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全国中学Sテニスで印南男子団体健闘の3位入賞 〈2017年8月22日〉

2017年08月22日 08時30分00秒 | 記事

男子団体3位入賞の印南中
(前列左から岡本君、小原君、川村脩人君、鈴木君、大原君。
後列左から片山君、川村幸大君、辻浦君、門脇君、塩路教諭)


 第48回全国中学校ソフトテニス大会は19日、20日に長崎市総合運動公園かきどまり庭球場で開かれ、男子団体で印南中が3位入賞と大健闘した。日高地方からの団体3位入賞は平成5年の御坊中女子以来、24年ぶり。個人戦でも男子で鈴木秀幸君(3年)小原雅也君(同)組、女子で嶋田実南さん(2年)樫尾陽和里さん(同)組がベスト16と健闘した。

 同校から全国大会に団体に男女、個人には3組が出場。団体戦は男女とも各ブロック予選を勝ち抜いた25校が出場しトーナメント戦で競った。印南は初戦で神栖第4(茨城県)に2-1で下し、続く2回戦は神崎(大分県)に3-0のストレート勝ちでベスト8に進出。入賞をかけた準々決勝は成和(福井県)と対戦。1番手の辻浦・門脇組が敗れたが、2番手の鈴木・小原組が4-2、3番手の川村・大原組は4-1で連勝し逆転勝ちで制した。杉戸(埼玉県)との準決勝は1番手の鈴木・小原組が敗れ、2番手の川村・大原組は4-2で勝利し1勝1敗に。3番手の辻浦・門脇組が敗れ1-2で惜しくも敗れた。印南を下した杉戸が優勝を飾った。
 女子は1回戦で安平追分(北海道)を2-1で下したが2回戦で杉戸(埼玉県)に1-2で敗れた。
 個人戦は男女とも64組が出場しトーナメント戦で競った。鈴木・小原組は1回戦で千葉のペアを4-3、2回戦は佐賀のペアを4-0で下し、3回戦で福島のペアに3-4で惜敗。嶋田・樫尾組は1回戦で北海道のペアを4-2、2回戦は東京のペアを4-1で破り、3回戦で山形のペアに1-4で敗れた。林李々花さん(1年)畑中望来さん(同)組は1回戦で愛知のペアを4-2で下したが、2回戦で東京のペアに0-4で敗れた。
 3位に入賞の印南中男子主将の鈴木秀幸君は「優勝できなくて悔しい気持ちもあるけど、みんなが全力を出し切ったので悔いはない。中学生最後の大会で全国3位になれてうれしい」と喜び、顧問の深瀬恵司さんは「男女団体、個人で出場の3組いずれも初戦を突破するなど全員が日ごろの練習の成果を出してよく頑張った」と選手をたたえた。
 印南中男子メンバーは次の皆さん。
 川村脩人、大原礼慈、鈴木秀幸、小原雅也、辻浦壱経、門脇亮磨、片山剛志、川村幸大、岡本啓秀。


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