瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

07年、ハウステンボスでのクリスマス(3倍速)その3

2008年04月17日 23時34分50秒 | ハウステンボス冬の旅行記
昨夜みーさんへのコメントに、「場内で夕陽を観るならアムステルダムの海側最上階(それも水門方向)か、ドムトールンに昇るしか無い」なんて答えましたが、地図見て考えるに、デンハーグ&ヨーロッパのフォレスト側最上階からも観られるかも知れず…。
だとしてもこの2軒のホテルからじゃ「遠き山に日は落ちて」的風情、それはそれで充分綺麗ではあるが、夕焼けに染まる港街込みで堪能出来るアムステルダムには負けるだろう。
一方ドムトールンから観た場合、バックグラウンドまで見えてしまうのが余計で、やはりアムステルダムの方が以下同文。

…場外ホテルからはどうなんだろう?

他に美しい夕陽を眺められる場所を御存知な方は、宜しければお知らせ下さいませ。
今度行った時にでも確かめたいと思いますので。

それは兎も角前回の続きです。



・部屋で、落ちる夕陽を見送った後、私はパラディへ自転車を借りに行きました。
・一方、病み上がりの母は、部屋で休む事に。
・熱は引いても咳は残っていたのでなぁ。
・(全て案内したみたいに言ったけど)『グラン・オデッセイ』や『アニメーションワールド』も、その為連れて行かなかったり。
・比較的長時間の観賞を強いられそうなものは、遠慮しといた方が良いだろうとね。
・Kiraraもどうかと思ったんすが…施設の紹介したら、母がどうしても行きたいとせがんだもんで。(笑)

・パラディに話を戻しましょう。
・マリンレジャー受付兼場内宿泊者専用レンタサイクル屋『パラディ』は、港街スパーケンブルグに在ります。
・場外宿泊者はブルーケレンに在るフィッツで3時間レンタル位しか出来ない所(勿論延長は可能…但し営業時間終了迄には返却せねばならない)、場内宿泊者なら3時間・終日(9~18時)・オーバーナイト(18~翌10時)の3コースより選べる。
・夜間や早朝にサイクリングが出来るのは場内宿泊者だけの特権。
・人影疎らな場内を自転車で廻るのは爽快ですよぉ。

・オーバーナイトコースは17時半から受付ると事前に聞いてたので、ホテルから海沿いの道をテクテク歩き借りに行ったのでした。
・黄昏るハーバーは何処か物悲しく情緒的だ。

・15分程も歩いた頃、店に到着…記事上の写真はパラディ店頭を撮った物。
・店の前には貸し自転車が数台並んでいます。
・フィッツ程数も種類も無いんで、借りたい人はお早目に。
・冬は防寒具や温かい飲物なんかも売ってます。(夏なら冷たい飲物)
・オーバーナイトは1人乗り2千円(他保証金千円必要ですが、返却時に返金されます)、支払った後に店員さんから軽く注意を受けて、ナイトサイクリングにいざ出発。
・ランランラ~ン♪ ランランラ~ン♪ ララララランランラ~ン♪ わ~か~く明るい女学生~♪
・あれ?…おかしい、途中でハイスクール奇面組になってしまった。
・冬とは言え、然程身を切る様な寒さも感じず、サイクリングには丁度良い気温でした。

・薄桃色から黄金色へ、黄金色から紺色へ、刹那で変る空のグラデーション。
・夕景に浸りつつ、港街を廻ります。



↑光の点ったデ・リーフデ号。



↑港にふわり落とされた夜の帳。

・ビネンスタッド迄戻って来た所で、中央広場から賑やかな音楽が聞えて来ました。
・どうやら丁度点灯式が終了した様で…。
・残念ながら、この年の点灯式は見逃してしまいました。
・でも正直、07年度の点灯式には、あまり興味そそられなかったっつか…。(汗)
・人の告白を観るのって、ぶっちゃけ恥かしいんすよ。(照)
・ショー自体は続けた方が良いと思うけど、前回みたくオレンジ広場のツリー点灯を前にした方が良い様な気がする…賛否両論分かれるだろうから。

・その代りっつうんでも無いが、ドムトールン下のシンゲル橋から、『カナルフェスティバル』を観ました。
・ビネン~ユトレヒト迄、光の運河を行進する、キラキラクルーザー。
・クルーザーがトンネルを潜り抜け現れる度に、ギャラリーから上る歓声。



