瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

アイラブ東京、その4

2020年12月13日 23時54分47秒 | 旅の覚書
全国的な新型コロナ感染拡大により、諸悪の根源として槍玉に挙げられてる「GoToトラベルキャンペーン」。
そんな世間の空気に負けて、自分も予定してた旅行1件キャンセル致しました…。
しかし少人数で「GoToトラベル」するなら、感染拡大に直接結び付かないってのが個人的見解。
根拠は感染が急拡大した時期とのズレ…「GoToトラベルキャンペーン」の東京除外解除が10/1~なのに対し、グラフは11月に入ってから感染急拡大を表してる。(→https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/)
東大の研究チームが「嗅覚や味覚の異常を訴えた人の割合は、GoToトラベルを利用した人が2.6%なのに対し、利用しなかった人は1.7%と『有症率の差』が凡そ2倍になった」と発表したけど、何故「嗅覚や味覚の異常を訴えた人の割合」だけを採り上げてなのか?
しかもその差が2.6%に対し1.7%って、2倍だっつっても数字小さ過ぎやしないか?
それだけのデータで「GoToトラベル」を感染拡大の主要因にするなら、毎日県を跨ぎ遠くまで移動してる流通業の人達はどうなるのか?マスコミ芸能関連の人達は?
大人数での旅行が感染拡大させるっつうのは理解出来る。
結局は人が大勢集まる場所でクラスター感染が発生する、ならば大勢集まるイベントや会食を自粛する所から様子見してはどうか?
「GoToトラベル」・「GoTo イート」・「GoToイベント」・「GoTo商店街」等、続け様にキャンペーンを打ち、感染拡大の主要因を絞り辛くしたのは政府下手打ったなと。
自分は野球ファンなので、今年も日本シリーズまで観戦出来たのは嬉しかったけど(しかも贔屓チームの優勝まで見届けられて)、感染拡大を避けるなら今年は中止すべきだったかもしれない。
劇場での映画公開も止めて、ネットで有料配信させるべきだったかもしれない。
ただ、大勢の人の動きを止めれば、国の経済が本当に衰退してしまう。
国に金が無くなれば医療制度も崩壊する、経済だって国民の命綱なのです。
「GoToトラベルキャンペーン」を見直すなら、完全に中止するんではなく、シングル&家族旅行のみ適用と制限を設けては如何か?
「GoToイート」も個人客のみで、来店時に名前と連絡先を記録する事を条件に、適用可能とするとか。
命張ってる医療や介護の関係者を思えば、「国税使ってGoToキャンペーンなんて浮かれてる場合じゃないだろ!!」っつう空気は読める…読めるけど、日本より厳しく感染対策してる筈の韓国やドイツ等で感染拡大し続けてるの見る限り、GoToキャンペーンを完全に中止すれば抑えられるものかどうか疑問。
逆に新型コロナ感染拡大抑止に成功してる台湾は、日本より検査基準を緩くし経済を回してる説が有力だから。(→http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202006240009.aspx)
今や各業者がPCR検査を低価格で受付けてる日本、しかし陽性者増やす前に、病床と看護師の数増やす方が先だろって言いたい。

ここまで前置きしながら今回も旅の記録で、間が大分空きましたが東京観光編の続きです。
いや実は続いておらず、観光したエリアが前回と大体被るってだけですが(汗)…遡る事9月下旬、東京が「GoToトラベル」除外されてた時期に、スカイツリーへ行った時の記録です。
都民が意外と行かない観光スポットの1つ、東京スカイツリー
自分もこの時まで行った事が無かった…東京スカイツリーが都民向けに入場半額キャンペーン打たなきゃ、一生行かずに終わったかもしれない。
ちなみに東京タワーは小学生の頃に一度行ったきりで、記憶は遥か遠く思い出せず。(汗)
 
↑事前に予約すれば更に安く入場出来ると知り、3日前にネット予約入れたんですが…当日は御覧の通りな小雨模様の曇り空でした。(汗)
 

 
↑比較対象として、2017年1月31日に撮影した、快晴時のスカイツリーをどうぞ。
記事見出し写真も同じ頃撮った物ですが、空が青く澄み切って美しいでしょう?
ここまで快晴だと展望台から余裕で富士山が望めます。
ちなみにスカイツリーの右、一際目立つ金色の巨大オブジェは、御存じアサヒビール本社ビルのモニュメント。
アサヒビール創業100周年を記念し、ビール工場跡地に建設された、「フラムドール」と呼ばれる芸術作品だそう。
設計者はフランス人のデザイナー、フィリップ・スタルク氏。
作品名の「フラムドール」とは、フランス語で金の炎を意味し、「新世紀に向けて躍進するアサヒビール社員の燃える心の炎」を表現してるのだそう。
…ビールの泡じゃなかったんですね~。
今年の10月16日付読売新聞に、この「フラムドール」について記事が載ってたので、以下に抜粋させて頂きます。

「炎を支える黒い建物部分は、御影石が用いられた逆台形で、聖火台を模している。
 1~3階がレストランで、4、5階はホール。
 ホールの管理を担当しているアサヒグループホールディングス社員の今泉さんが、『本当は炎を縦にする計画だったという説も有るが、図面は逆方向に横たわるものは有っても、縦のは残っていないんです』と明かす。
 隣の本社ビルを炎が突き抜けるスケッチも残されているという。
 作品の全長は44m、鉄製で、神戸市に在る潜水艦を製造する工場で造られた。
 輪切りの状態で、現地まで輸送されたという。
 重さは360tも有る為、3本の建物を貫く柱が支えている。
 以前は年数回、ロッククライマーが洗剤の入ったバケツとブラシを持って清掃していたが、2005年、塗装を新しくした事で、雨で汚れを落とせる様になった。
 炎の突先にはヒーターが取り付けられているが、これは手作業による清掃をしていた名残で、落下した際に危険な氷柱が出来るのを防ぐ為の物だ。」

