市ジュニアバレーボール連盟秋季大会は19日、印南町体育センター、印南小・稲原小・南部小体育館で開き、Aリーグでコンビバレーを展開して強さを見せた南部Aが2年ぶり9回目の優勝を飾り、準優勝は名田ソレイユ、3位は印南はまゆうAが入った。Bリーグは美浜VBCBが優勝、印南はまゆうCが準優勝。

 Aリーグ16チームを4ブロック、Bリーグ8チームを2ブロックに分け、変則リーグ戦を実施。Aリーグは予選を突破した川辺ひかり、御坊つばさ、南部A、稲原、印南はまゆうA、日高、由良アタッカーズ、名田ソレイユの8チームが決勝トーナメントに進出。南部Aは決勝トーナメント初戦の稲原、準決勝の川辺ひかりをとともに2-0で下し、一方の名田ソレイユも初戦の由良アタッカーズ、準決勝の印南はまゆうAをともに2-0で勝ち上がった。
 決勝は3人のアタッカーをそろえた南部Aが左右中央に振り分けた攻撃などで開始早々8連続ポイントを挙げ、序盤から優位に試合を運び、第1セットを21-8で先取。第2セットは序盤、南部が法忍のサービスエースなどでリードしたが、名田ソレイユも芝田のスパイクや道のサーブ、ブロックなどで追いついた。中盤以降、南部は要所でリベロ・辻本のスパイクカットが冴え、坂本や中内の中央からの速攻や竹中の右からのスパイクで徐々に差を広げて21-15で連取し、栄冠を勝ち取った。
 石井尚之監督は「男女混合だが、公式戦最後となる6年生でのチームで挑んだ。レシーブを上手く拾うことで試合を引き締め、コンビバレーがうまく機能した。後輩に見せることができ、来年につながった」。
 坂本実優主将は「最初、少しチームが乱れたが、勝ち上がるごとにまとまって、準決勝、決勝は自分たちの流れを持ってこれた」と話した。
 Aリーグ3位決定戦は印南はまゆうAが川辺ひかりに2(21-18、21-18)0で勝利。Bリーグは美浜Bが決勝で印南はまゆうCを2(21-9、21-10)0で下し優勝した。
 閉会式で山崎進大会長がAリーグ優勝の南部Aに優勝カップ、盾、金メダル、準優勝の名田ソレイユにカップと盾、銀メダル、3位の印南はまゆうAにも盾、銅メダルを贈呈。Bリーグ優勝の美浜VBCBにカップ、印南はまゆうCに盾を贈った。
 個人賞は優秀賞に辻本裕紀君(南部A)芝田桜鳳さん(名田ソレイユ)、敢闘賞に森心羽姫さん(印南はまゆうA)藤本光咲さん(川辺ひかり)木村心春さん(御坊つばさ)小川千晴さん(日高)柏木菫さん(稲原)岩下義哉君(由良アタッカーズ)を選んだ。
 Aリーグ決勝トーナメントの結果と上位チームメンバーは次の通り。
【決勝トーナメント】1回戦=川辺ひかり2-0御坊つばさ、南部A2-0稲原、印南はまゆうA2-0日高、名田ソレイユ2-0由良アタッカーズ▽準決勝=南部A2-0川辺ひかり、名田ソレイユ2-0印南はまゆうA。
【南部A】監督=石井尚之▽選手=坂本実優、法忍明日香、竹中理恵、中内美憂、久保美法、辻本裕紀。
【名田ソレイユ】監督=宇和肇▽コーチ=西田雅彦▽マネージャー=芝田真美▽選手=芝田桜鳳、道みのり、森田唯生、小森寧々、橋本莉奈、辻秋奈、表悠日、田口知優。
【印南はまゆうA】監督=山崎進▽コーチ=田伏みずほ▽マネージャー=畑中茂季▽選手=畑中舞桜、保川惺奈、東純菜、森心羽姫、笹井春菜、内田莉咲、保川千紗都。
【美浜VBCB】監督=惣出和杜▽コーチ=村上玲▽選手=木下輝星、柏原康輝、村上ななみ、羽山里空、寺田いずみ、山本楓、森美月、柏原捷吾、森祐月。
【印南はまゆうC】監督=田尻里依▽コーチ=鈴木健志▽マネージャー=笹井薫▽選手=木下万稟、稲谷穂華、石橋妃那、中家朱梨、鈴木仁菜、湯川璃音、笹井美咲。


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