↑優雅な音楽を響かせつつ、光り輝くクルーザーが連なり行進してく様は、中々に綺麗なものでした。

・もっともただ行進してくだけなので、以前有ったイベント『カナル・ファンタジア』を知ってる人間には、多少物足りなく感じるかも知れんですが。
・『カナル・ファンタジア』とは、クルーザーを高度な技術で操り、運河を舞台に踊るという離れ技イベント。
・船でダンスなんて、あまし例が無く思えただけに、復活が望まれますが…難しいだろうなぁ…。
ウロウロさんトコにビデオが置いてあるんで、興味の有る方は御覧になって下さいませ。

・ショー終了後、偶然にも母と出くわす。
・退屈だったもんで、点灯式から観ていたらしく…風邪引きのクセに。(苦笑)
・そのまま2人一緒に、ラオリーへ夕飯食べに向かいました。



↑ラオリーで食べた特製ラーメン。



↑ラオリーで食べた水餃子。



↑ラオリーで食べた焼豚炒飯。


……………………いやぁ…………何つうか…………


何時も同じ物食べて済みません。(苦笑)


・そんだけ気に入ってる証拠で…記事読む側から見たら面白味無いでしょが、どうかお許し戴きたい。(汗)
・ちなみに母もまるっきし同じメニューを頼みました。(笑)
・違うのはデザートだけ、母は杏仁豆腐を頼んだのですが、



↑私は蒸しパンを頼みました。

・ホカホカ温か、優しい甘さの蒸しパンでしたv
・レモンイエローのスポンジに、ぐりとぐらが焼いた卵ケーキを思い出したり…あれは実に美味しそうだった。

・以前も何処かで書いたが、この店、値段と味のバランスが絶妙なんすよ。
・それはファーストフード店になっても変らずで、此処より美味しい店は他に有っても、値段と味のバランスから来る満足度は随一じゃねーかとね。
・だからもし「そんなに高い値段でなく、入り易く、味の好い店を紹介して」と言われたら、私は此処を先ず紹介するでしょう。

・食べ終り、一息吐いた後、ホテルに戻りました。
・自分は自転車でしたが、母は徒歩だったので、それに合わせて自分もカラカラ自転車を引き摺りつつ帰る。
・その途中、広場から再び賑やかな音楽が聞えて来ました。
・見るとアレキサンダー広場でクリスマスショーをやっていた。
・ライトアップされたステージで、アダルティかつセクシーに踊る数組の男女。
・何処がクリスマスやねんとツッコミ入れたくなるも(笑)、実に艶やかで見事なダンスで御座いました。
・この年のクリスマスショーは前年の反省からか(笑)、普段のハウステンボスらしいショーに戻ってましたね~。
・昼は子供にも解る明るいクリスマスショー、夜は大人が楽しめるムーディーなショー。
・それで良いんじゃねーかと自分は思うのですよ。
・夜が深まる毎に冷えてく空気…広場に設置されたストーブが温くて心地好かった。
・真っ暗な夜を彩るステンドグラス天井、煌くクリスマスマーケット…07年クリスマスのアレキサンダー広場は、真に美しかったです。

・所でショーの写真は無いのかと問われる向きも御座いましょうが…毎度の事ながらカメラがタイムリーにもバッテリー切れ起しまして。
・そろそろ慣れて来ちゃったぞ、おい。(苦笑)

