濱一也部長がポスターを手にPR
日高町商工会青年部(濱一也部長)と町地域振興(株)(山田理司社長)は20日、初タッグを組み、産湯海水浴場で夏の新イベント「納涼夏祭りinうぶゆ」を開催する。これまで続けてきた催しを一新して地域振興にと取り組んできており、人気だった「ゆかたコンテスト」を盛り込んだほか、水風船キャッチゲームや大声コンテスト、市販の打ち上げ花火でミニ花火大会など催し、クエ鍋ペア食事券が当たる抽選会、射的などの模擬店も出す。
商工会青年部は「ひだかニッコリゆかたフェスタ」を11年間開いてきたが、地域振興へ新しく発展させようと、中紀随一の美しさを誇り、地域の観光資源である産湯海水浴場の有効活用に着目。同海水浴場海の家を運営する同社も快諾し、県の「地域ひとまちづくり補助金」を活用し、営業最終日の20日に午後3時から8時までで計画した。
催しには「ゆかたコンテスト」も入れ、浴衣や甚平を着た来場者の中から希望者を募って出場してもらう。審査員に山田社長らも入り、青年部長賞、元気で賞、キュートで賞を贈る。水風船キャッチゲームは投げ手、受け手の2人ペアで募集。あらかじめ設定した5メートル以上の3パターンの距離から決めて投げてもらい、キャッチ。割れなければ景品がもらえ、距離が遠いほどいい品になるという。
大声コンテストは音量を測るスマートフォンアプリでデシベルを計測し、トップの人に景品を贈呈。フィナーレのミニ花火は浜辺の一角に市販の打ち上げ花火を設置して、駐車場側から見てもらうようにする。
模擬店は射的、スーパーボールすくい、輪投げ、ストラックアウト、懐かしいゲームコーナー、唐揚げ、ジュースなどを用意。日高町旅館民宿組合が協力し、クエ鍋ペア食事券が当たる抽選会を午後5時と7時に企画して抽選券は当日イベント会場本部で配布。定員20人で町の特産品である黒竹の民芸品づくり体験コーナーも設ける。
交流から由良町商工会青年部もイベント運営に協力。同部、同社はチラシやポスターを作ってPRし、夏の思い出作りにと、子どもから大人まで幅広く楽しめるイベントを考え、同浴場ならではの催しにと期待している。
問い合わせは、町商工会(電話63・3611)へ。
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