先週末から県跨ぎの移動解除という事で、俄に沸き立つ観光業界。
政府主導の国内観光推進計画、「Go To トラベルキャンペーン」には期待せざるを得ない…今、中止してるけど。
しかし東京の感染者数は未だに二桁な事考えると、許されたところで心情的に行き難いんですが。(汗)
行きたい、でも行けないジレンマ。
旅行会社の方で観光前に検査してくれるサービスでも付ければ良い。
で、検査に引っ掛かった人は、その場で予約取消にしちゃうとか。
さながらアメリカ横断ウルトラクイズで機内ペーパークイズに失格し、グアムに着いたと同時に日本へ強制送還するかの如く…だと客がマジギレするだろうから、搭乗・乗車の前日に検査するんではどうだろう?
で、検査に引っ掛かった人は、その場で予約取消――あんま変わらないか。(汗)
残念ながら暫く旅行の予定入れてないんで、今回は2019年7月7日に箱根出掛けた時の記録を写真と共に上げます。
実は去年上げそびれたものでして。(汗)
嗚呼、去年の今頃は平和だったなぁ~~。
宿泊先は箱根芦ノ湖畔に建つ「小田急山のホテル」。
戦前は三菱財閥4代目総帥岩﨑小彌太男爵の別荘地で、戦後の改修工事により高級リゾートホテルに生まれ変わった場所です。
自分にとっては常宿の1つで、これまで何度も宿泊している…毎度お世話になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/5a/f016c8d7a47593d47593ec483e2891f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f9/e942b4f323be46cd006cfa3b84b65433.jpg)
高級リゾートホテルと言っても、格安プランを利用すれば結構安く泊まれます。
直前予約限定朝食のみプランなら9,800円~で、初回お試しにはもってこい。(→https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPP0200.asp?hidSELECTCOD1=29510&hidSELECTCOD2=001&hidSELECTPLAN=81913&pac=P01&hidSELECTARRYMD=&hidSELECTHAKSU=1&rooms=1&selectptyp=&selectppsn=&hidk=&reffrom=&LB01=server9)
庭園のツツジとシャクナゲが満開になる4月下旬~5月中旬のベストシーズンを避ければ、朝夕食付でも2万円届くか届かないかの値段で泊まれます。
丁度梅雨の今頃が最も狙い目、ツツジやシャクナゲが終わった後も、庭には薔薇や紫陽花が咲き乱れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/82/9a29e28a290c22fe9287e01cc1a3df2e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ce/6a0f56ea71fdf0ec3c00ad052b9f1f5a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/bc/d0ed675ea33458773a867344c24f8881.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/78/f29117d3a6b9db6f0abc44305ea6cb93.jpg)
広い庭を廻る為に設けられた散策路は、五月雨の季節を迎えると紫陽花で虹色に染まります。
到着した日は生憎の雨模様、しかし雨粒が紫陽花の花弁に付着し、かえって艶を増して感じられました。
周りの緑も水を含んで、より瑞々しい眺め。
庭園には約25種230株の紫陽花が植えられてるそうです。
一方の薔薇は、本館から離れて建つチャペルの正面に造られた西洋式庭園に、約30種200株植えられてるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/fa/bda2af0221f96c6d715f7fc74d8a785e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/6a/a43484a7f2f7f3c1f4d3e1a4791fd704.jpg)
「秘密の花園」をイメージさせる小さなガーデン、中央に建つ白いガゼボからは蒼く波打つ芦ノ湖が観えます。
ホテルから庭園への出入口には、雨の日でも散策を楽しめる様に傘が用意してある。
サイズ大き目で柄もしっかりしており、強い雨風にも耐える仕様…とはいえ雨降ってると遠出する気にはなれず、1日目は庭の散策とホテル近くの箱根神社に参拝しただけで終わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7a/a3ff8296291038eb4d416f10b48222f3.jpg)
↑写真は箱根神社本殿への階段途中に建つ「曾我神社」。
建久4年(1193年)、富士裾野で父の仇である工藤祐経を討った曽我兄弟を祀る神社だそう。
見事仇討ちを成し遂げた事から、江戸時代に武士の崇敬を集めたと云われてます。
江戸時代は「赤穂浪士」とか仇討ちもの好まれてたからな~。
夕食は本館1階のフランス料理レストラン「ヴェル・ボワ」で、夏のコース料理を頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ea/1315292931ecc59e12b8dec6a5aaeb17.jpg)
↑着席時のテーブルセッティング…紺地に金のツツジが描かれた美しい皿の上に、どんな豪華な料理が盛り付けられるか期待するでしょう?――しかし食事が始まる前に片付けてしまいます。
何時もそうで、どうやら見せ皿らしい。
フランス料理店では当たり前の流儀なのでしょうか?
