瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん55

2013年01月08日 18時08分33秒 | 漫画&アニメ
今晩20:54~TV東京で放送する「なんでも鑑定団」の内で、ハウステンボスが出て来るそうな。
去年12月に撮った分だね、今頃放送するんだ。
教えてくださったウロウロさん、有難う。
と、いきなり「あにめぞん」とは無関係な話して御免。(汗)
こっからは前回の続きで御座います。


・第55回「突撃パジャマ娘!一刻館はラブパニック」 脚本:高屋敷英夫 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:高岡希一

…新キャラ八神、今回もお騒がせしてくれます。
一刻館に泊めてくれと押しかけ、五代の前でザ・生着替えショー、パジャマ姿になってしまったからには帰れませんと居直る姿、天晴れ。
流石じょしこーこーせー、いやいや性格の為せる技?
かつての響子さんも自分と同じく教師に恋し追っ駆けてた事を担任から聞いた八神、ならばあんたに言われる筋合い無いじゃないと強気で押し捲ります。
いやまったく正論。(笑)
響子さんとしても自分という例が有るから、五代に迫る八神を笑って見過せない、しっかりライバル視してますよ。(笑)

…時に最近入居者の有った3号室で、五代は寝泊り出来たと思うんすが、全く住人の口から出なかったって事は、三越さんエピソードは無かった扱いですか?
存在を抹消された中期……哀れ。

今回も大筋は原作通り、しかし響子さんの台詞や行動に、微妙な違いが有りました。
全体的にソフトな表現に変えられてる。
八神から「高校生の時から、そんなに胸が大きかったのか?」と訊かれ、「わたしゃ牛か!」と腹の底で憤るシーンは削除。
八神相手に「五代さんはド助平云々」と悪口吐くとこは、「五代さんもああ見えて男性なのだから…」みたいな、控え目な台詞に変えられていた。
それを部屋の外で立ち聞きした五代が、「(響子さんを)心配して来てやったのに何だ!」と、腹立てるのが面白味だったんすけどね。
アニメ版のマイルドな台詞じゃ腹立てる程じゃなく、五代が立ち去るのに説得力持たせられないと思うんだが。
響子さんの格好をネグリジェからパジャマに変更してもいるな。
パジャマの八神との対比の為にも、原作同様そこはネグリジェにして欲しかった。
最も問題な変更点は、原作では響子さんの方から「五代さんは私の事が好きなのよ!」って八神に言うところを、アニメでは「五代先生は管理人さんの事が好きなんです!」と八神に言わせたところ。

変えた理由は何となく解らんでもない。
アニメ的なヒロイン像を守る為だろう。
あそこは原作回を読んだファンから、「五代が惚れてるのを自覚しつつ、自分の気持ちをはっきりさせない」、響子さんのズルさを批難する声も上ってたから。
アニメヒロインったらクラリスみたいな、自分の事より他人を思う優しさを持ってる、そんなタイプが当時は定番。
スタッフの言う通り、今迄のヒロイン像から逸脱してる響子さんは、エキセントリックに見えてしまうだろう。
後期スタッフに変っても響子さんの性格改変が見られるって事は、やはり製作会社側の意向も有って変えてたんですねぇ。

しかしだからって八神が「五代先生は管理人さんが好き」なんて言うのはおかしいでしょう。
彼女は五代を勝ち取る気で居るんだから、わざわざ敵に塩を送る様な台詞は、この時点で言うわけが無い。
勝ち目無くなった末にヤケクソで吐くんなら解るけどね。
ラストの原作での素手で竹箒ボキッて折るのも、惣一郎さんの毛を毟るという表現に変えられてた。

清楚な外見に似合わず嫉妬深くて強欲で陰険で他人の話を聴かない、言葉で書くと思い切りマイナスだが、それ故に人間の面白味が伝わって来るという。
八神に向って「言ってやった!!」とばかりに勝ち誇る響子さんがヒロインだからこそ、「めぞん」という作品は成立する。
もしも響子さんが優しいだけのヒロインだったら、この作品1話短編で終ってた気がするぞ。(笑)

今回、作画は所々顔が崩れてた。
スタッフ変更で、原画サイドにも皺寄せ来たんでしょうか?