・結局ショーを最後まで見届け、ホテルへ戻る形に。
・部屋に戻って早速、私はカメラの電池を充電、母はお茶を淹れる。

・20:45~恒例の花火ショー、この夜は出港編でした。
・2人でお茶を啜って花火観賞、寒い冬は部屋で観るのが楽で良いわねと、寒がりの母は喜んでいた。

・花火が終った後、今度は2人でウォーターコートコンサートを聴きに行く事に。
・21:10~ホテル・ヨーロッパ内『アンカーズラウンジ』で開催されるプライベートコンサート。
・母はこのコンサートを非常に気に入っているのです。
・その為、旅立つ前から予約を入れ、席を取っておいたのだ。
・ラウンジは柔らかな照明に包まれ、各テーブルにはランプが灯されている。
・私らが案内された席は、丁度ステージの真ん前でした。
・ドリンクを注文し、ツマミに用意されてたキスチョコ&ナッツを齧って待つ。
・この日はピアニスト、ヴァイオリニスト、ソプラノ歌手の、計3人の女性がステージに立ちました。
・ソプラノ歌手の女性は、アヴェ・マリア等、最初に2曲歌って退場されてしまいましたが…。
・オペラ歌手並に巧かっただけに残念だ~。
・後2人の演奏者は、最後までステージを盛上げて下さった。
・コンサートは途中10分の休憩を挟んで約1時間。
・その休憩の間にホテルスタッフが記念写真のサービスに廻ったり。
・後半は客にリストを渡し、リクエストを募るのが通例。
・自分は『クリスマスおめでとう』をお願いし、演奏して貰った。
・詳しくは語れないけど(苦笑)…今年の6月迄に訪れる予定の有る方は、是非御予約の上楽しまれて欲しい。
・一般1,155円、場内ホテル宿泊者577円(ドリンク代別途)…有料ですが、絶対損には思わない内容ですんで。

・所でコンサートの間中、気になった事が…

・演奏者のバックに白いカーテンが飾られていたのですが、それが時間が経つと共に段々剥がれ落ちて来るんだ。(笑)
・気になったんでスタッフの方に教えたのですね。
・で、さり気無くスタッフの方が直す。
・なのにまたもや段々剥がれ落ちる…再び直すスタッフ…それでも剥がれ落ちるカーテン。(笑)
・結局最後は諦めたのか、剥がれたまんまでした。(笑…っちゃ悪いけど)
・察するに、止めてたピンがカーテンの重さに耐え切れんかったんだろうと。
・演奏者も気付いてた様なのですが、流石はプロで、最後まで平常心で演奏し続けました。
・まったく脱帽、ブラ棒だ。(偉いなぁ)
・コンサート終了後、拍手と共に送られる演奏者。
・会計はチェックアウト時に纏めてする事にし、サインだけ済まして席を立ちました。

・母と共に一旦はホテルへ戻るも、自分は充電し終えたカメラ持って、再びサイクリングに出掛けました。
・一方、母は風呂入って就寝。
・夜も更けると流石にコートを着ずには居られない程の寒さ。
・完全装備してから、自転車のライトを確認。
・安全の為、夜間走行時はライトを点灯致しましょう。
・準備OK、場内1周夜景巡りの旅に出掛けました。



↑パープルカラーが耽美で高貴なロイヤルイルミネーション。



↑色がどんどん変化してく、オレンジ広場のクリスマスツリー。(その後ろには光の塔)



↑形容し難い美しさの『光の宮殿』…入場時間を過ぎていた為、残念ながら後庭は観られなかった。(涙)



↑07年冬もコーイ・ノールは健在でした。
でも多分、前回の様なイルミネーションショーは無かったんではと…。
所でまったりさんの記事読むと、一晩中点灯させてるとしか思えないのだが…。(汗)



↑そのコーイ・ノールの在るパサージュを潜り抜けた先には、ラブオーラツリーが立っていました。
場内のツリーは自分が確認した限り、23時には消灯してましたね~。



↑ちなみに昼のラブオーラツリーはこんな風。



↑この時は諸事情により運休していた回転木馬。
この回転木馬も、ひょっとしたら一晩中点いてるんではと…。(消えたトコ見た事無いんで…)



↑そして個人的に場内でイルミネーションが最も美しいと思うアレキサンダー広場。

・07年冬は、あの『カロヨンドリーム』が復活。
・18:45~21:30迄15分毎に、カロヨンに合せて数分間、教会の窓の色を変えて行くショー。
・『カロヨンドリーム』や『コーイ・ノール』の映像も、上記で紹介したウロウロさんのブログに在りますよ。



↑こんな風に…



↑自分が見た頃は21:30を過ぎてたので音楽は流れませんでしたが、



↑それ以降も15分毎に色は変化させてたという。(笑)



↑真っ暗な冬の夜、緩やかに色を変えてく教会の窓は、何処と無く厳かに観えました。(周囲に誰も居らんかったし…)

・ホテルに戻った頃には0時近く(汗)、急いで風呂に入りました。
・明日の朝は、は~やいぞ~♪



【続】
コメント (2)
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