今のところ山のホテルでしか体験してない為、判断がつきません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fd/f12cada1c78133dcbd8c1fd5127c1bc5.jpg)
↑食前に選んだノン・アルコールワイン、シャンパーニュ・ロゼ、発泡タイプの飲み物が好きなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/85/d0de0ee7a606c5747b16424a66111140.jpg)
↑アミューズブーシュ(一口オードブル)の「鰻のエスカベッシュ」。
鰻の唐揚げに細切り炒め野菜を絡ませた料理で、魚の南蛮漬けの様な甘味と酸味を感じる料理でした。
「エスカベシュ」をネットで検索したら、地中海料理の調理法で、魚のマリネを指すらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/24/e4674f5a9a86aae00af31112e698f99b.jpg)
↑続いてオードブルの「オリジナル豚肉と野菜のゼリー寄せ、ソース・グリビッシュ」。
まるでステンドグラスの様に美しい色彩の料理!編み込み模様の入った硝子の大皿も涼やか。
「グリビッシュソース」とはマヨネーズ状の冷たい卵のソースだそう。
ゼリーと一緒に蕩ける素材が大変美味しかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5f/bd3128caf265b282fc1527a0e8d8a3d2.jpg)
↑焼き立ての胡桃パンには、バターをたっぷり贅沢に添えて。
頼めばお代わり自由に頂けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ee/4882da65d21e8ff52a7ccc6f77ef6f62.jpg)
↑本日の特製ポタージュ、「じゃが芋の冷製スープ、コンソメスープのゼリーを浮き身に」。
一般的に「ヴィシソワーズ」の名で知られる、夏向けの冷たいスープです。
冷水を注いだグラスに赤い花弁を浮かべ、スープを注いだグラスを重ねるという演出がお洒落。
コンソメスープのゼリーの浮き身なんて初めて、滑らかな舌触りと若干の塩気が絶妙でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/29/e4f608ca20cffa3d41134a712f4a59e0.jpg)
↑メイン料理は魚か肉かで選ぶ。
魚料理が好きなので、「イサキのソテー、ズッキーニのソース」を選びました。
イサキのソテーの上に鏤められた芽キャベツ・ヤングコーン・小カブが可愛い。
ソテーには薄緑色のズッキーニソースと粒胡椒(グリーンペッパー)を絡めて頂きます。
グリーン・グリーンですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b9/0d4931ffbd7b4e0cc2a7fb368f74368f.jpg)
↑デザートは右からクレームブリュレ、桃のシャーベット、フランボワーズのマカロン、キウイ、パイナップル、ルビーグレープフルーツ――パッションフルーツのソースで頂きます。
純白の皿の上、横一列に並べられた一口サイズのスイーツ達。
食べる際、酸っぱいのがお好みな方は右から、甘いのがお好みな方は左から頂くのが宜しいかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b8/f9d3420264b0bf6fc25c10427c4a2b82.jpg)
↑〆は紅茶か珈琲か…自分は毎回紅茶を選んでます。
紅茶には温めたミルクとホワイト&ブラウンのストーンシュガー付。
珈琲・紅茶の他、297円追加してホテルオリジナルブレンドのハーブティーも頼めます。
始めから終わりまで美味しくて大変満足したのですが、欲を言えば七夕に合わせての1品が欲しかったです。
いや、もしかしたらオードブルがそうだったとか…?