(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、五代、タイトルコールは響子さん、という一刻館フルメンバー(賢太郎&一の瀬主人は抜く)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光狂想曲

2013年01月06日 22時24分22秒 | ただいまおかえり(雑記)
全国的にイルミネーション=冬のイベントが定着してる昨今、去年クリスマス~今年の正月休みにかけ、各地スポットを観て廻った人も多いでしょう。
私もその1人、同僚誘って今最も旬なスポットの内の1つ、東京駅ライトアップと丸の内通りのイルミネーションを観に行ったのです。
以下はその時のレポ、今回は写真が多い為、文字少なく参ります。

    

    

    

    

↑昼間に着いて、先ずは東京駅の中を観て廻る。
東京大空襲で喪われて以来、70年近くの時を経て、復原された丸の内南北ドーム天井。
こんなんだったんですね~、改札通ったお客さん皆、天井見上げて写真撮ってました。
そのせいで出入り口が詰まるったら。(汗)
この日12/15の土曜はしとしと小雨が降っていたのに客大入り。
晴れていたらもっと凄かったろうな~と思うと……怖ろしや。
東京駅構内に敢えて残された古煉瓦、開業時の姿に戻す=復原という、工事コンセプトが見て取れました。



↑ドーム部2階には羊羹で有名な老舗和菓子屋、とらやのカフェがオープン。
予想通りお高いっっ、がしかし折角なんで来た記念に、ミニ羊羹とどら焼きを買った。
――カフェ?眺め良さ気だったけど、値段高過ぎ諦めた。(汗)
それでもカフェの出入り口外まで行列が出来てましたよ。
掌に乗る大きさの焼き菓子が1個400円近い!――でも皆買う、偉大なるブランド力。
羊羹には東京駅の絵が入っており、遠方から来る客に好まれそうなデザイン。
どら焼きの餡は上品、スポンジはしっかりしてて美味しかったです。
しかしまーここの土産は贈答用で、自分用に買う物ではないな~と。



    

↑大人気で目下宿泊予約取れずな東京ステーションホテルも見学。
時節柄クリスマスツリーが飾られていてロマンチックな雰囲気。
フロント横の暖炉に近付いてみたら、火が燃えてて温い。
どうやらガスで点火してるらしい、なかなかお洒落、人気の記念撮影スポットになっていた。

    

    

    

↑その後は東京ステーションギャラリーでモダンアートを鑑賞。
カフェでイルミネーション点灯するまで休む積りだったけど、駅内があまりに混雑してた為さっさと丸の内通りへ移動する事に。
まだ紅葉が残ってる通りは美しかった。
ビジネス街ストリートから、高級ブティックやレストラン等が建ち並ぶストリートに変身。
ショーウィンドゥを観て廻るだけでも楽しめたです♪
紹介し忘れたけど、今回「ミス・メリーのクリスマス雑学講座」記事に上げた写真の多くは、丸の内通りで撮影した物です。

    

    

    

↑特に気に入ったのが、丸の内ブリックスクエア。
ビルに囲まれた小さな公園の様な一角で、薔薇や寒桜が咲く記念撮影向きなスポット。
三菱美術館、ピザレストラン、カフェ、輸入雑貨屋等、女性客が好みそうな店舗が、公園を囲んでいる。
中のトイレが凄く綺麗だった為、専らトイレ休憩に利用してた。(汗)
それ以外で利用したくても、客が多くて入れなかったのです。
皆、イルミネーション点灯を待って、通り付近の店にたむろってたんで。

    

    

↑行き場が無く途方に暮れる2人、しかし偶々寄った明治生命館横、丸の内マイプラザで、17時~無料のコンサートが開催される事を知る。
17時ったら丁度イルミネーションが点灯する時間じゃないですか!
「これで点灯までの時間潰しが出来る!しかも只で!!」と2人で小躍り。
先刻寄った丸の内ブリックスクエア地下のコンビニで温かいドリンクを買い、コンサート開催を待つ事にしたのです。
ちなみに丸の内ブリックスクエアは、丸の内マイプラザとは通りを挟んで斜め隣、トイレに寄るのも近い。
また丸の内ブリックスクエアは、地下道で東京駅と直結している。
寒い冬には助かるね♪

