今晩20:54~TV東京で放送する「なんでも鑑定団」の内で、ハウステンボスが出て来るそうな。
去年12月に撮った分だね、今頃放送するんだ。
教えてくださったウロウロさん、有難う。
と、いきなり「あにめぞん」とは無関係な話して御免。(汗)
こっからは前回の続きで御座います。
・第55回「突撃パジャマ娘!一刻館はラブパニック」 脚本:高屋敷英夫 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:高岡希一
…新キャラ八神、今回もお騒がせしてくれます。
一刻館に泊めてくれと押しかけ、五代の前でザ・生着替えショー、パジャマ姿になってしまったからには帰れませんと居直る姿、天晴れ。
流石じょしこーこーせー、いやいや性格の為せる技?
かつての響子さんも自分と同じく教師に恋し追っ駆けてた事を担任から聞いた八神、ならばあんたに言われる筋合い無いじゃないと強気で押し捲ります。
いやまったく正論。(笑)
響子さんとしても自分という例が有るから、五代に迫る八神を笑って見過せない、しっかりライバル視してますよ。(笑)
…時に最近入居者の有った3号室で、五代は寝泊り出来たと思うんすが、全く住人の口から出なかったって事は、三越さんエピソードは無かった扱いですか?
存在を抹消された中期……哀れ。
今回も大筋は原作通り、しかし響子さんの台詞や行動に、微妙な違いが有りました。
全体的にソフトな表現に変えられてる。
八神から「高校生の時から、そんなに胸が大きかったのか?」と訊かれ、「わたしゃ牛か!」と腹の底で憤るシーンは削除。
八神相手に「五代さんはド助平云々」と悪口吐くとこは、「五代さんもああ見えて男性なのだから…」みたいな、控え目な台詞に変えられていた。
それを部屋の外で立ち聞きした五代が、「(響子さんを)心配して来てやったのに何だ!」と、腹立てるのが面白味だったんすけどね。
アニメ版のマイルドな台詞じゃ腹立てる程じゃなく、五代が立ち去るのに説得力持たせられないと思うんだが。
響子さんの格好をネグリジェからパジャマに変更してもいるな。
パジャマの八神との対比の為にも、原作同様そこはネグリジェにして欲しかった。
最も問題な変更点は、原作では響子さんの方から「五代さんは私の事が好きなのよ!」って八神に言うところを、アニメでは「五代先生は管理人さんの事が好きなんです!」と八神に言わせたところ。
変えた理由は何となく解らんでもない。
アニメ的なヒロイン像を守る為だろう。
あそこは原作回を読んだファンから、「五代が惚れてるのを自覚しつつ、自分の気持ちをはっきりさせない」、響子さんのズルさを批難する声も上ってたから。
アニメヒロインったらクラリスみたいな、自分の事より他人を思う優しさを持ってる、そんなタイプが当時は定番。
スタッフの言う通り、今迄のヒロイン像から逸脱してる響子さんは、エキセントリックに見えてしまうだろう。
後期スタッフに変っても響子さんの性格改変が見られるって事は、やはり製作会社側の意向も有って変えてたんですねぇ。
しかしだからって八神が「五代先生は管理人さんが好き」なんて言うのはおかしいでしょう。
彼女は五代を勝ち取る気で居るんだから、わざわざ敵に塩を送る様な台詞は、この時点で言うわけが無い。
勝ち目無くなった末にヤケクソで吐くんなら解るけどね。
ラストの原作での素手で竹箒ボキッて折るのも、惣一郎さんの毛を毟るという表現に変えられてた。
清楚な外見に似合わず嫉妬深くて強欲で陰険で他人の話を聴かない、言葉で書くと思い切りマイナスだが、それ故に人間の面白味が伝わって来るという。
八神に向って「言ってやった!!」とばかりに勝ち誇る響子さんがヒロインだからこそ、「めぞん」という作品は成立する。
もしも響子さんが優しいだけのヒロインだったら、この作品1話短編で終ってた気がするぞ。(笑)
今回、作画は所々顔が崩れてた。
スタッフ変更で、原画サイドにも皺寄せ来たんでしょうか?