夕食後は温泉に入って、部屋に戻り、夜更かしする事無く寝ました。
2日目に【続】く。
追記…父の日で夏至の本日、部分日食を観ようと外に出たものの、曇ってて無理でした。
日曜の夕方という好条件に恵まれたってのに残念だ~。
政府主導の国内観光推進計画、「Go To トラベルキャンペーン」には期待せざるを得ない…今、中止してるけど。
しかし東京の感染者数は未だに二桁な事考えると、許されたところで心情的に行き難いんですが。(汗)
行きたい、でも行けないジレンマ。
旅行会社の方で観光前に検査してくれるサービスでも付ければ良い。
で、検査に引っ掛かった人は、その場で予約取消にしちゃうとか。
さながらアメリカ横断ウルトラクイズで機内ペーパークイズに失格し、グアムに着いたと同時に日本へ強制送還するかの如く…だと客がマジギレするだろうから、搭乗・乗車の前日に検査するんではどうだろう?
で、検査に引っ掛かった人は、その場で予約取消――あんま変わらないか。(汗)
残念ながら暫く旅行の予定入れてないんで、今回は2019年7月7日に箱根出掛けた時の記録を写真と共に上げます。
実は去年上げそびれたものでして。(汗)
嗚呼、去年の今頃は平和だったなぁ~~。
宿泊先は箱根芦ノ湖畔に建つ「小田急山のホテル」。
戦前は三菱財閥4代目総帥岩﨑小彌太男爵の別荘地で、戦後の改修工事により高級リゾートホテルに生まれ変わった場所です。
自分にとっては常宿の1つで、これまで何度も宿泊している…毎度お世話になっております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c3/46d5ec5c15d91fdd31a928b18b58aeae.jpg)
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高級リゾートホテルと言っても、格安プランを利用すれば結構安く泊まれます。
直前予約限定朝食のみプランなら9,800円~で、初回お試しにはもってこい。(→https://asp.hotel-story.ne.jp/ver3d/ASPP0200.asp?hidSELECTCOD1=29510&hidSELECTCOD2=001&hidSELECTPLAN=81913&pac=P01&hidSELECTARRYMD=&hidSELECTHAKSU=1&rooms=1&selectptyp=&selectppsn=&hidk=&reffrom=&LB01=server9)
庭園のツツジとシャクナゲが満開になる4月下旬~5月中旬のベストシーズンを避ければ、朝夕食付でも2万円届くか届かないかの値段で泊まれます。
丁度梅雨の今頃が最も狙い目、ツツジやシャクナゲが終わった後も、庭には薔薇や紫陽花が咲き乱れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c0/0dc5adfbc8a5c1029f79947e7c9e2d34.jpg)
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広い庭を廻る為に設けられた散策路は、五月雨の季節を迎えると紫陽花で虹色に染まります。
到着した日は生憎の雨模様、しかし雨粒が紫陽花の花弁に付着し、かえって艶を増して感じられました。
周りの緑も水を含んで、より瑞々しい眺め。
庭園には約25種230株の紫陽花が植えられてるそうです。
一方の薔薇は、本館から離れて建つチャペルの正面に造られた西洋式庭園に、約30種200株植えられてるそうです。
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「秘密の花園」をイメージさせる小さなガーデン、中央に建つ白いガゼボからは蒼く波打つ芦ノ湖が観えます。
ホテルから庭園への出入口には、雨の日でも散策を楽しめる様に傘が用意してある。
サイズ大き目で柄もしっかりしており、強い雨風にも耐える仕様…とはいえ雨降ってると遠出する気にはなれず、1日目は庭の散策とホテル近くの箱根神社に参拝しただけで終わった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7a/a3ff8296291038eb4d416f10b48222f3.jpg)
↑写真は箱根神社本殿への階段途中に建つ「曾我神社」。
建久4年(1193年)、富士裾野で父の仇である工藤祐経を討った曽我兄弟を祀る神社だそう。
見事仇討ちを成し遂げた事から、江戸時代に武士の崇敬を集めたと云われてます。
江戸時代は「赤穂浪士」とか仇討ちもの好まれてたからな~。
夕食は本館1階のフランス料理レストラン「ヴェル・ボワ」で、夏のコース料理を頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/31/0076d1c535d96d5ed36130bf935c18e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ea/1315292931ecc59e12b8dec6a5aaeb17.jpg)
↑着席時のテーブルセッティング…紺地に金のツツジが描かれた美しい皿の上に、どんな豪華な料理が盛り付けられるか期待するでしょう?――しかし食事が始まる前に片付けてしまいます。
何時もそうで、どうやら見せ皿らしい。
フランス料理店では当たり前の流儀なのでしょうか?