去年12/8、12/15、12/22~12/24、丸の内マイプラザではクリスマスコンサートを開催。
この日はビブラフォンとギターの演奏で、ウィンターワンダーランド、ムーンリバー、A列車で行こう、ホワイトクリスマス等々、約1時間内で10曲を聴かせて頂いた。
ビブラフォンと言うのは内部に扇風機の様な物が組み込まれてる鉄琴。
演奏してくれた方の説明によると、内部扇風機(?)によって、音を振るわせる仕組みだそうな。
更に途中でハンドベルの演奏も聴かせてくださった。
独りでハンドベルを演奏するんだから凄い。
演奏者御二方とも素晴しい演奏でした、良いものを聴かせて頂いた。
毎年恒例のイベントらしく観客の中には毎年聴きに来る方もいらっしゃった。

    

↑演奏終了後ホールから外へ出たら、通りはイルミネーションで光り輝いていた。
雨が止み、濡れた道路に反射する、シャンパンゴールドの煌き。
寒さの中にあっても切れない人波、車道を通る車は速度を落すしかなく、凄まじく渋滞していた。
てゆーか車内から撮影してる人居たし。(笑)
最近はカラフルなイルミネーションが主流っすが、こういうシャンパンゴールドで纏めた方が上品に感じられる。
丸の内通りの大人な雰囲気に似合うイルミネーション。
ちなみに今年のヤフーのイルミネーション人気投票で、丸の内通りのイルミネーションは東京エリア中8位でした。

    

↑ライトアップした東京駅も綺麗。
赤煉瓦の建物って瀟洒で良いね~。


  

↑すっかりコンサートに魅せられた私達は、12/22の演奏も聴きに行った。
この日演奏してくれたのは、「HIBI★chazz-k(ひびちゃづけ)」と言う4サックス+ドラムの5人組、更に特別ゲストで2人の演奏者が加わってた。
3日連休の初日という事で、前回より3倍は客が集まってた。
1時間前から席取ってて良かった…何処も混んでて行き場が無かったってのが真実だが。(笑)
客が大入りだったせいか、この日演奏してくれた方は大サービス、4曲もアンコールに応えてくれたのです。
1番盛上ったのがルパン三世、クリスマスに関係無いじゃん。(笑)
終る頃には18時を過ぎていて、この後に予定を入れていた同僚は、ちょっと焦る破目に。
本当は先に帰る積りで居たのに、演奏が上手くてつい聴き惚れてしまったそうな。
私と別れた後は、脇目も振らずに猛ダッシュで駆け抜けたそうだが、そんな彼女の行く手を阻む壁が――

    

    

    

    

    

――「東京ミチテラス」、東京駅の壁をスクリーンに見立て、立体的な映像を映すというイベントが、帰路に着くと同時に始まったそうなのです。
周辺は既に超混雑、丸の内通りから人が溢れてる状態で、駅に全く近付けない状態。
人壁の多さに寒さを感じず居られたのは良かった。(笑)
用事の無い自分は通りに人が溢れてるのを見て、地下道から駅前に出てそのまま人波に乗り、観覧スペースで悠々観て帰ったんすが、用事が有る為観ずに帰ろうとした同僚さんは、混雑に呑まれパニック起しかけたらしい。
結局用事には間に合わなかったそうで気の毒、この件は「誘導スタッフが下手!!」と未だに憤ってる。
私と同じく通りに並ぶビルの地下から、東京駅へ向おうとしたものの、ビルの出入り口が封鎖されてたそうなのだ。
地下道に入れば人通り少なくスムーズに駅へ向えたのに、その出入り口が封鎖されたんじゃな~。(汗)
信号も渡れず、この日映像目的で来たわけじゃない人は、えらい迷惑しただろう。
ひょっとしたら乗る電車に間に合わなかった人も出たかも…。
結局イベントは12/28迄開催する予定だったのを、12/23に中止してしまったそうで。
映像は綺麗だったけど、やっぱ場所が悪いよ。
多分「幻のイベント」になってしまいそうな気がする。

同様なイベントを混雑に呑み込まれる事無く観られるハウステンボスって素晴しい。(笑)
入場有料でも3Dプロジェクションマッピングをゆっくり観賞出来るスポット、長崎ハウステンボスを宜しく。(笑)
今年もヤフーの全国イルミネーションランキングで1位でした!!!(ばんざ~い♪)
ダントツの11048票!!!凄い!!…でもイルミネーション煌く冬以外に訪れても美しいですわよ。    


