瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

滑りこみホリデー1

2010年05月28日 23時38分11秒 | 旅の覚書
今年の3月、友人が「そろそろ那須に行こう」と言った。
私が飽きずにハウステンボスへ出掛けるのと同様、友人は那須が気に入っていて、飽きずに「行こう」と誘う。
具体的に挙げると、那須の食べ物が気に入ってるらしい。
もっと具体的に挙げると、南ヶ丘牧場のアイスクリームとか蜂蜜とか、みちのくの甘酒とか、チーズガーデンのチーズクッキーとか、その他諸々。
確かに那須は食べ物が美味い、何でも美味い。
きっと那須の住民は舌が肥えてるに違いない、そんな風に思う。

私も那須はハウステンボスの次に慣れてる地だし、好きだ。
付き合うのは構わないっつか、宜しい付き合おうじゃないかという、積極的な姿勢。
しかし3月というのは時期が悪過ぎる、普通の会社は〆の月じゃないか、行ける訳有るかぼけ。
と文句を言ったら、「俺のとこはむしろ3月が1番暇なんだ」と、威張って答えやがった。
おのれ地方公務員、息が合わない事甚だしい。

んな事言ったって3月は絶対無理、せめて4月、いや5月…な~んて延ばしてる内に、5月も無理っぽい気配が漂って来た。
いっその事6月にしようと提案したらば、「俺のとこはむしろ6月は忙しい!」と威張って首を横に振る。
おのれ地方公務員、以下略。
本当はスケジュール出た後休みを取るのは御法度なのだけど、仕方なく上司に「5月中旬頃休んで良いですか~?」と伺ったらば、あっさり「良いよ」とOKを貰えた。
幸いにも上司の機嫌が良い日だったらしい、奇跡の滑り込みセーフである。
そこからは急いでホテルに予約入れて、予定通り5/20~5/22に那須へ旅立つ事が出来たのです。

宿泊場所に選んだのは「ホテルエピナール那須」、多分那須最大のリゾートホテルと思われ。
去年の11月温泉入ろうと立ち寄って、規模のでかさに恐れ入ると共に興味を持ったのです。
此処数年、那須に行ったら南ヶ丘牧場泊ってた。
牧場に泊まるのは楽しい、何より御飯が美味しい、けれど毎回だと飽きる。
偶には別のとこに泊りたいと意見が一致して、このホテルに予約。

有難い事にこのホテル、サイトから直接予約が出来るのです。
しかもバラエティ溢れる宿泊プランを設けてる。
中でもホテル直行往復バスプランと言うのが有って、これが東京便平日大人2人泊豪華夕食バイキング付なら14,650円、連泊だと2日目2,000円引きっつう、お得なもの。
このホテルには何時も使ってるJR高速バス、那須塩原リゾートエクスプレスも停まるんだけど、宿泊するなら直で行けた方が楽だろうと考えましてな。
毎度の事ながら前置き長くなったけど、こっから先は初めて利用しての旅レポで御座います。



東京便バスの場合、出発地はJR東京駅(鍛冶橋駐車場)、JR池袋駅(東京芸術劇場前)になる。
ちなみに松戸・さいたま便、町田・横浜便も有。
不景気の折、積極的にお客様を迎えに行こうという姿勢は天晴れ。
5/20、小雨がそぼ降る朝、バスに乗り込んだら、平日だというのに、結構な人数が利用していた。
通常のバスより1回り小型、シートはポップいデザインだが、少々狭かった。
それと高速バスと違い、車内にトイレは在りませぬ。
トイレが近い人にとっては、ハラハラ気になっちゃうかもしれない。

運転手はホテルの従業員だから、愛想が頗る宜しかったです。
営業スマイルが徹底してましてな、しかも常連客が多いのか、運転手が挨拶する度に拍手が沸き起こるというフレンドリーな雰囲気。
途中、大矢SAで20分の休憩を挟み、ホテルには約2時間半で着きました。
高速バスだと塩原で高速降りて各停になるんすよ、けどこっちは黒磯まで高速使って、ホテルへ直行するから。
このホテルを基点に観光するなら、やはりホテルのバスプランを利用した方がスムーズだなと感じた。

那須に入った頃から雨も降り止み、瑞々しい新緑のトンネルを抜けてバスは走る。↑



↑抜けた先に建つ2棟のタワーが「ホテルエピナール那須」…この写真は2日目に撮った物ですが。(汗)
一見しての印象はリゾートマンション、ホテルだと知る前はマジでそうだと思ってたり。(御免なさい)

バスがホテル前に到着すると、スタッフが営業スマイルを湛えてお出迎え。
ちゃんとゴミ袋を用意して、車内で出たゴミを回収してくれるのには恐れ入った。
つか私らを降ろした後、バスは再びお客を迎えに行く為、汚されると困る事から来てるサービスらしいが。

