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印南町議選きょう(1日)告示も無投票確定的 〈2017年8月1日〉

2017年08月01日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了に伴う印南町議選(定数12)はきょう1日に告示される。現職9人、新人2人、元職1人の定数ちょうどの12人が立候補の準備。他に出馬の動きもなく、平成5年以来、2回目の無投票決着が濃厚な状況で、季節通りの熱い戦とはならず選挙戦は選挙カーで町内を巡る1日だけとなりそうだ。6月1日現在の選挙人名簿登録者数は7230人(男3380・女3850)。

 年明け11日に現職だった野村正明氏が死去し、15日には村上誠八氏(69)=島田、当選2回=が不出馬を表明。残る現職10人は出馬の方向で進み、5月には野村氏の後を受ける形で新人の夏見公久氏が出馬を表明、6月には村上氏の地元から新人の古川真氏が出馬表明。先月27日に開かれた立候補予定者説明会には出馬の意向を示していた現職10人と新人2人の12陣営が出席。切目川や印南地区で新人の名前は挙がるものの出馬には至らず、説明会出席通りで無投票の公算が7月に入り日に日に大きくなっていった。
 告示1週間となった24日に出馬を予定していた現職の井上孝夫氏(60)=当選2回、印南原=が持病の悪化を理由に不出馬を表明し、変わりに元町長で町議も1期務めた玄素彰人氏が出馬表明。顔ぶれは変わるも出馬予定者は変わらず、無投票がほぼ確実な状況となった。
 1日は立候補の届け出受け付けを午前8時30分から午後5時まで町役場で行う。各陣営は選挙7つ道具を受け取り選挙事務所で出陣式のあと、街宣に出発する。町選挙管理委員会(楠本勝彦委員長)は31日までにのぼりなど7つ道具を準備して告示に備えた。
 定員を超過し選挙戦となれば期日前投票を2日から8月5日まで、いずれも午前8時30分から午後8時まで町役場で受け付け、投票は6日午前7時から午後6時まで町内18カ所で、開票は午後8時から町公民館で行う。
 立候補予定者は次の各氏。
【現職】藤本良昭(74)=当選7回、古井=▽堀口晴生(65)=5回、印南=▽榎本一平議員(58)=4回、西ノ地=▽玉置克彦(58)=2回、西ノ地=▽岡本庄三(61)=同、山口=▽藤薮利広(57)=同、津井=▽杉谷考祥(71)=同、羽六=▽前田憲男(55)=1回、上洞▽中島洋(55)=同、印南。
【新人】夏見公久氏(67)=農業、印南原=▽古川真氏(60)=農業、島田=。
【元職】玄素彰人氏(44)=会社役員、印南=。


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