今のところ山のホテルでしか体験してない為、判断がつきません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/fd/f12cada1c78133dcbd8c1fd5127c1bc5.jpg)
↑食前に選んだノン・アルコールワイン、シャンパーニュ・ロゼ、発泡タイプの飲み物が好きなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/85/d0de0ee7a606c5747b16424a66111140.jpg)
↑アミューズブーシュ(一口オードブル)の「鰻のエスカベッシュ」。
鰻の唐揚げに細切り炒め野菜を絡ませた料理で、魚の南蛮漬けの様な甘味と酸味を感じる料理でした。
「エスカベシュ」をネットで検索したら、地中海料理の調理法で、魚のマリネを指すらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/24/e4674f5a9a86aae00af31112e698f99b.jpg)
↑続いてオードブルの「オリジナル豚肉と野菜のゼリー寄せ、ソース・グリビッシュ」。
まるでステンドグラスの様に美しい色彩の料理!編み込み模様の入った硝子の大皿も涼やか。
「グリビッシュソース」とはマヨネーズ状の冷たい卵のソースだそう。
ゼリーと一緒に蕩ける素材が大変美味しかったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5f/bd3128caf265b282fc1527a0e8d8a3d2.jpg)
↑焼き立ての胡桃パンには、バターをたっぷり贅沢に添えて。
頼めばお代わり自由に頂けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ee/4882da65d21e8ff52a7ccc6f77ef6f62.jpg)
↑本日の特製ポタージュ、「じゃが芋の冷製スープ、コンソメスープのゼリーを浮き身に」。
一般的に「ヴィシソワーズ」の名で知られる、夏向けの冷たいスープです。
冷水を注いだグラスに赤い花弁を浮かべ、スープを注いだグラスを重ねるという演出がお洒落。
コンソメスープのゼリーの浮き身なんて初めて、滑らかな舌触りと若干の塩気が絶妙でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/29/e4f608ca20cffa3d41134a712f4a59e0.jpg)
↑メイン料理は魚か肉かで選ぶ。
魚料理が好きなので、「イサキのソテー、ズッキーニのソース」を選びました。
イサキのソテーの上に鏤められた芽キャベツ・ヤングコーン・小カブが可愛い。
ソテーには薄緑色のズッキーニソースと粒胡椒(グリーンペッパー)を絡めて頂きます。
グリーン・グリーンですね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b9/0d4931ffbd7b4e0cc2a7fb368f74368f.jpg)
↑デザートは右からクレームブリュレ、桃のシャーベット、フランボワーズのマカロン、キウイ、パイナップル、ルビーグレープフルーツ――パッションフルーツのソースで頂きます。
純白の皿の上、横一列に並べられた一口サイズのスイーツ達。
食べる際、酸っぱいのがお好みな方は右から、甘いのがお好みな方は左から頂くのが宜しいかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b8/f9d3420264b0bf6fc25c10427c4a2b82.jpg)
↑〆は紅茶か珈琲か…自分は毎回紅茶を選んでます。
紅茶には温めたミルクとホワイト&ブラウンのストーンシュガー付。
珈琲・紅茶の他、297円追加してホテルオリジナルブレンドのハーブティーも頼めます。
始めから終わりまで美味しくて大変満足したのですが、欲を言えば七夕に合わせての1品が欲しかったです。
いや、もしかしたらオードブルがそうだったとか…?
夕食後は温泉に入って、部屋に戻り、夜更かしする事無く寝ました。
2日目に【続】く。
追記…父の日で夏至の本日、部分日食を観ようと外に出たものの、曇ってて無理でした。
日曜の夕方という好条件に恵まれたってのに残念だ~。