——横じゃなくて縦だったのか!確かにその方が聖火らしく見える。
しかし安定面で不安かも…万が一倒れた場合の危険を考えて、横に寝かせられたのかもしれない。

話をスカイツリーに戻します。

↑写真は今年の6月に開通した、隅田川に架かる東武鉄道下高架橋「すみだリバーウォーク」。
本当は春に開通予定だったのが、新型コロナ流行の影響で工事が遅れたそうです。
雨雲で水墨画の様に煙る隅田川を眺めつつの川越え、歩いて渡ると隅田川の広さをまざまざと感じられる。
テレビ番組「アド街」からの情報によると、鉄道橋脚の2カ所に、スカイツリーのイメージキャラ、「ソラカラちゃん」が描かれてるとの事、探したけど見付けられませんでした。
 
↑歩いてる自分達の上を、浅草駅方面へ走って行った電車。
名前が気になって帰宅後に東武鉄道のHPから調べてみた…「特急りょうもう」かな?

 
↑雨で頂上部が見えないスカイツリーを目にした瞬間、展望台からの視界レベル最低値を確信する。(汗)
隣の写真は「源森川水門」。(→https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/chisui/jigyou/suimon/sisetu/genmori.html)
隅田川と北十間川の接続地点に設置されてるローラーゲート式水門との事。(詳細が書かれているブログ記事→http://peepooblue.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-4389.html)
ローラーゲート式水門についての詳しい説明は、東京都港湾局HPの記事を参照してください。(→https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/yakuwari/takashio/shisetsu/suimon-shikumi.html)

 
↑すみだリバーウォークを渡り切った先には、同じく今年6月に開業した「東京ミズマチ」が。
とうきょうスカイツリー駅までの東武鉄道高架下に12のテナント、ホテルが入った複合施設です。
隣には公園が整備され、広々とした印象。
自分達が訪れた頃は、新型コロナの影響で予定したテナント数を満たせず活気に乏しかったですが、コロナさえ収まれば広さを活かして数多くイベントが開催される事でしょう。


↑ほぼ真下から眺めたスカイツリー。

↑東武鉄道伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅」前信号にて。
浅草方面から走って来たこの電車は東武100系?
ここまで来ると街の至る所にソラカラちゃんの姿を見付けられます。

 
↑スカイツリー入口前に立つソラカラちゃん像、右脇のペンギンはテッペンペンと言ってメス、左脇のブルドックは「スコブルブル」って名前だそう。
高さ450mの展望回廊行き超高速エレベーターに乗って上昇、超高速過ぎて途中耳が痛くなった。
一般客用エレベーターは4機在り、各々日本の四季をイメージした造りになってます。
この日乗ったのは往きが秋で帰りが冬のエレベーターでした。
一度来た事有る友人によると、隅田川の花火をイメージした夏の機が最も素敵らしい。
尚、スカイツリーの高さが634(ムサシ)mなのは、結構有名な話。
記録、それは儚いものですが、現在のところ世界一高い塔です。

エレベーターを降りて、一般客が入れる最上階フロアの「展望回廊」へ――予想していた通り雨雲に阻まれ、全く景色が見えませんでした!!(泣)
窓の向こうは真っ白、正しく「ホワイトアウト」なる状況を前にして、逆に低階層からの方が景色望めるかもと考えたわけです。

 

 
↑で、エレベーターで下の展望デッキフロア340まで降りてみたら、狙いは当たり、辛うじて景色を観られました。
展望回廊と展望デッキがセットになった入場券買ったけど、展望回廊分の料金は必要無かったって事じゃん…。
良かったのは天気が悪かったお陰で何時もに比べガラ空きだった点。
普段は入場するのに行列待ちする上、入場時間も制限されるそうなんすが、この日は空いてるからって理由で、予定時刻より早く入れて貰い、夜まで居させて貰えたのです。
ならば万に一つの奇跡に賭けて時間いっぱいまで天気回復を待とうと、展望デッキフロア内のカフェで過ごす事に決めた友人と自分。
 
↑写真は自分が頼んだ紫芋のタルトとハチミツフルーツティー、奥のレアチーズケーキは友人が注文した物。
写真には写ってないですが、友人は他にホットティーを注文致しました。

↑紫芋のタルトは秋季限定の物で、現在は販売していません。
カフェで提供するスイーツや料理は星形にデザインしてる物が多く可愛かったです。
味は正直可も不可も無く…って感じでしたが。

で、夜まで待った甲斐有り――
  

 
マジで奇跡が起こったのです!!
信ずる者は救われる、待てば海路の日和あり。
いや~何事も辛抱ですね~。
 
↑フロア内に建ってたスカイツリー型のポスト、ガラス床から覗くと目眩を催す高さを体感出来ます。


↑スカイツリーで夜景を観るミッションを無事クリアした自分らは、浅草の昭和レトロ風レストラン「DINING六本木六丁目店」で夕食。

 


↑その後、吾妻橋から地上の夜景を堪能し、帰宅致しました。

これにて東京観光編、【完】!

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