その次の日の12/23もコンサートを聴きに行ったが、同僚さんは懲りたのかご一緒してくれんかった。
この日演奏してくださったのは、アルトサックス、バリトンサックス、トランペット、トロンボーンの4人組ユニット。
16時~予行演習で弾きに来てくれて、ちょっと得した気分♪
クリスマスソング以外にマイケル・ジャクソンの曲なんかを弾いてくださった。(笑)
コンサート終了後は混雑に巻き込まれるのを恐れて、丸の内ブリックスクエアから地下道入り、東京駅から電車乗って早々に帰りました。
後で中止のニュースを知り、この時の判断は正しかったと、しみじみ思いましたよ。
(→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00237653.html)

丸の内マイプラザでのコンサートは、今月12日17時~も開催される。
自分はまた行く積り、この記事読んで興味持った人は、ホカロン用意して行ってみてはと。
ビル内のホールで開催されるんですが、吹き抜けで結構寒いんで。
ミチテラスも終了し、クリスマスシーズンでもないんで、12月程は混んでないと思うんですがね~。(汗)



    

↑12/24のイブは友人と後楽園行く予定有ったんで、コンサートは流石に諦めた。
丸の内通りのイルミネーションの様な上品さに欠けるが、こちらも綺麗だったよ。
ヤフーの東京エリア人気イルミネーションランキングでは11位に選ばれてた。
イブはここも超混み、夕飯食べる場所に難儀した…。(汗)
飛んで火に入る夏の虫、ならぬ冬の虫。
光に誘引される点では生物皆同じだなと。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あにめぞん感想、ざっくばらん54

2013年01月05日 22時02分42秒 | 漫画&アニメ
そういえば今、あにめぞんの前にウラシマンを再放送してるんですよ。
すっかりアニメチャンネル化している東京MX局。(笑)
それでは前回の続きです。


▲第54回「裸でアタック!五代タジタジ誘惑大作戦!!」 脚本:小西川博 コンテ:小島多美子 演出:山口頼房 作画監督:清水恵蔵

…相変わらず誤解を生む扇情的タイトル。
裸ではなく正しくは、上ブラジャー、下ブルマーの半裸…扇情的ファッションである事は間違い無いね。(笑)

番組継続を考えた場合、八神を登場させた事は、当たりだったと思う。
こういう能動的なキャラって、話を走らせ盛上げてくれるから、作り手には有難いだろうなと。
原作でも倦怠期に入ってたところに登場、煮え切らない主役2人を焚き付ける起爆剤となった。
もし八神が登場しなかったら、原作のめぞんはもう3ループ位してたかもしれん。
アニメスタッフも動かし易かったのか、原作よりも長く活躍を観せてくれた。
その件はまた後に回すとして…。

この回は原作ではこずえちゃん、三鷹さんは出なかったと記憶してる。
こずえちゃんは八神が登場して以来、急激に出番を減らした。
今回出したのはスタッフの同情心からかもしれん。
考えてみれば八神とこずえちゃんは、原作では顔を合せず終った。
察するに原作者が修羅場を嫌ったんだろうが、個人的には描いて欲しかったなと、五代や響子さんも居る前で。(笑)

今回も粗筋は原作通りで、違ってるのは上記の通り、こずえちゃんと三鷹が少し絡んだくらい。
ちょっとした色付けだが、悪くなかったと思う。
声優さんの演技が素晴しい、特に上荻先生役を演じた沢田敏子さんが良い味出してます。
それに八神の友人達を演じてる方々、まだ売れる以前の林原めぐみさんが、その内の1人を演じてた事は、今でも語り草になってる。
TARAKOさん、室井深雪さんと、脇まで巧い声優さんが演じてたのは、あにめぞんにとって幸いだった。

(個人的評価)脚本○ 演出○ 作画△ …予告は五代、八神、響子さん、一の瀬さんが担当してました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あにめぞん感想、ざっくばらん53

2013年01月04日 20時23分03秒 | 漫画&アニメ
気が付けば5回分も溜めてしまってる。(汗)
早いトコ消化しなければ~って事で、久々に前回の続きです。



★第53回「女子高生パワー爆発、響子に恋の宣戦布告」 脚本:小西川博 コンテ・演出:吉永尚之 作画監督:中嶋敦子

…OPが「サニーシャイニーモーニング」、EDが「サヨナラの素描」に変った。
この回より吉永尚之氏がCD(監督)に、高屋敷英夫氏がシリーズ構成に就任。
余談になりますが、高屋敷英夫氏は、脚本家の金春智子女史の元旦那です。
(元)夫婦揃って留美子作品には縁が有る。

