瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

09年、クリスマスには歌を歌おう♪その5

2009年12月13日 19時34分21秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今年を表す漢字一文字は「新」に決まったんですってね。
「新」政権発足、「新」型インフルエンザの流行、高速道路料金割引等の新制度がスタート…歓迎されないニューフェイスも有ったけど、始動したばかりの制度や政権には期待したいわ。
来年の漢字に「旧」や「古」なんかが選ばれないよう、ミスター鳩山頑張って!

さぁて、今日は一体何の日かしら~?

12/13の今日は、聖ルチアの日。
ヨーロッパで信仰を集めるキリスト教の聖女、「シラクサのルチア」を讃える祭日なの。
特にスウェーデンで行われる聖ルチア祭は盛大で有名よ。
当日ルチア役に選ばれた乙女は、純白のドレスに身を包み、赤い帯を締めるの。
そして頭上には火を灯したキャンドル・リースを被り、火を灯したキャンドルを手に持って、聖ルチアを讃える歌を歌いながら街を行進するの。

想像したら八つ墓村みたいですって?
確かにちょっと頭が熱そうね。
けど聖ルチア役に選ばれるのはとても名誉な事なのよ。

公だけでなく、家庭でも聖ルチア祭は重要なイベント。
スウェーデンの家庭では聖ルチア役に長女が就いて、珈琲にルチア祭用のロールパン、ジンジャービスケットを載せたお盆を持ち、眠っている父親を起すのが当日朝の務めなんですって。

蝋燭の灯は聖ルチアのシンボル。
ヨーロッパで彼女は光の女神として、広く信仰を集めてる。
サンタァ~ルゥ~チィ~ア~~~♪
サンタァ~~~~~~~ルチィ~ア~~~~~♪
っていうカンツォーネを耳にした事が有るでしょう?
あれは正しく聖ルチアを讃える歌なのよ。

伝説ではローマ皇帝ディオクレティアヌスが治めた時代、シチリア島シラクサの貴族の家に生まれるも、敬虔なキリスト教徒として、貧しい人々に持っている財産全てを施し、304年に殉教したと云われているわ。
その汚れ無きイメージから、曲がる事無く暗闇に光を照らす聖女像が出来上がったんでしょうね。
そもそも「ルチア(Lucia)」とは、ラテン語で光を意味する「Lux」、または「Lucid」から派生した名前だと言われてるの。
「ルクス(lux)」は照度の単位として今でも使われてるわね。
存在からして聖ルチアは「光」なのよ。

旧暦の冬至の日に当たる12/13は、古い太陽が滅する日であり、同時に新しい太陽が生れる日だった。
それだからこそ光の聖女が誕生した日と考えられ、厳しい冬が続く北欧で信仰を集めたの。

飢えた人にはパンを!
暗闇に蝋燭の光を!

貧者に財産全てを施したと云われる彼女は、北欧でサンタクロースの様にプレゼントを贈る者として、今でも民間から人気が高いのよ。

それじゃあ此処で今年5曲目のクリスマスソング♪
アイザック・ワッツ作詞、ローウェル・メーソン作曲の、ポピュラーなクリスマスキャロル。
けれどこれを歌わなきゃ、クリスマス気分が盛上らないわ!
今年は英詩で紹介するから、英語でレッツ・シンギング!

歌を聴きながら、今日はこれでお終い。
それじゃあ皆、次回も楽しく歌いましょうね♪




                  【Joy To The World】




Joy to the world♪ The Lord is come♪
Let earth♪ Receive♪ Her King♪
Let every heart♪ Prepare Him room♪
And heaven and nature sing ♪
And heaven and nature sing♪
And heaven♪ And heaven♪ And nature sing♪


Joy to the world♪ The Savior reigns♪
Let men♪ Their songs♪ Employ♪
While fields and floods♪ Rocks, hills and plains♪
Repeat the sounding joy♪
Repeat the sounding joy♪
Repeat♪ Repeat♪ The sounding joy♪




…聖ルチアの祭日って事で、「サンタ・ルチア」を紹介しようかと思ったんだけど、あれは日本人の耳で聴いて、クリスマスソングっぽく感じられんだろうなぁと。(笑)
でも参考の意味で紹介させて頂く。(→こちら

今年を表す漢字一文字……………今年はすっかり忘れてた。(汗)
自分的には「変」か「改」か「革」かなぁって考えたんだけど(我ながら安易である)、「変」は去年選ばれてたんすよねぇ。
でも、もしも選ばれてなかったら「変」が選ばれてた気がするよ。

写真は今年のハウステンボスのクリスマスイベントの1つ、「クリスマス市」の門。
ルチア祭の日にはグレッグと呼ばれる、木の実とシナモンが入った、温かいワインを飲む習慣が有るそうな。
木の実は入ってないと思うけど、グリューワインと言う温かい飲物なら、この市で売っている。
イベントを観ている間、体を温めるのに御利用下さい。
コメント
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