それと効率良いなーと感心したのが、車内でアンケートと一緒に渡された、チェックイン時のサイン書。
車内で先に書かせといて、後はフロントへ持って行けば、客もフロントスタッフも時間をかけずに済むという。



↑玄関を通る客を出迎えてくれる、ホテルの花。
ホテルヨーロッパほどではないが、中々の大輪で御座いました。



↑花の後ろには広々としたロビー。



↑ロビーの外には白樺林。
毎夜21時半~22時10分、この白樺林をバックに、無料のコンサートが開かれる。
此処でハウステンボスファンなら、と或るホテルを思い出すだろう…負けるな、ホテルヨーロッパ!

此処で館内施設の紹介をさらっと。



↑玄関ホールの右側にはショッピングプラザ、那須のポピュラーな土産はほぼ揃ってるけれど、残念ながら南ヶ丘牧場の物は置いてない。
南ヶ丘牧場は人気が高いから、他所に卸さずともやって行ける自信が有るのだろう。



↑売店の奥に在るベーカリー&ティーラウンジ。
14時~16時位まで、ベーカリーではパンを20%引きに。
客が帰った後の売れ残りを上手く販売してると見た。(失礼)
ティーラウンジには最終日に寄りました、感想については後日。

メインタワーとアネックスタワー、双子の様に建つ高層ビルの内、私らが宿泊したのはアネックスタワー。



↑ロビー~アネックスタワーへの通路はギャラリー、那須の風景を描いた絵画がズラリと展示されてました。



↑通路片側の窓からはプールを見下ろせる構造。
広々泳げる25m温水プールの虜となった友人は、3日間ずっと遊びに行っとりました。



↑プールの反対側には温泉場らしい俗っぽさに溢れたゲームコーナー。
24時まで営業してたんで、風呂帰りに遊びに寄れた。
ルッパ~ンの声がリフレインで響いてて、帰った後も暫く耳から離れんかったです。



↑エレベーターホールを挟んで、更に奥には大浴場受付が在る。
日帰り湯も営業してるとこなんで、フロントとは別個に受け付けてる形。
ちなみに日帰り湯の場合は1,200円、土日祝は1,800円、キュービー号のパスを掲示すれば500円引き。
外来客も受け付ける事から、靴用・脱衣用と2種類、鍵付きロッカーを完備してる。
靴を脱いで上がるフロアにはソファが置いてあり、寛げるようなってるのがサービス良いなと感じた。
温泉の反対側にはプールの受付も有。
プールも外来客OKって事で。



↑チェックイン後、メインタワー最上階のバー、「ラ・ステラ」でお茶しました。
昼飯食べてなかったんで、此処で軽~く食事っつうか、デザート食べようぜって事になったのです。
「ラ・ステラ」は通常バーとして営業してるらしいんすが、期間限定(?)でアフタヌーンティーをやっておったのです。
店に入ったら客は私らだけ、がらんとして寂しかったけど、平日の昼間じゃこんなもんだろう。
13階からの眺望は晴れていればさぞや清々しかろうと思うが、残念ながらこの日の天気はどんより曇り空…尚更閑古鳥が鳴いてるのに納得。



↑何となく懐かしさを感じるテーブルセッティング。
特に蒼いグラス………ホテルデンハーグ。(涙)



↑2人揃ってアールグレイ・ティーを注文。
砂糖はブラウン&ホワイト、ミルクは人肌に温め、泡立ててありました。
と或るホテルのアンカーズラウンジを思い出しますねって、しつこいですかそうですか。(汗)



↑そしてこちらが私の注文したアフタヌーンティー。



↑上段の皿はスイーツ5種盛。
抹茶のマカロン、とちおとめ苺のモンブラン、那須の清水を使ったゼリー、苺のタルトレット、少し硬めのフィナンシェ。
モンブランの中身はバニラアイスになっていて、必然的に最初に食べる事になった。
どれも控え目の甘さで美味しかったんすが、特に気に入ったのは水ゼリー、口に入れた瞬間スッと溶けてく舌触りが心地好かったです。



↑下段にはクリームチーズと生ハム、スモークサーモンのクロワッサンサンド。
こちらもとても美味しかった、優雅な昼食をご馳走様でした。



↑友人が頼んだケーキセット、ケーキは…苺のフレジェだったか?
車内でパンを食べてたんで、アフタヌーンティーは諦めたらしい。
要するにショートケーキですが、友人曰く美味しかったそうな。
盛り付けがお洒落だったんで、写真を撮らせて貰った。
クッキーにベリー、花で飾ってあるのが絵になります。



コメント
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