新しく就いた吉永CDは、初期からあにめぞんの演出を手掛けており、中期ではAD=アシスタントディレクター、つまり助監督だった方。
時を遡るとアニメうる星前期で作画、後期で演出を手掛けてる、ルーミックファンにはお馴染の方。
アニメうる星後期において唯一、魅せる演出家であった。
あにめぞんでは前2人のCDに比較し拘りを表に出さなかったが、第三者目線で紡ぐ淡々とした人情劇を得意とした方です。
例えばアニメうる星の「ダーリンの優しさが好きだっちゃ…」とか。
あにめぞんの後はTV版パトレイバーの監督にも就いた。
余談だがパトとめぞんはスタッフ・声優が結構重なってる。

この回は原作で人気の高い、八神が登場する話。
話はほぼ原作通りに、演出は中期を引き継いで作られていた。
作画の変更点は特に無かった為、知らされなければスタッフが変更した事に、気付かなかった人も居るだろう。

実際、この時のスタッフ変更は、至極控え目に行われた。
アニメ雑誌等で新CDの名前を、事務的に紹介したのみだったかと。
この2度目のスタッフ変更以降、あにめぞんはファン側に殆ど情報を流さなくなったのです。
所謂「情報規制」ってヤツ。
原作では八神が登場する前に、二階堂が登場するのだが、黙ってすっ飛ばした。
そうした理由は未だ謎だが、察するに製作会社や局としては、早いトコ終らせてしまいたかったんじゃないかな。
後期は一見テンポ良く感じられるが、ぶっちゃけダイジェスト。
いやダイジェストってより辻褄合せっつか、とにかく多少話に無理や矛盾が生れようと、作品を軟着陸させようとして見える。
しかし4月に教育実習って流石に無理有り過ぎでしょ。(笑)

この回は作画も美しく、原作の面白い部分を引き出していて、傑作だと思う。
八神と女子高時代の響子さんとの性格の対比も上手く描けてる。
じょしこーこーせーだった響子さんはメチャ可愛いですなぁv
今迄の話を忘れて、この回だけを観るなら、楽しめたという事で…。

(個人的評価)脚本○ 演出○ 作画○ …今回の予告は五代、八神、四谷さん、タイトルコールは響子さん。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2013年01月01日 20時12分48秒 | クリスマス
――ハッピーニューイヤー♪♪
本日2013年の幕明け、今年のクリスマスもミス・メリーを宜しくね♪
と、新年の挨拶を済ましたそばから何だけど、皆とは今夜で暫くお別れしなくちゃいけないわ。
去年の12/21~今年の今日までの十二夜、お付き合いくださって有難う!
このブログは元の主であるびょりに返して、私は雪降る北の国へ帰ります。
でも今年のクリスマスシーズンに、必ずここへ戻って来るから、また一緒に楽しくクリスマスソングを歌ってね♪

さて、最後に紹介する映画は何かしら?…うふふvそれはね…v――「ジュマンジ」よ!

「1869年、深夜の森で2人の少年が大きな木箱を地中深くに埋めた……。

 その百年後の1969年、製靴工場を営むニューハンプシャーの名家、パリッシュ家の12歳になる1人息子で、気の弱い少年アランは、厳格な父サムから何時もその臆病な気質を叱られていた。
 或る日、彼は工場拡張工事現場の土中から、大きな木箱を掘り出す。
 それは『ジュマンジ』と書かれた、彼が今迄見た事の無い、奇妙なゲーム盤だった。
 興味を持ったアランは、ガールフレンドのサラを誘ってプレイする。
 ところが、このゲームは投げたダイスの目に応じた結果が、実際にプレイヤーの身に起こるという怖ろしい物だった。
 自分の出した目の結果を受け、アランはサラの目前で、ゲーム盤の中のジャングルの世界へと、吸い込まれて消えてしまう。
 その光景を目撃したサラは、錯乱して家に逃げ帰り、ゲームは途中のまま置かれてしまった…。

