kotoba日記                     小久保圭介

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どんどん庵先生

2020年05月08日 | 生活
  



10円ひらう夢
こないだは100円
その前は10万円もらう夢

はて
金運でも上がるのかしらん

超短い
祝詞を唱える

キャベツを抱えた男
北へ向かった


川沿い道をゆく
狭い桜並木
今は葉桜

向こうから
自転車の女性
桜の木の脇に寄り
待つ
どうぞおさきに
ご挨拶

向こうから
自転車の男性
桜の木の脇に寄り
待つ
どうぞおさきに
桜の枝が垂れ
葉が頭にあたる
ご挨拶



後期高齢者の男性
左足をひきずり歩く
コンビニでコーヒー牛乳を買い
角を曲がって
帰っていった
空に青

南のずっと向こうにある神社
それ
緑緑緑

この道は
昔から
道だった
拡張もしただろうけれど
道のほとんどは以前から
道だった

きっとちょんまげの男たちが
台車をひいて通り
団子屋や
宿場があったに違いない

東海道は今でもある
それを三重の方で
歩いたことがある
普通の狭い国道
けれど
そこはメインの道で
弥次さん喜多さん
水戸黄門
木枯し紋威郎
座頭市も
子連れ狼も
乳母車で通ったに違いない

この道はどんな人が通ったのだろう
南の向こうは
遊郭だったから
色男も人売りも通ったに違いない

この道も今も昔も
変わることなく
人々が
行き交っていた

どんどん庵先生は
以前
中国に出向していた経験があり
話していて
冷静な意見が聞けるので
いろいろ訊ねる

コロナ以降の社会を
考え出したきっかけは
どんどん庵先生の
問題提起からだった

名古屋は野並あたり
以前海で
遠浅だった


どんどん庵先生は言う

熊んバチ
飛ぶ

高級食材はスーパーで売られ

後期高齢者の男性
道路を斜め横断して
牛丼を買った
そして帰っていった

空はグレイ
良き風



得た答は
黙る
ということ
何も言わず、だ

花に水をさす人登場

世の中は
好き嫌いで
できている

通る人の鼻が
空気穴に見えた

鼻は空気を吸い
匂いを探知する

口は食べ
呼吸し
話し
歌い
味覚を探知する
あくびもするし
キスもする
歯は重いものをくわえ
噛む

耳は聴覚を探知し
三半規管でバランスを感知して
わたしたちは立っていられる

「はて指紋は?」

どんどん庵先生に訊くと
「目は一人ずつ違う。光彩をアメリカでは写真に撮るよ」
と言う

なるほど
指紋は消えてしまうけど
光彩はオリジナルらしい

ハッと思ったのは
手相だ
どっちかが
生まれつきの運勢
つまり選んだ人生
どっちかの手が
常に変化し
後天的に選択してゆく
運命を修正可能にする目印
と考えると
もともとあった
免疫と
生まれてから得る
獲得免疫に似ているかも

手相は
オリジナルで
生まれいずる時
あらゆることをプログラムして生まれてきて
生きている間に
自発的多発的な要因によって
運命をどんどん変えてゆく
そんな目印かも

身体の不思議は
どこまでも
尽きず
アメリカ空軍は
UFOの写真を

公開している
ならって
日本も
UFOに遭遇した時の
マニュアルを作成したという

どんどん庵先生は言う
「確率でいったら、当たり前に生命体はいるよ」


考えていて
右左の手相の違いの意味がわかったので
「どんどん庵先生! わかった!」
すると
どんどん庵先生は
「確かに変わるもんなあ。どっちが変化するんだっけ?」
と疑問を呈し
われわれは
両手を合わせて
「どっちかが下になる方だったか上になる方だったか・・・」
われわれは
祈りの手組みをして
手相について
しばらく考えたけれど
そのうち
飽きた


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