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、五代、タイトルコールは響子さん、という一刻館フルメンバー(賢太郎&一の瀬主人は抜く)。
【続】
去年12月に撮った分だね、今頃放送するんだ。
教えてくださったウロウロさん、有難う。
と、いきなり「あにめぞん」とは無関係な話して御免。(汗)
こっからは前回の続きで御座います。
・第55回「突撃パジャマ娘!一刻館はラブパニック」 脚本:高屋敷英夫 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:高岡希一
…新キャラ八神、今回もお騒がせしてくれます。
一刻館に泊めてくれと押しかけ、五代の前でザ・生着替えショー、パジャマ姿になってしまったからには帰れませんと居直る姿、天晴れ。
流石じょしこーこーせー、いやいや性格の為せる技?
かつての響子さんも自分と同じく教師に恋し追っ駆けてた事を担任から聞いた八神、ならばあんたに言われる筋合い無いじゃないと強気で押し捲ります。
いやまったく正論。(笑)
響子さんとしても自分という例が有るから、五代に迫る八神を笑って見過せない、しっかりライバル視してますよ。(笑)
…時に最近入居者の有った3号室で、五代は寝泊り出来たと思うんすが、全く住人の口から出なかったって事は、三越さんエピソードは無かった扱いですか?
存在を抹消された中期……哀れ。
今回も大筋は原作通り、しかし響子さんの台詞や行動に、微妙な違いが有りました。
全体的にソフトな表現に変えられてる。
八神から「高校生の時から、そんなに胸が大きかったのか?」と訊かれ、「わたしゃ牛か!」と腹の底で憤るシーンは削除。
八神相手に「五代さんはド助平云々」と悪口吐くとこは、「五代さんもああ見えて男性なのだから…」みたいな、控え目な台詞に変えられていた。
それを部屋の外で立ち聞きした五代が、「(響子さんを)心配して来てやったのに何だ!」と、腹立てるのが面白味だったんすけどね。
アニメ版のマイルドな台詞じゃ腹立てる程じゃなく、五代が立ち去るのに説得力持たせられないと思うんだが。
響子さんの格好をネグリジェからパジャマに変更してもいるな。
パジャマの八神との対比の為にも、原作同様そこはネグリジェにして欲しかった。
最も問題な変更点は、原作では響子さんの方から「五代さんは私の事が好きなのよ!」って八神に言うところを、アニメでは「五代先生は管理人さんの事が好きなんです!」と八神に言わせたところ。
変えた理由は何となく解らんでもない。
アニメ的なヒロイン像を守る為だろう。
あそこは原作回を読んだファンから、「五代が惚れてるのを自覚しつつ、自分の気持ちをはっきりさせない」、響子さんのズルさを批難する声も上ってたから。
アニメヒロインったらクラリスみたいな、自分の事より他人を思う優しさを持ってる、そんなタイプが当時は定番。
スタッフの言う通り、今迄のヒロイン像から逸脱してる響子さんは、エキセントリックに見えてしまうだろう。
後期スタッフに変っても響子さんの性格改変が見られるって事は、やはり製作会社側の意向も有って変えてたんですねぇ。
しかしだからって八神が「五代先生は管理人さんが好き」なんて言うのはおかしいでしょう。
彼女は五代を勝ち取る気で居るんだから、わざわざ敵に塩を送る様な台詞は、この時点で言うわけが無い。
勝ち目無くなった末にヤケクソで吐くんなら解るけどね。
ラストの原作での素手で竹箒ボキッて折るのも、惣一郎さんの毛を毟るという表現に変えられてた。
清楚な外見に似合わず嫉妬深くて強欲で陰険で他人の話を聴かない、言葉で書くと思い切りマイナスだが、それ故に人間の面白味が伝わって来るという。
八神に向って「言ってやった!!」とばかりに勝ち誇る響子さんがヒロインだからこそ、「めぞん」という作品は成立する。
もしも響子さんが優しいだけのヒロインだったら、この作品1話短編で終ってた気がするぞ。(笑)
今回、作画は所々顔が崩れてた。
スタッフ変更で、原画サイドにも皺寄せ来たんでしょうか?
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …今回の予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、五代、タイトルコールは響子さん、という一刻館フルメンバー(賢太郎&一の瀬主人は抜く)。
【続】