 それから26年後、アラン一家が住んでいた屋敷に、伯母ノーラに連れられて、ジュディとピーターの姉弟が住む事になった。
 彼らは長らく空家だったという屋敷の屋根裏部屋で、怪しい物音に導かれ「ジュマンジ」を発見、早速プレイしてみる。
 だが、彼らがサイコロを振って目を出す度、ゲーム盤の御告げ通りに、吸血蚊、猿、そしてライオンが出現する!
 そしてピーターの出した目のお陰で、26年前この家から消えたと云われるアランが出現。
 彼は38歳の大人になっていた。
 アランは狂喜乱舞するが、懐かしい我が家は長年空家の末に売出され、今はジュディ&ピーターの家だという事を知らされる。
 更に町へ出た彼は、自分の家の工場が倒産し、両親も数年前に他界した事を聞かされ愕然。
 アランの両親は、消えた息子の捜索に金を遣い切り、疲れ果てて亡くなったのだ。
 両親の自分への愛情を知ったアランは、ジュディ&ピーターと共にゲームを終了させ、悪夢を終わらせようと決意。
 26年前に一緒にプレイしたサラを尋ね、彼女を説得のうえ強制的に参加させ、4人でゲームを再開する。
 このゲームはプレイヤーの内の1人が『ジュマンジ!』と宣言して上れば終了、それまでは出現した物一切を消す事が出来ないのだ。
 彼らの出す目により、屋敷中が人食い植物の覆い尽くすジャングルになったり、アランを獲物と定めて執拗に追う英国人ハンターのヴァン・ペルトが現れたり、挙句ゾウやサイやシマウマといった動物達が現れて大暴走、街はパニックに巻き込まれる。
 果たして4人はゲームを終了させ、全てを元に戻す事が出来るのか!?」

監督:ジョー・ジョンストン
脚本:ジョナサン・ヘンスレー、グレッグ・テイラー、ジム・ストレイン、クリス・ヴァン・オールズバーグ
原作:童話作家クリス・ヴァン・オールズバーグ著作の同名絵本
製作総指揮:テッド・フィールド、ラリー・J・フランコ、ロバート・W・コート
製作:スコット・クルーフ、ウィリアム・タイトラー
撮影:トーマス・アッカーマン
美術:ジェームズ・ビッセル
音楽:ジェームズ・ホーナー
編集:ロバート・ダルヴァ
SFX/VFX/特撮:ILM=インダストリアル・ライト・アンド・マジック
キャスト:ロビン・ウィリアムズ(ジャングルから生還した男、アラン・パリッシュ)
     ジョナサン・ハイド(英国人ハンターのヴァン・ペルト/厳格な父サム)
     キルスティン・ダンスト(嘘言癖の有る少女、ジュディ)
     ブラッドリー・ヒアース(他人には無口な少年、ピーター)
     ボニー・ハント(ショックで精神を患った女、サラ)
     ベベ・ニューワース(兄夫婦が亡くなりジュディ&ピーターを預かる事になった伯母、ノーラ)
     デヴィッド・アラン・グリア(アランに人生変えられた可哀想な警官、カール・ベントレー)
     パトリシア・クラークソン(アランの美人ママ)
     アダム・ハン=バード(少年だった頃のアラン)
     ローラ・ベル・バンディ(少女だった頃のサラ)

(↑ウィキ、gooの映画紹介文より)

「これってクリスマス映画だったっけ??」って観た人は疑問に思いそうね。
確かにゲームプレイ中の登場人物達の格好を見るかぎり、寒い冬には見えないわ。
なのに今回選んだ理由は、主人公達の物語がクリスマスで終るから。
それに正月と言えば双六――出た目の御告げが現実化する双六、「ジュマンジ」はぴったりに思わない?

自分が世界から消えた事で歯車が狂い、周囲の人達の人生に影響を与える、というのは昨夜紹介した映画、「素晴しき哉、我が人生!」と同種ね。
愛息子アランの捜索に全財産を費やした家は破産、彼の両親は悲嘆のあまり早死にしてしまい、工場の閉鎖で町の景気は落ち込むという負の連鎖。
一緒にプレイしたガールフレンドのサラは、周囲から頭がおかしくなったと誤解され、心霊術師となって独り身で暮しており、アイディアマンだったベントレーは、工場をクビにされ警官になっていた。(←この件については、アランが自分の罪を告白しないで、彼に擦り付けたせいだけど)
自分の両親の墓を目にしたアランの心中を慮ると切ないわ。

