kotoba日記                     小久保圭介

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雨と書かれたカセットテープ

2008年10月05日 | 生活
先日買ったニンジンが、
大量にあるので、
ひじきの煮物と、
切り干し大根の煮物を作りました。

雨は午後遅くなってから降り始め、
夜にはすっかり本降りです。
今、外から雨の音が聞こえます。

映画「全然大丈夫」を今日は観ていたのですけど、
「雨」と書かれたカセットテープから、
雨の音が流れるシーンが二度あります。
これはいいな、こんなテープ欲しいな、
とマジで思いました。
雨だれの音は、映画の中から聞こえ、
それは静かでうっとりする音です。
現実の雨の音は、
道路の水たまりをタイヤがはねていく音や、
アスファルトやトタンといった、
硬質な物質に反射する硬い音のそれです。

今朝、新日曜美術館で、
世界の現代美術の祭典、
「横浜トリエンナーレ」をやっていて、
どれも凄く面白かったです。
司会の檀ふみが、
言葉の廊下を歩いたあと、
「こわかった」と負の印象を言っていたけれど、
言葉にあれだけ反応するのは、
檀ふみは、言葉の人じゃないだろうか、
と壇一雄の娘ということもあって、
思いました。

久しぶりに、舞踏家の勅使河原三郎をテレビで見て、
「あ、てっしーだ」と、我、ひとりごち。
宮沢賢治のことを思う時、
ある時期に、勅使河原三郎も、
賢治にアプローチしていたことがあって、
そのVTRが家のどこかにあるはずで、
近々観よう観よう、と思っていた矢先だったので、
繋がり、
を感じます。
霧を出す作品も良かったし、
ぬいぐるみが二匹、寝ている(お腹が本当に上下して呼吸している風)
作品が、僕は断然好きです。
勅使河原も良いけど、あのぬいぐるみのユーモアが心地良いのです。

外で、
風の音が鳴っています。
ああ、もう寝なくては。
借りてきた映画、
「ミヨリの森」は、
また今度。
いつも、
朝、
自転車で、
信号待ち、
時、
見る、
景、
以前、
市電が走っていた、
ところ、
は、
今、
蛍も見られるという、
緑、緑、緑の、時空。
それを見て、
信号待ちの、
時間をつぶす、
「ミヨリの森」
と胸で言い、
いつも、
言い、
実際の、
「ミヨリの森」という、
タイトルのDVDを、
ゲオでみつけた、
いや、
みかけた、
時、
手に取った。
タイトルだけが、
脳で記録されていて、
「ミヨリ」という響きが、
なんとも、
ミドリ、

に、
沿っている。



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