人生はゲームと同じ。
スタートしたら、最後まで逃げられない。
ならば立ち向かえ、どんな道を進むかは、自分次第。

そんな事を映画は観客に伝えたいんじゃないかしら?
アランの命を狙い、執拗に追う英国人ハンターのヴァン・ペルトは、彼の受難の象徴ね。
彼は映画でこう言うの――「サイコロを振って、私を出したのはアラン。だから彼を追い、彼を狙う」と。
このヴァン・ペルトとアランの父親を、同じ俳優さんが演じてる点に注目してしまうわ。
ほら、よく言うでしょ?「地震、雷、火事、親父」って!
父親もアランにとって立ち向かわなければならない受難(?)の1つなのよ。

あと、大人になったアランとサラが、ジュディとピーターに付き合う事で、父親と母親の役を担うようになるのが微笑ましいわ。
アランもサラも蒸発事件が切っ掛けで、精神子供のまま大きくなってしまった人間。(特にジャングルに閉じ込められてたアランは、さながらピーターパンね。)
そんな2人が次第にジュディとピーターを気に懸け、守ろうとする姿にメリー感動したわ。
親の愛に飢えてる4人が、その接点から絆を深め、擬似家族を形成してく事も、映画の面白さになってるの。

もう1点、メリーとしては、ベントレーさんのクビが取り消され、幸せになった事にホッとしたわv
アラン関りで災難に遭いつつも、明るく前向きに生きてく彼は、人間が出来てると思うの。

この映画に登場する多数の動物達は、当時の最新のCGで描かれた物。
今観直すとリアリティに欠けてるんだけど、そのせいでファンタジックな作品になってる。
これがもし今のリアルなCGで描いてたらホラーに思え、子供は怖くて観るのを嫌がる作品になってたでしょうね。

家族向け映画に相応しく、アラン達の物語はハッピーエンドでお終い。
でもオチは少し不気味なの…ねぇ、もしも貴方が、このゲームを拾ったら、プレイしてみる…?

それじゃあここで12曲目のクリスマスソングを紹介――やっぱり最後はこれよね♪「We wish you a merry Christmas(クリスマスおめでとう)」!

歌って終る前に…「ホワイトクリスマス」、「クリスマスに万歳!」、「3人の名付け親」、「グリンチ」、「戦場のメリークリスマス」、「シザーハンズ」、等々…クリスマスの映画はまだまだ沢山在るわ。
今回メリーが紹介したのは、クリスマスに家族や友人と観るのに向く映画よ。
だから挙げた映画を観る時は、出来る事なら家族、或いは友人と観て欲しいの。
だってクリスマスは家族や親しい友と過す日、人との絆を確かめ合う日だもの。

貴方の思い出に残るクリスマス映画は何かしら?
何時かまた、クリスマスに聞かせてね♪
Merry Christmas and a happy New Year!
次訪れるクリスマスと新年が、貴方にとって幸せなものになる事を、メリー祈ってるわ♪



【We wish you a merry Christmas(クリスマスおめでとう)】




We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪


We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪


We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
We want some figgy pudding♪
Please bring it right here♪

Glad tidings we bring to you and your kin♪
We wish you a merry Christmas and a happy New Year♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it out here♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
…So bring it out here♪


【訳】

★クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 クリスマスおめでとう
 それと幸せな新年も

★繰返し

※嬉しい頼りが届いたんだ
 貴方に そして皆に
 クリスマスのお祝いだよ
 それと幸せな新年も

☆早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 早く食べたい いちじくプディング
 もう待ちきれないよ

☆繰返し

※繰返し

▲此処に居るよ
 此処に居るよ
 此処に居るよ
 一緒に食べよう

▲繰返し

★繰返し(×2)

※繰返し

☆繰返し(×2)

※繰返し

▲繰返し(×2)



…びょりです。
新年明けましておめでとう御座います。
今年も1年宜しくお願い致します。

で、歌についてはようつべを御参考ください。

メリーさんが最後に紹介した作品は、正直クリスマス映画に含めるには苦しい気するが(笑)、正月に観るには確かにぴったりかも。
しかし怖いゲームだ、デスノートのゲーム版って感じ。
ファンタジックコメディであり、SFパラドックス調でもあり、ホラーっぽくもあり、パニックものでもある。
最後に全て片付くのが痛快で、個人的に再評価されて欲しい映画だ。

写真は去年のイブ…ではなく12/23に食べた(汗)クリスマスケーキ。
今年1年景気(ケーキ)の良い年でありますよう願いを懸けて。


【終】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする